一度離れてみて改めてわかった、ネイリストという仕事の素晴らしさ

大人向けの上品なデザインネイルに定評がある、六本木・銀座で人気のサロン「esperer(エスペレ)」。スタッフ同士が常に意見を交わす、チームワークの良さで売上を伸ばしている。そんなチームをまとめているのが、若くして店長に昇り詰めた齊藤さん。物腰の柔らかい彼女が、学生時代から秘めていた熱い思いとは?

若くして店長を務めるストイックさと
柔らかな雰囲気のギャップが魅力

齊藤葵 Aoi Saito

esperer ネイル 六本木 ネイリスト
6年目
山梨県出身

感謝のスペシャリスト

なぜネイリストを目指したの?

ネイルを施すことで多くの人に幸せな気分になってもらいたい

学生のころからずっと美容系の仕事に憧れていて、私自身、ネイルをしてもらうのがとても好きでした。指先が華やかになると、ワクワクして心も豊かになるんです。私も多くの人に幸せな気分になってもらいたいと思い、目指すようになりました。

現在のキャリアを築くまでのターニングポイントは?

一度離れてみて、改めてネイリストが素晴らしい職業だと再確認

実は一度、ネイリストの夢を諦めかけたことがありました。一度離れてみたことで、改めてネイリストという職業が素晴らしいものだと再確認し、向上心を持ってもう一度目指すことができました。今思えば、あれが私にとってのターニングポイントだったと思います。

espererで叶えたい夢は何ですか?

すべてのお客さまに心から喜んでいただくことが私の夢

ネイルを施したすべてのお客さまに心から喜んでいただくことが私の夢であり、常に目標としていることです。自分の爪がふと目に入った時、少しでも気分がよくなるようなネイルを毎回目指しています。施術が終わった後、笑顔で喜んでくださるお客さまを見ていると、こちらもとても嬉しく、ありがたい気持ちになります。

その夢を叶えるため、今いちばん心がけていることは?

慢心することなく、常にていねいな接客と施術に努めている

どんな時でも、ていねいな接客と施術で、癒しの時間を過ごしてもらえるよう努めています。そしていろいろなお客さまに喜んでいただくため、日々スキルアップの勉強は欠かせません。技術面だけでなく、接客業であることを意識し、会話も楽しんでいただけるよう、身近なニュースや一般常識を学ぶことも大切だと思っています。

学生時代にやっておいてよかったことは何ですか?

ネイルサロンでのアルバイトで現場のリアルを勉強できた

私の場合、学生のころからネイルサロンでアルバイトをしていたことが、大きな経験になったと思います。学校での座学ももちろん大事ですが、現場でしかつかめない雰囲気やお客さまとの距離感、入店から退店されるまでの流れをすべて把握して勉強できたことは、今でも大きな財産になっています。

頑張っている美容学生にエール!

学生の“今”しかできないことがたくさんあるので、それらを一つでも多く経験しておくことが、自分の未来を切り開く力になっていくと思います。私自身も学生時代、たくさんの苦労をしましたが、今、とてもいい経験として役立っているので、諦めずに日々頑張っていきましょう!