何を決断するにも「どう転ぶかは自分次第」と覚悟を決めて今のサロンに

“仙台から世界へ、常識のアップデート”をテーマに、型にはまらないスタイルを提案している「three(スリー)」。ディレクターとして活躍する内海さんは、都内の美容師・武田響さんとともにオンラインサロン「PARTY」を発足。初回の会員募集人数100名は即満員、追加募集100名もキャンセル待ちが出るほどの人気に。その高いデザイン性と技術力に加え、インスタフォロワー数2.6万人と驚異の発信力を合わせ持つ内海さんが今思うこととは?

圧倒的なブリーチワーク技術で 同業種も注目するインフルエンサー

内海陸 Riku Uchiumi

three ディレクター
13年目
宮城県出身

炎のチャレンジャー

なぜ美容師を目指したの?

自分も相手も満足させられることに大きな魅力と可能性を感じたから

服が大好きで、その延長でアパレルか美容師か、おしゃれな仕事に就きたいなというどこにでもいる少年でした。その中で美容師を選んだのは、(1)手に職をつけられる、(2)自己表現ができる、そして(3)その先に喜んでくれる誰かがいるというところに、仕事として大きな魅力と可能性を感じたからです。

threeに入社したきっかけは?

縁あってお声がけいただきthreeの立ち上がりから参加することに

もともとはフリーランスでサロンに立っていたのですが、縁があってお声がけいただき、threeの立ち上がりから参加させていただくことに。当時はコロナ禍真っ只中で、世の中が不安と焦燥感でどんよりと暗く、正直メリットだけではなかったのですが「どう転んでも自分次第だな」と覚悟を決め、確固たる自信と勢いで今に至ります

現在のキャリアを築くまでの秘訣は?

毎日コツコツとSNSにクオリティーの高いスタイルをアップしたこと

ブリーチカラーが得意で、毎日SNSにスタイルをアップしていくことで、お客さまの目に入る機会が増えていったんだと思います。SNSでの集客って(1)毎日コツコツ発信しているか、(2)圧倒的にクオリティーが高いか、が明暗を分けると思います。とくにクオリティーにおいては、お客さまとプロの両方の目線を意識することが大切。エリアも年齢も関係なく結果が出るものです。

オンラインサロンで発信する上で意識していることは?

再現性、具体的、簡略化の3つを軸に、すぐに生かせる内容を意識

カラースタイルがメインなので、(1)再現性が高いこと、(2)具体的であること、(3)簡略化できていること、の3つを軸にサロンワークで生かせる内容を意識して発信しています。自分のサロンワークと連動して、毎日その時の考えや意見、施術方法を試行錯誤して伝えることが、自分にとって大きな経験になっています。

今後の課題はありますか?

ゆくゆくは美容師の価値を根本的に引き上げたい

目先の目標は、技術を通じて感動を形にすること。その上で、美容師という職の価値を根本的に引き上げる意識を持ち、行動したいと思っています。関わってくれている仲間やスタッフに、より幸せになってもらえるよう、明るい未来を叶えてあげられるよう、自分が率先して動きます

頑張っている美容学生にエール!

僕は学生時代から、これだと決めた物事に対してこだわりが強すぎる性格でしたが、そのおかげで1つのことを突き詰め、他者との差別化を図り、結果として自信を持つことができました。

もしあなたが、東京にしかチャンスがないと思っているなら、本当にもったいない。今は発信できるツールが増えて、どんな人にも平等にチャンスが与えられています。毎日発信する習慣をつけてみると、自分の得意なジャンルがはっきりと見えてくるのでおすすめ。

美容業界は、早く結果を求める人より、本質的に物事を突き詰めて追求した人が残るところ。夢中になったもの勝ちです。自分も夢の道中。すこし先で皆様をお待ちしています。