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店販購入の中心は、オトナ女性

※女性15~69歳・1年以内のアイビューティーサロン利用者・実数回答(60代は、回答者数が30サンプル以下のため参考値)
出典:「美容センサス2023年上期<アイビューティーサロン編>」

アイビューティーサロンで1年以内の店販購入率は、女性全体で12.7%。30代、40代のオトナ女性の店販購入が多いのが特徴的です。オトナ女性はまつげに対する悩みが若年層よりも多くあるため、ケアやメンテをしっかりしたいというニーズが高いのかもしれません。

人気の店販商品は?

店販の購入額は前年から増加(2022年 9,323円→2023年 11,876円)しています。購入商品をみてみましょう。

※女性15~69歳・1年以内のアイビューティーサロンでの店販購入者・複数回答
出典:「美容センサス2023年上期<アイビューティーサロン編>」

1位は「まつげ美容液」。自宅でしっかりケアすることで、まつげパーマやまつげエクステンションのモチを良くすることもできます。店販購入の多いオトナ女性はもちろんのこと、若年層のお客さまにも「良い状態をキープいただく」ためにご案内したいですね。

2位と5位と7位には、コスメ(メイクアイテム、基礎化粧品)がランクイン!お客さまは、「まつげ・眉毛」だけではなく目の周り、お顔全体についてもプロの目利きによる商品への興味があるからでしょう。

EDITORIAL NOTE

コロナ禍のマスク着用によって重視されるようになった目元美容。コロナ禍で初回来店が増えた、というサロンさまも多いのかもしれません。

せっかく初回来店されたお客さまに、また継続いただけるように。

「顧客満足」がますますキーワードになってきます。

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。

    調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ◎寄稿・連載
    (2022年5月~2022年10月)「ビューティ・インサイト」(WWD)、以下連載中「数字で読む美容トレンド」(BEAUTOPIA)、「美容サロンの経営塾」(国際商業)、「美容トレンド最前線!」(ファッション販売)

    ◎共著
    『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)、『データで見るエステティックの今とこれから』(フレグランスジャーナル社)

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