客単価×来店回数で分析！年代別の売上を伸ばすポイントは？【後編】（リラク・ネイル・アイ）

上顧客ゾーン【40代】
40代が利用金額と年間利用回数がともに高い「上顧客ゾーン」です。働いている女性も多いため可処分所得が高く、加齢による体の悩みが気になる年代。上顧客の40代のお客さまには、「サロンに満足しリピートいただける」接客の磨きこみが大切ですね。

回数UPゾーン【30代】
30代のお客さまは、利用金額は高いものの、年間利用回数に伸ばしどころがありそう。継続してこまめに来店することが、体の改善につながることをお伝えしましょう。データなどエビデンスがあれば、説得力も高そうです。

単価UPゾーン【50代、60代】
50代、60代のお客さまは、年間利用回数が高いですが、利用金額に伸ばしどころがありそう。施術前や施術中は、意外と店内に目がいくものです。店内のチラシやPOPから、追加メニューや店販につながることもあります。キャッチや写真に力を入れてみるのもよいでしょう。

育成ゾーン【20代】
20代のお客さまは、利用金額も年間利用回数も他の年代に比べて低く「育成ゾーン」に。美容目的でサロンに通う方々も多く、骨盤矯正やドライヘッドスパも人気です。付加価値の高いメニューに対してクーポンでお得感をつけて、気軽に利用してもらうことも効果的でしょう。

上顧客ゾーン【40代】
ネイルサロンでも、40代が利用金額・年間利用回数がともに高い「上顧客」にゾーニングされますので、サロンをリピートいただくことに注力しましょう。（「MOT調査」も参考に、40代女性の「サロンのリピート」ポイントを活用ください）

回数UPゾーン【20代、30代】
20代、30代は利用金額は高いのですが、年間利用回数を伸ばせる余地が大きいです。この年代は「ジェルによる爪の傷み」を気にして施術を休まれる方も多いので、「ケアメニュー」の組み合わせや、「ノーサンディング」によって爪への負担を減らすメニューの提案などもよいかもしれません。

単価UPゾーン【50代】
50代は年間利用回数が高く、利用金額に伸びしろがありそうです。50代の女性も美容への好奇心が高く、可処分所得も高めな方が多いです。遊び心のあるデザインをおススメするなど、もうワンランクデザイン性の高いネイルをおススメしてはいかがでしょう？