2

他の仕事が二流だから、
医者としての顔が目立つだけ。

他の仕事が二流だから、医者としての顔が目立つだけ。

千葉

最新の美容整形を広めるにあたり、まずご自身が実験台として手術を受けて、安全性や効果を確認してきた、というのもすごいです。高須先生の尽力もあり、現在ではだいぶその分野に関する世間のイメージも変化していますよね。

高須

まぁ世の中の流れは「美容整形は恥ずかしくないんだ」と、なってきてはいますね。

だけどまだまだ悪いイメージはありますよ、特に医者の世界では。カジノ王やパチンコ王がいくら成功しても実業家として認められないみたいに、美容外科医も低く見られている。でも医者の中のカースト制度がどうであれ、最終的には患者に支持されて流行っているところが勝ち組なんだって僕は思います。

千葉

医師として活躍されるだけでも大変だと思いますが、いろいろなことに挑戦する姿に圧倒されます。そのパワーはどこから来るのかな…と。

高須

その時に「おもしろい」と思ったことをやるだけですよ。医者は高須家の稼業だからね。「大金持ちになろう」とか「故郷に錦を…」なんて志があってなったわけじゃない。医者の家の子は医師免許を持っているのが当たり前だと思ってました。車の運転免許と同じ、とりあえず取っておこうってだけ。

だから僕は医者だけど僧侶で宗教家でもあり、売れてないけど俳優だってやってるし、これまた売れてないけど本も書いてる(笑)。売れているのがたまたま美容整形ってだけで、いまも普通の交通事故の治療もしているし、自分を実験台にしてがん治療にトライする。たまたま他が二流だから医者としての顔が目立つだけで、一流の仕事が他にできていたら、医者はやってません。行き当たりばったりで、今がある。

2019年12月に出版された高須先生の最新刊『全身美容外科医 道なき先にカネはある』(講談社+α新書)

約60万人フォロワーを誇るTwitterのプロフィールでも、「医者」を最後に書いている

すべての連載記事一覧へ

連載記事カテゴリから探す