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第2章新サロン「QUQU」立ち上げへ

「カットはLECOで、カラーはQUQU。
そんな使い方をして欲しい。」

「QUQU」の内観コンセプトは、実験室(photo by:yohey kichiraku)

以前から交流があったとはいえ、一緒にサロンを立ち上げることになったきっかけは?

浦●内田さんとは「テンサイズ」とかで一緒に仕事する機会が多くあって、いい刺激を受けてきました。とはいえ一緒にサロンを、とは考えていませんでした。でも今年、私は美容師になってちょうど20年。前のサロン「FLOWERS」「otope」ではいろんな経験をさせてもらったけど、20年のこのタイミングに新しい挑戦をしたいと。内田さんにそんな話をしたことから、じゃあ一緒にやろうかってなりました。

内田●わざわざ浦さんを引き抜こうとは思ってなかったけど、僕と浦さんのタイミングが合ったんですよね。浦さんは20年目で新しいステージに立つというフェーズを迎えていて、うちも2店舗目を出したいタイミングだった。出店を考えていたけど店を任せられる人がいないなって思っていたところに、浦さんなら適役だと。

浦さんはどう感じていましたか?

浦●私は自分が経営者としてビジネスを立ち上げたいっていう考えはないので、ちょうどいいというか、「すごくいい場所を用意してもらえたな」って感覚です。「レコ」のブランドイメージやしていることは、私の方向性とも共通するし、刺激を受けたり尊敬する部分もある。だから同じ会社でやっていくことは、プラスになるなって。

オープンした「クク」は、「レコ」から徒歩30秒とのこと。あえて近所に?

内田●あえてですね。ドミナント的に渋谷に出店して、「渋谷と言えばレコグループのサロン」ってイメージになるようにしたいので。あとは店同士の交流がしやすいほうがいい。でも、こんな近くに、いい物件が見つかるとは思ってなかった(笑)。結果的には近くて大正解だなって感じてます。朝礼や練習会も一緒にしているし、サロン同士のスタッフも交流しやすい。

お客さまの層は、かぶりませんか?

内田●かぶることもあるでしょうね。でも「今日はこの人がいいな」って、気分によってスタイリストを変えてもらうことは僕らの手法としては正解。「カットはレコで、カラーはククにしよう」とかね。

スタッフさんはどのように集めたのですか?

内田●浦さんに付いてきた人たちですね。彼女が元いたサロンのオーナーが独立を応援してくれて、“「otope」のスタッフも付いて行っていいよ”と言ってくれたんです。

浦●スタイリストは私と、「otope」のオープニングから一緒にやってきたメンバーと、あとは間もなく新たにスタイリストになる子の3人。その他にアシスタントが3人です。

「クク」でのお2人の役割分担は?

内田●僕はアウトラインの部分ですね。内装とか運営のブランディングとか、あとは経営面。教育に関しては、浦さんを師事して入ってきた子たちなんで基本的には浦さん中心。といっても「レコ」と「クク」のスタッフ同士はやり取りしているので、両店の意識が統一されていくというか、混じり合ったものになると思います。

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