個人プレイではもう限界!動画で学ぶ!サロン経営「強いチームづくり 入門編」個人プレイではもう限界!動画で学ぶ!サロン経営「強いチームづくり 入門編」
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「バーバー」人気の理由

今「バーバー」が人気の理由

近頃増えている、従来の理容室とは違う新しいタイプの「バーバー」は、なぜ多くの男性ファンを生んでいるのでしょうか?
ターゲティングやコンセプト、強みなどについて探っていきます。

The Barba Tokyo(東京都千代田区)

月2000人集客する神田のアメリカンバーバー。
"男の隠れ家"を目指す哲学とは?

東京・神田に2軒の店を構える「The Barba Tokyo」。

2013年のオープン以来、確かな技術とアーリーアメリカンな世界観で、国内外に多くのファンを獲得する同店。

オーナーのTOMさんが目指すのは、男たちが集い、交流する”MANCAVE(男の隠れ家)”。

バーバーカルチャーのエッセンスに満ちた人気店の哲学を探ります。

アーリーアメリカンな空気感に満ちた、バーバーカルチャーの牽引役。

『○○っぽい』は嫌い。"本物"にこだわりたい。

店先に停められたハーレー、アンティークのサインポール、ウイスキーボトルに入ったシャンプー……。「The Barba Tokyo」の店内には、オールドアメリカンの空気感が満ちている。「50年代のちょっとヤレた(ちょっとくたびれているけれど、味がある)感じが好きなんですよね」と笑うのは、オーナーのTOMさん。実はこの空間、幼いころからアメリカンカルチャーに親しんできたTOMさん自身がデザインしたもの。壁の色やタイル、ミラー、家具まで徹底的に選んでいるという。「小物や家具は、アメリカから買い付けてきたアンティークが多いですね。『○○っぽい』ってのが嫌いなので、すべて“本物”にこだわっています」。

ここまで明確な世界観を打ち出すサロンは、そう多くはない。だからこそ、お客さまのセンスに響くのだろう。「The Barba Tokyo」には関東近県はもちろん日本各地、さらには海外からも人が訪れるという。

確かな技術とサービスで、多彩な客層にリーチ。

現在、月間2000人ほどのお客さまが訪れる「The Barba Tokyo」。お客さまの年齢層は幅広く、20代~70代。職業も外資系ビジネスマンやスポーツ選手、アパレル関係など、実に多彩だ。もちろんアメリカンカルチャー好きやバイク愛好家の顧客が多いが、銀座マツナガのトップスタイリストとして活躍していたTOMさんの腕を目当てに通う、政治家や会社役員も多数。「理容の技術には自信があるし、もちろん刈上げじゃない髪型もやります。スタッフにも、技術と礼儀はしっかり磨くように言っています。『若いのに髭生やしているんだから、仕事はきちんとしろよ』って」とTOMさん。エッジのきいた店のコンセプトを支えるのは、理容師としての確かな技術とサービスなのだ。

  • アメリカで買い付けてきたというアンティークのサインポールが輝く店内。サブウェイタイルや古材の梁が独特の世界観を作り出す

  • 理容の技術をストイックに追求。スタッフは、日曜日以外毎日練習し、腕を磨くという

  • 「本物にこだわりたい」という思いから、店内を彩る小物や家具には、味わいのあるアンティークが多数

  • 店内では、アパレルブランドとコラボレーションしたオリジナルTシャツなども販売する

バーバーは"MANCAVE(男の隠れ家)"。
だからこそ、コミュニケーションが大切。

男たちが集まり、くつろぐ場所。"MANCAVE(男の隠れ家)"であるために。

「自分が考えるバーバーの理想って、”MANCAVE(男の隠れ家)”なんですよ。男たちが集まって、モーターサイクルや音楽の話をする場所。そういう空間をつくりたいんです」。そう話すTOMさんの想いは、店内の至るところに見て取れる。常連客のサインが描かれた白塗りの壁や、大きなバーカウンター、あえてパーティションを置かないフロアレイアウト……。スタッフがお客さま同士のコミュニケーションをつなぐこともあるという。「コミュニケーションしたそうなお客さまに対しては、思ったことをどんどん言いますよ。『えっ?2カ月に一回しか髪切らないんですか?バーバーはリーズナブルなんだから、3週間から1カ月に一回行くのが基本。飲み会一回減らして髪をバシッと決めた方が、絶対仕事も女も寄ってきますよ!』って(笑)」。隠れ家で日々生まれる、男同士のコミュニケーション。それもバーバーの魅力なのだ。

 

SNSを通じて、バーバーの魅力を発信。

コミュニケーションという意味で、「The Barba Tokyo」が力を入れるものが他にもある。それが、InstagramやFacebookなどのSNSを通じた情報発信だ。神田に2店舗を構える「The Barba Tokyo」は、本店である「The Barba Tokyo」と2店目の「The Barba Tokyo B1」のSNS上に、積極的にスタイリング例や日々の出来事をアップする。「本店はちょっとポップな感じで、B1はクールなイメージ。テイストを少し変えながら、情報を発信しています。外国人のお客さまも毎月200人~300人ほど来ますが、SNS経由で知ってくれる方はすごく多いですね」。月200人ほどが新規顧客という「The Barba Tokyo」にとって、SNSは重要な存在。国内外のバーバーとのつながりも生まれ、バーバーカルチャーをテーマにしたイベントなども行っている。

  • スタッフや顧客との会話が生まれるように、とセット面にはあえてパーティションを設けていない。10日に1度通う常連も

  • MANCAVEならではの、男臭くて居心地の良い空間が多くのファンを魅了する

  • フロアに敷き詰められたタイルも、TOMさんのこだわりを感じさせるポイントだ

  • オリジナルのグリースも人気。「本当にお客さまに必要なものだけをおすすめするようにと、スタッフには言っています」とTOMさん

オーナーインタビュー

TOMさん。1982年生まれ。北海道出身。ご両親の影響で幼い頃からアメリカンカルチャーに親しむ。専門学校卒業後、「銀座マツナガ」に10年勤務し、店長などを経験。2013年に自らのスタイルを色濃く押し出した「The Barba Tokyo」をオープン。以来、国内バーバーカルチャーの牽引役のひとりとして活躍する。

Q.現在のバーバー人気をどう思いますか?

A.バーバーブームという言葉は好きじゃない。ブームで仕事してるわけじゃないから。

銀座マツナガを辞めて自分のスタイルの店を始めた時、正直「ダメだったらしょうがない」という気持ちもありました。ただ、いざやってみたらみんな意外に「いいね」と言ってくれた。自分は、バーバーカルチャーが好きだから、この店をやっています。だから、バーバーブームと言われるのは、正直好きじゃない。ブームで働いてるわけじゃないですからね。今、バーバー風の店が増えていますけど、5年後に残っているのが本当のバーバーだと思います。

Q.今後の目標や展望をお聞かせください。

A.2017には3店舗目を出す予定です。

2017年には飲食とコラボレーションした新たなバーバーの出店を計画しています。手前がレストランスペースで、奥にガラス張りのバーバーがあるようなスペースをイメージしています。バーバーの仕事を見ながら美味しいガーリックシュリンプを食べられて、バーバーのお客さんは「髪切ったら絶対にあれ食べよう!」と思えるような、面白い空間になると思いますよ。

Salon Data

The Barba Tokyo【ザ・バルバ・トウキョウ】

アクセス
JR神田駅より徒歩2分
創業年
2013年
設備
セット面5席(本店)、セット面5席(B1)
スタッフ数
11名
URL
http://thebarbatokyo.com/

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