- スタッフ育成・店長力UP
何か伝えたら「わかりました」と返事はするのに、スタッフが全然動いてくれない。これってスタッフのやる気がないせい?…もしかしたら、あなたの話し方に原因があるのかもしれません。一体どういう話し方をしたら、スタッフが動いてくれるのでしょうか?
今回の悩める店長・ナリタくん
ヘアサロンRの新人店長。本人なりに頑張っていろいろ伝えているのに、全然スタッフが動いてくれない…。
スタッフが動いてくれない原因は?
朝礼で「お客さまに口コミ投稿のお願いをして」って言ったのに、みんな全然声掛けしてない…。なんでうちのスタッフはいつも動いてくれないんだろう?ブツブツ…。
おやおや。ナリタくん、なんだか浮かない顔だね。
そりゃそうですよ。僕が頑張ってあれこれ伝えているのに、うちのスタッフたちはやる気がなくって…。
ふーむ。それはもしかしたら、スタッフが悪いのではなくて、ナリタくんの話し方が原因かもしれないよ。
えっ?僕の話し方!?
自分の話し方の、どこが悪いの?
まずは、自分の話し方の特徴を知ることから始めよう。ナリタくんの話し方は、この図でいうとどちらに近いかな?
僕は、身振り手振りは大きい方だから…エネルギッシュなタイプですね。やっぱりサロン経営をするには、パワフルでエネルギッシュな方がいいですよね?
いや、そうとも限らないよ。ただ、自分の話し方の特徴をわかっていないと、相手に与える印象をコントロールすることができないから、まずは自分の特徴を知ることが必要なんだよ。
下の画像のチェックシートを使って、ナリタくんの話し方をチェックしてよう。みんなも、誰かにチェックシートを渡してチェックしてもらってね。
(カリスマ先生、だれに向かって話してるんだろう…?)
ナリタくんは右寄りの項目が多いから、大事な場面では左側の項目を意識して、少し落ち着いたトーンで話すと効果的だよ。
そっか、自分ってこういう印象を与えてたんだな。よーし、次から意識してみます!
わかりやすい話し方って?
まずは、自分の話している様子を動画にとってチェックしてみよう!もしかして、文章の切れ目がなく、ダラダラと話してしまっていないかな?
え!僕ってこんな話し方してたんですか。「~っていうかさ、~っていうかさ…」ってダラダラ話していて、何を言いたいのかさっぱりわからない!
ハハハ。大丈夫、ちょっとしたコツを知るだけで、わかりやすい話し方に近づくことができるよ。
人の話は意外と記憶に残りにくい。「一言でいうと」という言葉を使うことで、聞き手は無意識のうちに「なにか大事なことをいうんだな」と感じて耳をかたむけてくれるんだ。
なるほど!いちばん伝えたいことを、「一言でいうと」の言葉と一緒に伝えればいいんですね。
なんていうか、めちゃくちゃ仕事ができる人の話し方って感じですね!でも、どうやって自分でやればいいのか、わかるようで…わからないような…。
じゃあ、この動画をチェックしてみたらどうかな?話し方の悪い例、良い例のBEFORE/AFTERも見られるから、わかりやすいよ。
相手を納得させる話し方
動画で見るとわかりやすいですね!コツを取り入れるだけで、全然違ってくるんだなぁ。
そうだね。ここからは、より深い「相手を納得させる話し方」について学んでいこう。
さらに上があるんですね!
そう言われてみると「口コミが大切な理由なんて、言わなくてもわかるだろう」と思って、背景までは伝えていなかったな。
背景や理由を知ることで、スタッフ全員が納得して取り組めるようになるんだ。
さらに相手の理解を深めるために、話すスピードや、キーワードを意識するワザもあるよ。
それも気になる!…でも、今教わったことをまずやってみたいです。
すばらしい!今日伝えたことや、さらなる上達のポイントはこの動画にまとめてあるから、いつでもチェックしてみてね。
はい!よーし、これで「スタッフに動いてもらう」話し方をマスターしていくぞ!