コロナ禍以降「初」となる、全員参加型の表彰式！

「Ash」ブランドで、直営・FCを含めヘアサロンを全国に約130店舗展開する「株式会社アッシュ」。2023年11月21日、社内表彰式「Ash PARTY 2023」を全員参加型で開催。その模様をレポート！

Ashグループ全店・約1,300名が、会場である「グランドニッコー東京 台場」に集結。最初の挨拶は「株式会社アッシュ」代表取締役社長/柴崎 興司さんより。『ここ数年は、コロナ禍もあってみなさんと集まる機会がありませんでした。今日は、スタッフのためのパーティーです！』と、声高らかに乾杯。

表彰は、さまざまな角度からあり実に多彩。「指名売上/デビュー3年以内・スタイリスト30歳未満」「店販売上/アシスタント・先輩部門、スタイリスト・レセプション30歳未満部門」「店舗総売上 前年比伸び率」「FC別 売上伸び率」「UDC19（ユナイテッドダンクスコンテスト）受賞者」「JHA（ジャパン・ヘアドレッシング・アワーズ）ノミネート作品発表」など…。受賞者が、次々に檀上へ！

特に印象的だったのは、“人”を大切にするアッシュならではのエピソードが聞けた「永年勤続表彰」だ。

■新杉田店/大滝 真也さん（勤続10年）『学生時代は成績が悪く、美容師になっても怒られる日々。そんなとき、異動先のオーナーにアドバイスをもらい、“やれることはやろう”と変われた。ガムシャラにがんばっていると、必ず見てくれているのがAsh。これから恩返ししていきたい』

■三鷹店/久蔵 智子さん（勤続20年）『私は、アシスタントで中途入社しました。入社当時、カットモデルになってくれた幼稚園生だったお客さまが、今度成人式を迎えます。そのヘアセットを任せてもらえることに。Ashで長く働けてよかった。美容師という仕事が大好きです！』

表彰式のほか、その場でスマホから投票する「おしゃれコンテスト」や、豪華景品が当たる「全員参加ゲーム」など、盛りだくさんのコンテンツ

日韓合同ガールズグループ「eite」のヘアメイクも！

そして、終盤には豪華ゲストが登場。この11月にデビューした日韓合同7人組グローバルガールズグループ「eite（エイト）」がパフォーマンスを披露すると、会場の盛り上がりは最高潮に！この日の「eite」のヘアメイクは、Ashから選ばれし20名のスタイリストが行った。

表彰式の最後は、「株式会社アッシュ」創業会長の吉原 直樹さんが、厳しくも愛のある言葉で締めくくった。

『Ashは、今のままだと生き残れません。もっともっと、20代・30代の若い人たちが活躍できる会社にならなければいけない。もちろん、その年代を支える40代・50代以上の人たちの力も必要です。70歳になっても誇りを持って仕事をできるのが、美容師。来年も、このような場がつくれるように、みんなで一生懸命がんばりましょう』

会長 吉原さんの想いとは？

表彰式が終わったあと、「株式会社アッシュ」創業会長である吉原さんに話をうかがった。

ー表彰式は、いかがでしたか？

コロナ禍になって、なかなか集まることができず…不安になることもありました。なので今日、こうやって直接会えて、みんなが会社のほうを見てくれていると感じることができて、よかった。

ー表彰自体はもちろんのこと、「eite」のみなさんにヘアメイクができる、というのもモチベーションが上がるのでは？舞台裏でのヘアメイクシーンが会場の大画面に流れていましたが、スタイリストのみなさん、とてもイキイキとしていました。

僕くらいの年齢になると、韓流などの流行にうといところもあるんだけど（笑）。みんなが喜んでくれたら、うれしいですね。

昨今のZ世代の価値観は多様です。ヘアメイクなど好きな分野に関わることができる、また、サロンワーク以外でもキャリアが広がる活動ができることなども重視していると、採用現場からよく聞きます。

先日、Ashは「eite」のスポンサーとして支援することを発表しました。スタッフも関連講習会に積極的に参加したり、情報発信に前向きになったりと、早速プラスの効果が出ています。

美容室というのは、若い人の価値観で、やるべき。そういう意味では、僕はいま67歳だから、デクレッシェンド（しだいに小さく）していかないといけない。あ、別に今すぐパッと消えるわけではないけど、やっぱり“いいデクレッシェンドの仕方”ってあると思うから。

ヘアメイクを希望する新卒世代は多いものの、美容室の現場では、なかなかその仕事がないのも事実…。そんななか、Ashではほかにも「ミス・インターナショナル日本代表選出大会」「JUNIOR TOKYO」「UNITED DANKS HAIR SHOW」など、ヘアメイクとして活躍できるステージを、数多く用意している。

老舗ブランドに頼らず、常に新しいものを取り入れて、進化を続ける。この表彰式にもそのスタンスが垣間見え、これがAshの強さだと感じた。

▼「Ash」HP
https://ash-hair.com/