2017/11/7[Tue]
@TOKYO
8回目となるBEAT LIVEは、東京のヘアサロン激戦区・表参道&原宿エリアで名を馳せる3サロンより豪華ゲストが集結!
組織経営や自己ブランディングの面でも注目を集めている次世代リーダー3名から、現在の美容業界に対する考えや、美容師として各自が大切にしていることなどをお話しいただきました。
ライバルでもあり、互いを認め合う仲間でもある素敵な関係性も垣間見えた今回のイベント。その一部をご紹介します。
ゲストスピーカー
-
-
vetica トップディレクター
内田聡一郎 Souichiro Uchida
-
東京・原宿のヘアサロン「VeLO」のオープニングスタッフとして入店し、店長兼ディレクターに。2009年に「VeLO」の姉妹店「vetica」のクリエイティブディレクターに就任。読者モデルやDJ活動も行うなど、多方面への才能を発揮している。
-
-
ALIVE 代表
西川礼一 Reiichi Nishikawa
-
多くのヘアサロンがしのぎを削る表参道、原宿において、独立から2年6カ月で2店舗をオープン。その経営手腕と、若手スタッフも戦力として活躍する「人が早く育つ教育」が注目を集める。WEB集客や短期育成に関するセミナー講師としても活躍。
-
-
AnZie 代表
坂狩トモタカ Tomotaka Sakagari
-
都内1店舗を経て東京・表参道にある「AnZie」の前身ヘアサロンである「newshotel」へ。店長・ディレクターを歴任し、2015年「AnZie」のリニューアルオープンと同時に代表に就任。一般誌、業界誌、全国セミナーなど活躍の場は幅広い。
プレゼンテーション
まずは3名それぞれから、各自の現在の取り組みやこれからの計画について語っていただくプレゼンテーションタイム。ヘアサロン激戦区で勝ち抜き、個性を発揮してきた秘訣であるおのおのの「流儀」について、貴重なお話を披露していただきました。
- ALIVE・西川さん
-
僕は変わっていると言われ続けて、そのために美容師になってからも怒られ続けてきました。
でも、変わっていることは強みでもある。
誰かに用意された答えをそのままやっても突き抜けられない。
今日一番伝えたいのは「自分の頭で考える」ってこと。
- AnZie・坂狩さん
-
僕は変わっていない美容師の代表(笑)。
いくらうまくても知られないと始まらないから、「発信」は大事。
だからがんばってがんばって、自分を打ち出す方法を考えてやってきました。
そして大切なのは、考えたことを継続すること。
- vetica・内田さん
-
来年(2018年)4月に独立して美容室「LECO」を立ち上げます!
この「LECO」を舞台に、「1・共犯者づくり」「2・スピードと継続」「3・サンプリング&エディット」という「内田的 次世代美容師3カ条」を実践していきます。
パネルディスカッション
SNSなどWEBを通じた発信、スタッフの教育、美容業界でオカシイと思う点などなど…。共通する部分もありつつ三者三様の思いのたけをぶつけ合ってトークは白熱!相手への嫉妬心!?もセキララに語られ、会場も大いに沸きました。
-
自分は発信が苦手なタイプなので、1日1回は必ず投稿する!と決めました。
質より量、発信も毎日大量にやったほうがいい。
ALIVE・西川さん
-
西川くんの投稿、毎日見てるよ。ALIVEは、畑が地ならしされている感じ。
組織の中の人間がどれだけ、同じものを、同じ目線で、同じ温度感、同じスピードでできるか。
いま時代は、個人ブランディングから組織ブランディングへ原点回帰しているんじゃないかな。vetica・内田さん
-
僕も西川さんには、いつも気づきをもらっている。
たとえば「美容業界の教育は何でもできる奴をつくってきた」と、マイナスの意味で言ってて。
僕は否定が嫌いだから、何でもできるようになった。だったら僕は、こういう風に生きていこうと。AnZie・坂狩さん
参加者からの声
-
違った考え⽅の3⼈のかけあいがおもしろかった!
(ヘアサロン/店⻑)
-
3人の成功ストーリーに刺激を受けた。
明日から、自問自答と行動を続けたい!(ヘアサロン/スタイリスト)
-
アシスタントの⽴場で聞いても
わかりやすいお話で、やる気になりました!(ヘアサロン/アシスタント)
-
ライブ感あふれる、ゲストのやりとり。
本音が聞けたのがよかった!(ヘアサロン/スタイリスト)
-
⼀流になる⼈のパワーをあらためて感じた。
⾃分も信念を持ってがんばります。(ヘアサロン/店長)
- “「SNSはやらない主義」なんて言う奴いるけど、お前のことなんて誰も知らないから。そんなのは、いらない個性。”(内田さん)
- “美容業界の「生産性を上げよう!」って、無理やり感ない?”(西川さん)
- “発信を習慣にすれば、東京も地方も場所は関係ない。努力すべき、いまから。”(坂狩さん)
当日はQ&Aコーナーも設けられ、「デザイン性の追求と集客努力のバランス」「スタッフのモチベーションの高め方」といった参加者からの質問が!ゲスト3名は親身に、そしてときに厳しく、回答してくれました。ここでは紹介しきれなかったトークの数々・・・必見です。