[今月のこの1本！]
サロン経営やスタッフ育成などで常に忙しい皆さんに、たまにはホッと一息ついていただきたい。
そんな思いでこの連載がスタート！
国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks（フィルマークス）」のリコメンド映画を、
テーマに合わせて隔週でお届けしていきます。ぜひお楽しみくださいね。
冬のあったかごはん映画
南極料理人
2009年 日本 出演：堺雅人 ほか
価格：3800円＋税 販売元：バンダイビジュアル
あらすじ
南極観測隊に料理人として参加した、西村淳原作のエッセイを映画化。日本に家族や恋人を残し、極寒の南極基地にやってきた8人の観測隊員たちの喜怒哀楽を、数々のおいしそうな料理とともに描いた癒し系ヒューマンドラマ。隊員たちの毎日の食事をつくる料理人・西村（堺雅人）を中心に、悪戦苦闘・創意工夫をしながら、次第に絆を深めていく。
ここが見どころ
おいしい料理とほのぼのとした世界観で、きもちをほっこりあたためてくれる、冬におすすめの一本です。日本から遠く14,000km離れた氷点下54℃の極地で、1年半もの間、同じ顔ぶれと共に生活し、仕事をしなければならない“究極の単身赴任”。隊員たちのフラストレーションも溜まってきます。そんな時、ストレスをほどき、隊員たちの心をつなぐのが「おいしいごはん」です。食事の時は、隊員みんなが揃って食卓を囲みます。この一息入れるおいしい時間が、チームにいい作用をもたらすんですね。ご飯から立ちのぼる湯気、おいしさでほころぶ隊員たちの顔…。食事シーンを観ていると、観ているこちらのきもちもふしぎとほぐれてきます。そして、まちがいなくお腹が空いてきます（笑） 出てくる料理がどれもおいしそうな、THEグルメ映画！ 個性的な8人の男たちもいい味出してます。忙しい毎日に、ホッとおいしいひとときをぜひ。
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「おいしいものを食べると、元気が出るでしょう」
劇中での西村（堺雅人）の一言。実にさまざまな料理が登場する中で、私が一番グッときたのは、ふっくらおにぎりとアツアツの豚汁のシンプルなメニュー。寒い外から駆け込んで帰ってきた隊員たちが、モリモリハフハフたべるシーンは元気と食欲をくれます。 -
手際が光る！つくるシーンもおいしい
たべるだけでなく、つくるシーンもおいしいのがこの映画の面白味。役作りのために10kg増量したという堺雅人。そのキャラクターはもちろん、包丁さばきや盛り付けの手際のよさはお見事。なかでもやっぱり日本食！ さりげない技に、ワクワクさせられます。 -
ラーメン映画ランキングNo.1！
実は本作、Filmarksの感想・レビューで「ラーメン」という単語が最も多く使われている映画なんです。隊長（きたろう）が、美しいオーロラの観測をほっぽり出して、一心不乱に醤油ラーメンをすする場面のなんと旨そうなこと！ 夜中に観るとキケンです（笑）。
Filmarksの斉藤さんが推薦
斉藤 聖さん
株式会社つみき ライター／プランナー
1984年生まれ。ヘアスタイルについては20年間無頓着。一転、社会人1年目、当時の上司の「ダサい」「アカ抜けろ」の一言で22歳にして金髪デビュー。それ以来10年以上、美容師が提案してくれるカット・カラーを試すのが毎度楽しみに。好きな映画は『バッファロー’66』『たんぽぽ』。現在、映画レビューサービス「Filmarks」の広報・PRを担当。
Filmarks（フィルマークス）とは
Filmarksは、4,000万件以上の映画の感想・レビューが集まる国内最大級の映画レビューサービス。映画レビューを簡単に投稿・閲覧できる機能をベースに「映画の鑑賞記録」や「観たい映画のメモ・備忘録」「映画の感想や情報をシェアして楽しむコミュニケーションツール」として、多くの映画ファンから人気を集める。アプリのダウンロードも無料。
