自分らしい働きかた映画
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
2014年 アメリカ 出演:ジョン・ファブロー ほか
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』発売中 Blu-ray ¥1,800(税抜) / DVD ¥1,280(税抜) 発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
あらすじ
L.A.の一流レストランの総料理長カールは、オーナーと意見がぶつかり辞職。バツイチ、子持ち、失職…、故郷のマイアミに戻ったカールは、そこで食べたサンドイッチの美味しさに感動し、移動販売を独立開業。息子や仲間とともにフードトラックに乗り、アメリカ横断の旅へ出る! 人生と料理をテーマにしたハートフルなロードムービー。
ここが見どころ
「いい仕事とは、こういうことさ」。そんなメッセージを感じる、爽やかな感動作。不本意に作らされた料理を酷評され、さらに、SNSで大炎上を起こしてレストランを辞職…。そんな逆境でも、悲壮感はゼロ! カールの「自分が本当につくりたい料理で、人に喜んでもらいたい」という意志は1ミリもブレることなく、軽やかに前へ前へと進みます。
本作の監督・脚本・主演をつとめるジョン・ファブローといえば、人気アメコミ映画『アイアンマン』を手掛ける超メジャー監督。その続編のオファー、10億円ともいわれるギャラを蹴ってまで作られたのが、実は本作。ギャラや知名度ではなく、「自分が本当につくりたいものをつくる」というファブロー自身の情熱が注ぎ込まれた一本でもあるのです。
陽気なラテンの音楽にのってトラックを走らせ、おいしいサンドイッチを焼きながら、カールは料理人としての自分の働き方、自分らしいお店のあり方を築いていきます。そしてラストは…!!
仕事を愛する全ての人へ、感動とリスペクトを贈る快作。自分らしく仕事するって素晴らしい!
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「自分の納得しないモノを、
客に出すことを絶対に許さない」焦げたサンドイッチを出そうとした息子へ、カールが言ったセリフ。やりながら教えて、教えた後は、横から口を出さずに最後まで息子を信じて見守る。そんなカールの指導方法も見どころ。料理への愛情、そして息子への愛情にあふれています。 -
旅とキッチンで育まれる、
父と子のあたたかい絆レストランで働いていた頃は、仕事一本で家庭や子どもをかえりみなかったカール。フードトラックの旅を通じて、すれちがい気味だった親子の絆をすこしずつ取り戻していきます。トラックの屋根の上でふたりが語り合うシーンは感動的。 -
観終わる頃には腹ペコ!飯テロ映画No.1
おいしそうな料理の連続にまちがいなくお腹が空きます! キューバサンドを鉄板でジューッと焼くシーンだけで、もうたまりません(笑)。カールが作る絶品パスタの美味しさに、思わずうっとりセクシーな吐息を漏らす女優S・ヨハンソンの名演もお見逃しなく!