vol.14
※紹介しているコロナ対策は取材時点のものです。状況によって、日々変わる可能性がありますのでご了承ください
30代~50代の白髪に悩む女性をメインターゲットとした、ヘアカラー専門店「fufu(株式会社Fast Beauty)」。全国88店舗展開とカラー専門店としては店舗数トップ、そして2020年9月に日本初となるリタッチカラー専門店「fufuR(フフアール)」を東京・吉祥寺にオープンしました。コロナ環境下における、お客さまの“時短ニーズ”に対応した「リタッチ30分」。それを可能にしたオペレーションとは?
※リタッチカラー専門店「fufuR」HP
https://fufucolor.com/fufur/
※ヘアカラー専門店「fufu」HP
https://fufucolor.com/
#0130分で、リタッチ・シャンプー・トリートメント!
従来のヘアカラー専門店「fufu」では、カラー・シャンプー・トリートメントが60分。これでも十分早いが、リタッチカラー専門店「fufuR」では、リタッチ(根元染め)・シャンプー・トリートメントで30分と、半分の時間に!
なぜ、時間短縮が可能なのか?まず、予約はスマホの専用アプリまたは自社サイトから。予約時に希望の色を選択できるので、来店してからのカウンセリング時間がグッと短くなる。また支払いも予約時にネット決済を行うため、店舗で会計をする必要がない。さらにカラー剤は短い時間でもしっかりと染まり、かつダメージが少ない特別なものを使用。こうした積み重ねで、「リタッチ30分」が可能になった。
#02隣接するヘアサロン「NORA」との相互集客。
以前から親交がある「fufu」代表の高橋 賢さんと、東京・表参道「NORA」代表 広江 一也さん。過去にも、いくつかのプロジェクトを共に行ってきた。そして今回、吉祥寺に「fufuR」&「NORA」はビル内の同フロアに、9月24日、揃ってオープンを迎えた。
「うちにきているお客さんが、“前髪だけカットしたい”とか、“カットでいいところはある?”と聞かれたら、すぐ隣のNORAを紹介できます。逆もまたある。お互いに送客ができて、お客さまも満足し、リターンしてくれていますね。」と、fufu 高橋さん。
一方、NORA広江さんは「よく同業の方に、“お客さまの奪い合いにならないか?”と聞かれるのですが、まったくない。むしろ相乗効果になっています。NORAはトレンド、fufuRはデイリー=お悩みやメンテナンスに対応、という住み分けができているので。こういったコラボが、今後美容業界で広まっていくといいですね。」と語る。
#03月に何度でも通える「定額制」をスタート!
現在、1回あたりの料金は「リタッチ(根元染め)+炭酸水ケア&シャンプー・オリジナルトリートメント」で2,700円(税別)。くわえて11月下旬から、いま話題のサブスクリプションモデル=定額制も開始!月に3,600円(税別)で、何度でも通うことが可能。
定額制が生まれた背景には、「fufu」を利用しているお客さまに行った自社アンケートの声があったという。“理想のヘアカラー周期は2週間以内”と答えた人が35%いたのに対して、“実際に2週間以内の周期でヘアカラーを行っている”人は5%未満。そういったお客さまのニーズに応え、もっと気軽に来店してもらおうと定額制を取り入れた。「fufuR」の特徴である、“リタッチのみのワンメニュー”というシンプルさも、定額制との相性がいい。
代表の高橋さんいわく「以前からリタッチ専門店・定額制の店舗は検討していたが、そこにたまたまコロナが重なり、お客さまの“時短ニーズ”と合致した。でも、早いだけ・安かろう悪かろう、というのは論外。多店舗展開ならではの大量仕入れ・システムなどコストカットの工夫でリーズナブルさは保ちつつ、プロならではの技術、値段以上の傷みにくい薬剤・自社開発のシャンプー・トリートメントの使用など、今後もより高いクオリティを目指していきたい。」という。
- 30分で、リタッチ・シャンプー・トリートメント!
- 隣接するヘアサロン「NORA」との相互集客。
- 月に何度でも通える「定額制」をスタート!