「バーバー」人気の理由
今「バーバー」が人気の理由
近頃増えている、従来の理容室とは違う新しいタイプの「バーバー」は、なぜ多くの男性ファンを生んでいるのでしょうか?
ターゲティングやコンセプト、強みなどについて探っていきます。

MR.BROTHERS CUT CLUB中崎町店(大阪府大阪市)
人気のバーバーが、レコードバーとコラボ!
"スピークイージー"スタイルにすることで、異色のコラボが実現。
コラボしたレコードバーのオーナーとは、以前からの知り合い。
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「腹違いの兄弟」という意味のロゴ。異なるコンセプトの2店だが、不思議としっくりくる組み合わせだ
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妖しげなネオンピンクの照明に照らされたレコードバー
初の"ネオン"にこだわった店づくり。
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ビルのネオンとバーバーのネオンが相まって、強力なインパクトを放っている
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エントランスだけでなく、店内のあちらこちらにもネオンが光っている
異なる魅力を持つ店同士だからこそ、より幅広い層の集客につながる。
30代から40代の、オトナ男性がターゲット。
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こだわりの小物やインテリアに囲まれた、まさに男性がリラックスするための空間
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店の歴史を物語る写真と共に飾られているのが、通称"ウメモトパイセン"という鹿のはく製
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24金が使われた繊細なグラスアート。友人でもあるグラスアート職人に作ってもらった作品だ
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初めて出したアパレル商品たち。ロゴ入りのパーカーはすでに完売したという人気ぶり
ヘアカット、音楽、ドリンクが一度に楽しめる
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店の奥にある"秘密の扉"を開けると、レコードバーにつながっている
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レコードを回すバースタッフ。異なるレコードに移る際の"つなぎ"テクニックが楽しめるのも魅力
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外観から覗くことができるレコードバーの照明に、好奇心があおられる
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本格的なカクテルやウィスキーなどのドリンクを飲みながら、ゆっくりとくつろぐことができる
コロナウイルス感染症拡大の影響は?
バーバーという特性ゆえか、影響は少なかった
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一見近寄りがたいが、話してみるとフレンドリーで優しいバーバースタッフの皆さん
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クリッパー(バリカン)で”0ミリ”のアタッチメントを使うことも多い
代表インタビュー

西森友弥さん。1988年生まれ。18歳で上京し専門学校卒業後、都内の美容室へ。2015年に独立し、原宿に「MR.BROTHERS CUT CLUB」を開店。その後、中目黒、南堀江、原宿(2号店)、中崎町に店舗を展開。
Q.今後、さらなる店舗展開の予定はありますか?
A.今回のような店舗を色んな街に作ってみたいです。
具体的に予定が決まっているわけではありません。ただ、今回やったような”ブラッディ・アングル”とコラボした店舗には、まだまだニーズや可能性があると感じています。なので、全国の色んな街で作ってみたいですね。新たなスタッフの確保については、あまり心配していません。今までもそうでしたが、前もって募集をしてさえおけば、人は集まってくれるので。
Q.今後の目標や夢はありますか?
A.メンズカットのアカデミーは夢のひとつ。
以前もお話したことですが、メンズカットのアカデミーをつくることは夢のひとつです。まだ叶えられていないので、引き続き目指していきたいと考えています。「何となくそれっぽいヘアスタイルをつくる」のではなく、明確なマニュアルがあることで、バーバー業界の技術の基礎をつくりあげていきたいですね。
Salon Data
MR.BROTHERS CUT CLUB 中崎町店
- アクセス
- 谷町線中崎町駅から徒歩2分
- 創業年
- 2020年
- 店舗数
- 5店舗
- 設備
- セット面5席 ※中崎町店
- スタッフ数
- 4名 ※中崎町店