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「バーバー」人気の理由

今「バーバー」が人気の理由

近頃増えている、従来の理容室とは違う新しいタイプの「バーバー」は、なぜ多くの男性ファンを生んでいるのでしょうか?
ターゲティングやコンセプト、強みなどについて探っていきます。

MR.BROTHERS CUT CLUB中崎町店(大阪府大阪市)

人気のバーバーが、レコードバーとコラボ!

レトロなカフェや雑貨屋が集まる、大阪・中崎町。そこにあの"MR.BROTHERS CUT CLUB"が5店舗目をオープンした。バーバーの奥に設置された"秘密の扉"を開けると、まるで異空間のようなムードが漂うレコードバーが現れる。バーバーとレコードバーが異色のタッグを組んだ背景とは?男性客の心を惹きつけてやまない理由とは?代表の西森友弥さんにお話を伺いました。

"スピークイージー"スタイルにすることで、異色のコラボが実現。

コラボしたレコードバーのオーナーとは、以前からの知り合い。

今回タッグを組んだのは、東京・渋谷にあるレコードバー"ブラッディ・アングル"。オーナーとは友人からの紹介で知り合い、今では週に1度のペースでバーバーにヘアカットに来るという。「ずっと一緒に何かやりたいと思っていましたが、うちの店とはテイストが違いすぎていてなかなか難しかった。"スピークイージー(アメリカ禁酒法時代の、隠し酒場)"スタイルなら実現できると思って、今回こういった形の新店をオープンさせることになりました」と、代表の西森さん。異なる魅力の店同士が、ついにコラボを実現させた。
  • 「腹違いの兄弟」という意味のロゴ。異なるコンセプトの2店だが、不思議としっくりくる組み合わせだ

  • 妖しげなネオンピンクの照明に照らされたレコードバー

初の"ネオン"にこだわった店づくり。

新店を開く場所に選んだのは、有名な"サウナビル"の1階だった。「ネオンの感じが格好良くて、"ブラッディ・アングル"の世界観とも合うなと感じて選びました」と西森さんは語る。今回は"光"にこだわったのも特徴のひとつだ。「中崎町店は、"MR.BROTHERS CUT CLUB"でも初めてネオンを取り入れた店舗です。知り合いのデザイナーたちに頼んで、うちの世界観と"ブラッディ・アングル"の世界観をうまく両立できるよう、デザインしてもらいました」と西森さん。そのねらい通り、"MR.BROTHERS CUT CLUB"らしさを残しつつも、新たな魅力を感じさせる仕上がりとなった。
  • ビルのネオンとバーバーのネオンが相まって、強力なインパクトを放っている

  • エントランスだけでなく、店内のあちらこちらにもネオンが光っている

異なる魅力を持つ店同士だからこそ、より幅広い層の集客につながる。

30代から40代の、オトナ男性がターゲット。

エントランスを入ると、"MR.BROTHERS CUT CLUB"のバーバースペースが広がる。無骨だが随所にこだわりが宿り、まさに"男たちの社交場"にふさわしい空間だ。大阪では南堀江にも店舗を構えているが、そのターゲット層には大きな違いがあるという。「南堀江は10代後半から20代の、ストリートファッションが好きな若い世代向けですが、こちらは30代から40代のオトナ男性がターゲット」と西森さんは語る。また、レコードバーの利用をきっかけにバーバーの存在を知るお客さまや、その逆も多いそうだ。「レコードバーの方は女性の方も多いですね。もともと"ブラッディ・アングル"のファンで、うちに通ってくださる方もいます」(西森さん)。相互集客が実現できているのも、強みのひとつと言えそうだ。
  • こだわりの小物やインテリアに囲まれた、まさに男性がリラックスするための空間

  • 店の歴史を物語る写真と共に飾られているのが、通称"ウメモトパイセン"という鹿のはく製

  • 24金が使われた繊細なグラスアート。友人でもあるグラスアート職人に作ってもらった作品だ

  • 初めて出したアパレル商品たち。ロゴ入りのパーカーはすでに完売したという人気ぶり

ヘアカット、音楽、ドリンクが一度に楽しめる

バーバーの奥に設置された"秘密の扉"を抜けると、そこはまるで異空間。ネオンピンクの妖しげな光に染まったレコードバーのスペースだ。グラフィックデザイナー兼アートディレクターのYOSHIROTTEN氏がデザインした、渋谷の"ブラッディ・アングル"そのものの店内には、HIPHOPをはじめ、さまざまなジャンルのレアなヴィンテージ・レコードの音が流れている。「時々昭和歌謡なども流れますが、それが妙に格好良いんです」と西森さん。スピーカーはバーバーと共通になっており、ヘアカットしながら音楽を楽しめるのもここならではの魅力。もちろん、バーバーだけ、もしくはレコードバーだけの利用も可能だ。
  • 店の奥にある"秘密の扉"を開けると、レコードバーにつながっている

  • レコードを回すバースタッフ。異なるレコードに移る際の"つなぎ"テクニックが楽しめるのも魅力

  • 外観から覗くことができるレコードバーの照明に、好奇心があおられる

  • 本格的なカクテルやウィスキーなどのドリンクを飲みながら、ゆっくりとくつろぐことができる

コロナウイルス感染症拡大の影響は?

バーバーという特性ゆえか、影響は少なかった

オープンは2020年12月20日。コロナウイルスの感染拡大が止まらない中での新店オープンとなったが、不安はなかったのだろうか。「うちはコロナの影響をそこまで受けていないんです」と西森さん。お客さまは短く刈りあげたヘアスタイルの方が多く、平均来店周期は2~3週間。中には週に一度から10日に一度のペースでカットしに来る方も。「女性の方だと1~2カ月ヘアカットをしなくても、結んだりしながら我慢することはできますが、男性だとそうもいかない。ショートスタイルの男性客が多い強みですね」(西森さん)コロナ禍でストレスが溜まりやすい中で、お客さまにとってのリフレッシュのきっかけにもなっていたようだ。
  • 一見近寄りがたいが、話してみるとフレンドリーで優しいバーバースタッフの皆さん

  • クリッパー(バリカン)で”0ミリ”のアタッチメントを使うことも多い

代表インタビュー

西森友弥さん。1988年生まれ。18歳で上京し専門学校卒業後、都内の美容室へ。2015年に独立し、原宿に「MR.BROTHERS CUT CLUB」を開店。その後、中目黒、南堀江、原宿(2号店)、中崎町に店舗を展開。

Q.今後、さらなる店舗展開の予定はありますか?

A.今回のような店舗を色んな街に作ってみたいです。

具体的に予定が決まっているわけではありません。ただ、今回やったような”ブラッディ・アングル”とコラボした店舗には、まだまだニーズや可能性があると感じています。なので、全国の色んな街で作ってみたいですね。新たなスタッフの確保については、あまり心配していません。今までもそうでしたが、前もって募集をしてさえおけば、人は集まってくれるので。

Q.今後の目標や夢はありますか?

A.メンズカットのアカデミーは夢のひとつ。

以前もお話したことですが、メンズカットのアカデミーをつくることは夢のひとつです。まだ叶えられていないので、引き続き目指していきたいと考えています。「何となくそれっぽいヘアスタイルをつくる」のではなく、明確なマニュアルがあることで、バーバー業界の技術の基礎をつくりあげていきたいですね。

Salon Data

MR.BROTHERS CUT CLUB 中崎町店

アクセス
谷町線中崎町駅から徒歩2分
創業年
2020年
店舗数
5店舗
設備
セット面5席 ※中崎町店
スタッフ数
4名 ※中崎町店

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