アタマファクトリー/緊急事態宣言下の休業期間中に新メニュ「うつ伏せヘッドスパ」を開発・研修!

「アタマから日本を元気に!」がコンセプト。さまざまなストレスや脳疲労を抱える現代人。日本を支える働き盛りの世代に「ヘッドスパ」を通じて疲労回復のお手伝いをすることで元気になってほしい、という想いから2014年に新橋銀座店を開業し、現在3店舗を展開。
「自律神経を整える」ことにこだわり磨かれた独自の技術に定評があるサロンです。

小柴知夏さん

大手エステサロン・美容クリニック併設エステサロンを経て、自身のエステサロン「サンクチュアリ」を開業。その後、自律神経の改善にはヘッドマッサージが有効と考え、日本全国、海外まで足を延ばし、ヘッドマッサージ・整体を習得。現在は「サンクチュアリ」も運営しながら、株式会社ピースライフファクトリーでもゼネラルマネージャーとして技術教育を中心に店舗運営に携わっている。


気持ちいいだけじゃない!結果にこだわり生まれた「ボディケアと組み合わせる」独自の技術

ー近年「ヘッドスパ」サロンが増えてきた印象ですが、他店と違うポイントを教えてください。

「癒やしの時間を提供する」というのも大前提としてあるんですが、それだけでなく「脳疲労を軽減する」「自律神経を整える」ことにこだわった施術を提供しています。
頭皮は、筋肉が薄いということと、それ以上に神経が無数に巡っているので、非常に難しい技術を要します。力強く頭皮に圧を入れすぎてしまうとお客さまの体調を悪化させてしまうことすらあるんです。当店では、頭蓋骨の上にある老廃物と硬直した筋肉を指先にひっかけてキャッチしたまま、体重移動でスライドしていく(ストレッチをかけていく)という独自の技術で、強い圧をかけずとも頭皮をほぐすことが可能となっています。
また、ほぐす部位が頭だけでは最大限効果が出せないと考え、「整体」の技術も取り入れ、上半身のボディケア+ヘッドという独自の手法を行っています。

―頭だけではないのですね!

はい。首の付け根をどれだけほぐせるのかによって、効果が全く変わってきます。
そのため、通常の施術は、まずはうつ伏せで首の付け根~背中までをほぐした後、仰向けになっていただき頭をほぐしていく、という流れになります。
これは、フェイシャルでも同じことが言えるので、高級エステサロンなどではよく取り入れられています。

―「睡眠」や「気持ちよさ」をメインに打ち出すヘッドスパサロンが多い気がしますが…

もちろん「睡眠」も大事です。脳疲労が回復する方法の一つに「良質な睡眠」があります。脳は疲れてくると「疲労を回復する」指令を出さなくなってしまうんです。そうなると、「寝ても疲れが取れない」「仕事の夢を見る」といった状態に陥ってしまいます。
当店の施術では「副交感神経に切り替えるツボ」の刺激により、深いノンレム睡眠状態にし、しっかり良質な睡眠をとっていただき、体をリセットさせる=自律神経を整えるという施術になっています。

本来ノンレム睡眠は90分ごと、と言われていますので、オススメしているのは90分、お時間がない方でも60分というコース体系にして、あえてショートコースは作らないようにしています。

―頭をほぐすことで全身の疲れに効果が期待できるのですね。

はい。やはり指令を出すのは「脳」ですからね。疲れだけでなく、自律神経の乱れ・頭痛・眼精疲労・首肩コリ・不眠の改善や小顔・リフトアップにも効果的です!

また、季節によっても疲れやすい箇所が変わったり、天気などによっても自律神経の乱れが起きたりもするんです。
そのため、当店では定期的にそういった勉強会を設け、お客さまの体調に合わせた施術が提供できるよう、季節ごとに多いお悩み解消コースといったメニューなども作成しています。

コロナを受け、休業期間中に開発した「うつ伏せヘッドスパ」

―休業期間中ということは、本当に早い段階でメニュー開発を開始されたんですね?

はい。4月に入ってすぐの頃でしたので、本当にまだコロナがどんなものかもわからないような状態でした。ただ、やはりヘッドスパは「お客さまと施術者の距離が近い」ことで、ご不安な思いをされる方もいらっしゃると思い、何かできないかと不安の中、考えていました。
もともと、先ほどお話しした通りうつ伏せの状態での首~背中のケアを行っており、整体ベッドを使用していたため、「うつ伏せ」という方法を思いついたんです。

―まさに発想の大転換ですね。通常ヘッドスパ専門店はリクライニングチェアを使用しているところも多いですが…

この整体ベッドもこだわりの一つで、「眠ってもらう」だけでなく「良質な睡眠」のためには重要だと考えています。
そのこだわりがあったからこそ、今回の新メニュー開発に結び付きました。

―お客さまの反応はどうだったのでしょうか?

なかなか、サロンに来てくださいと大々的には言いづらい状況ではありましたが、休業期間中に「うつ伏せヘッドスパ」ができました!という発信だけは行っていました。そうすると、それを見て「安心できる」と感じていただき、営業再開後は特にリピーターのお客さまに支えられ順調に集客が戻ってきました。
ただ、入り口は「うつ伏せヘッドスパ」を見てご来店された方も、実際に来店された際には、消毒・検温などのコロナ感染症対策はもちろんしっかり行っていますし、お客さまはマスクをしたまま、施術者もマスク+フェイスガードもしますので、「仰向けでも大丈夫そうね」と、メニューを変更される方も今ではいたりします。
この新メニューは「サロンがお客さまのためを思って真摯に考えた」、というところが一番評価いただけたポイントなのかなと思っています。

今後サロンが目指す先

―今後何か考えられていることはありますか?

もともとは「働き盛りの方」がメインターゲットですので、オフィス街に出店していたんですけど、働き方も変わってきていますので、店舗出店だけではなくお客さまに施術を届ける方法を考えていけたらと思っています。
また、当店はとにかく「結果」にこだわっているので、スタッフの育成に時間がかかるんです。そのため出店のスピードを速められていないのですが、より多くのお客さまにサービスを提供するため、「育成」体制を強化できたら、と思っています。

―技術にこだわるからこそですね。

2014年に開業した当時は「ヘッドスパ専門店」って東京にはほとんどなかったんですが、最近では話題になることも多くなってきています。興味を持ってくれる方が増えたのはうれしい一方で、ただ「気持ちいい」「眠れた」だけではない、当店がこだわっている「脳疲労」「自律神経」の改善を体感していただき、本当のヘッドスパの魅力を感じてもらえたらなと思います。