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大阪の美容室「ORO」ジムに続き、カフェ事業をスタート。

テラス席もあるのが、コロナ禍ではうれしい

なぜ、今「カフェ」なのか?

美容室とカフェは、壁を仕切る形で隣接。「ORO」のウリである、ゆとりあるスペース・高単価・高品質は共通している

大阪を中心にサロンを7店舗展開する「ORO(オーロ)」。美容室だけではなく、保育園事業・ジム事業を展開していることでも話題だ。2021年6月2日、美容室では8店舗目となる「ORO 池田店」&「ORO CAFE」を隣接同時オープン!コロナ禍での飲食店開業は厳しいものがありそうだが、そのあたりを代表取締役・伊藤 修平さんに聞いた。

 

『昨年オープンしたフィットネスジムもそうですが、副事業での収益は考えていません。あくまでも、本業である“美容事業”からの派生です。このカフェ事業は、“スタッフのため”というのが大きい。以前、美容師だったスタッフが、肩があがらなくなってしまって…。そうすると美容師をあきらめるしかなく、かといってアイラッシュにもいけない…。でも愛社精神の強い子だったので、“OROで何か私にできる仕事はありませんか?と。そのとき、すごくうれしかったんです。そういう子の雇用を、守りたいと思いました。

 

ほかにも、“学生の頃からカフェ付きのおしゃれなサロンで働くのが夢だった”という子も。うちは“社員が生涯安心して働ける企業”を掲げています。もし美容師ができなくなったら、アイサロン、保育園、ジム、そして今回のカフェと、キャリアパスを増やすための手段でもあります。

 

もちろん、お客さまのため、というのもある。美容室に通ってくれているお客さまは、お得にカフェを利用でき、さらに「OROのファンになる」という好循環を目指している。

寛げるソファが並ぶ、居心地のいい空間。「OROスタッフの憩いの場所にもなってほしい」と伊藤さん

フードメニューは「シャトーブリアンのカツサンド」!

「シャトーブリアンカツサンドセット(チーズ、ドリンク、ポテチ、サンド2切れ)」7370円。いっけん“高い”と感じるかもしれないが、原価からいくと実は破格の値段だという

「ORO」の美容室は高級住宅街にあり、キャリアウーマンやマダムがターゲット。カフェも同様で、そういったお客さまに“寛げる場所・喜んでもらえる価値”を考えた。美容室事業で培った経験があるので、「空間づくり」は得意。一方で、メニュー開発は飲食のプロに任せ、関西で有名な高級店・会員制肉割烹「とらいち」とコラボ。「ORO CAFE」名物・シャトーブリアンのカツサンドが生まれた。

 

飲み物は数種類あるが、フードメニューは「ヒレカツorシャトーブリアンカツサンドのみ」という潔さ!“ここでしか食べられないもの”に、重きを置いた結果だ。それが功を奏して、オープン初日は閉店時間を待たずして、完売!

 

コロナ禍ということもあり「とらいち」はネット通販に力を入れている。その商品の届け先すべてに、「ORO CAFE」のリーフレットを入れ、そこからの導線も狙っている。

 

▼「ORO」WEBサイト

https://www.oro-beauty.jp/

▼ジム事業やスタッフへの想いを語った、代表・伊藤さん「トップインタビュー」(2021年2月)

https://hba.beauty.hotpepper.jp/check/24044/

 

 

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