マレーシア「クララインターナショナル」と業務提携
エステティックサロンを直営61店舗(うち海外1店舗を含む)・FC1店舗を展開(2023年3月現在)する、株式会社スリムビューティハウス。この度、アジア最大手である美容学校のクララインターナショナルと、「美容学校およびスキルトレーニングのパートナーシップ」プログラムに関する協定を締結した。
エステティシャン・セラピストの海外就職を支援!
■「海外就職直結コース(仮称) 」プログラム内容
海外就職に向けて、日本とマレーシアで10ヶ月間のプログラムを通じ、エステティックの国際資格取得と英語スキルの習得を目指すプログラムを、2023年5月より開講。
・期間:全10カ月間(3カ月間→日本における座学・通信オンライン講座/7カ月間→マレーシアにおける座学・実技やテスト
・言語:日本語&英語(中国語も対応可能)
・就職サポート:就業に必要な国際資格を取得することで、就業ビザ取得時に加点となり、希望する国(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、ヨーロッパ、イギリス、中東、アジア)での就職が可能になる。豪華客船やホテルスパ、クリニックなどでの就業実績あり。通常、生徒は海外企業から卒業前にジョブオファーを受ける形。
・取得資格:CIDESCO(Switzerland) CIBTAC(UK) GLOBAL(Australia) CIE(Malaysia) AEA(Japan) AJESTHE(Japan)
業務提携の狙いを、スリムビューティハウスアカデミー 校長・金田 有加さんにうかがった。
『昨今、海外で働きたいという若い方が増えていると聞きます。ただ、海外で働くための就労ビザは、一定の学歴や英語力が求められるなど、ハードルが高い現状も…。特例的に、エステティシャンの国際資格を取得することで、大卒でなくてもビザの取得が有利になります。さらに、45年以上の実績を持つクララインターナショナルは、世界中に卒業生のネットワークを有しており、就職の斡旋も非常に手厚く100%とのことです。
海外のお寿司屋さんで働く日本人が重宝されていますが、日本のエステティシャンも、そういった存在になれたら、いいですよね。』
コロナ禍も徐々に落ち着きをみせてきたこともあって、世界的にウェルネスマーケット・セラピストの需要は増えている。マレーシアは比較的物価が安く、治安がいい国だ。スクールには格安の寮もあり、恵まれた環境で学ぶことができる。さらに、ネイティブのクラスメイトや、世界中からの留学生と一緒に学ぶなかで、実践的に英語を身につけることが可能だ。
また特筆すべきは、クララインターナショナルの各国ネットワークの豊富さと信頼から、豪華客船や世界に名だたるラグジュアリーホテルスパへの就職もしやすいこと。さらには、日本人=美容技術に長けていて、かつ、おもてなしにも優れていることが各国に周知されているのも有利な点だ。
先ほどの豪華客船での就職を例にとると、インセンティブやチップを含み、月収50万円以上になることも。家賃や食費はかからないので、「旅するように働く」ことが可能になるという。さらに、海外でのエステティシャン経験は、いずれ日本に戻った際も、インバウンドや人材教育に活かせたりと、キャリアアップのチャンスになる。
金田さんは、こうも語る。『エステティシャンは、技術・おもてなしの両面で、海外に誇れる素晴らしい仕事です。“海外で働きたい”というのが先にあって、このスクールをきっかけに、エステティックに興味を持ってもらう、という形でもいいと思うんです。
今回の取り組みを通して、エステティック=世界中で仕事ができるチャンスあふれる魅力的な職業であることを周知してもらい、エステティック業界全体を盛り上げることができたらうれしいです。エステティック業界を、女性を元気にすること、それが、私たちの使命だと考えています。』
※オンライン説明会
2023年4月14日(金)15時~16時・4月15日(土)10時~11時の2日程で、スクールのオンライン説明会を実施。予約制なので、事前に申込を。