- スタッフ育成・店長力UP
前編では、新人スタッフに向き合うべき姿勢と、話の聴き方についてお伝えしました。後編では、新人スタッフへの伝え方と、前向きに動かすスキルをご紹介していきます。
今日の悩める店長・コータくん
「HAIR SALON R」の新人店長。最近入った新人に早く成長してほしいが、あまり強く言うと辞めてしまいそうで困っている。
今日の先生・熱血先生
「コーチング※」のプロ。
※「コーチング」とは…スタッフの自主性を促し、本人の能力や可能性を最大限に引き出しながら、スタッフのモチベーションを高めていく方法
新人スタッフへの伝え方のコツ。
前回教わった内容を踏まえて話の聴き方を意識したら、新人スタッフが自分から話してくれるようになった気がするな。
それは素晴らしい!それでは次に、新人スタッフへの伝え方のコツを伝えていこう。
熱血先生、よろしくお願いします!
「感じたまま返す」と、「プロセスを言葉にする」ですね。…って、どういうこと?
よーし、ひとつずつ説明していくぞ!
相手の表情や声の大きさについて、か…。これまでもちろん感じたことはあるけど、わざわざ相手に伝えたことはなかったな。
それならぜひ、やってみてほしい!続いて、「プロセスを言葉にする」とはどういうことなのか説明しよう。
練習を頑張っていたことなど「プロセスを言葉にする」と、「頑張りを認められた」という自信につながっていくんだ!
たしかに、スタッフが頑張っていることはわかっていても、なかなかそのことを言葉に出して伝えたことってなかったな。今後意識していきます!
新人スタッフをやる気にさせるコツ。
せっかくサロンに入社したんだから、早くうまくなりたいって思ってるはずなのに、なかなかやる気になってくれないんですよね。
なるほど!では次は、スタッフを「前向きに動かす」ためのスキルについて解説するぞ!
たしかに!過去サロンで働くことを目指していた学生時代から見ると「頑張れていない今ってダメじゃん」って感じてくれそうですよね。
その通りだね。ただし!ここで大切なのが、スタッフ自身に考えさせることなんだ。
うっ…。ついじれったくなって、こちらから言っちゃいそうだな。
それでは逆に心を閉ざして後ろ向きになってしまいかねないぞ!あくまでもスタッフ自身が考え、気付くことが大切なんだ。
なるほど!…でも、スタッフ自身が何をすればよいか思いつかない時や、やると決めたことでも「方向がずれている」場合もありますよね。
良い質問だね、コータくん!!!その場合は「感じたまま返すスキル」を使って、「あなたのなりたい姿に繋がっていないように思うけど、どうかな?」と伝えてみよう。
その手があったか!
こちらの無料動画では、具体的な会話例も見られるので、ぜひチェックしてみてほしい!!!