- 人が辞めないサロンの評価制度
人が辞めないサロンになるために欠かせないのが“経営計画書”。でも一体どうやってつくればいいの?そんなギモンにジンコ先生がお答えします!
今日の悩める店長・コータくん
「HAIR SALON R」の新人店長。スタッフが辞めないサロンづくりを目指して勉強中。
なぜ経営計画書が必要なの?
ジンコ先生、ここまで「サロンの評価制度」について学んできましたが…その中で経営計画書が必要だって言ってましたよね?
その通り!経営計画書とは、事業計画を実現するために「何を」「どのように」「誰が」行うか明確にしたもののことよ。
大切なのは何となくわかるんですが、どうしてもつくらなきゃダメなんですか?三カ月かけてつくるって言ってましたけど、そんなに大変なものつくれるのかなぁって…。
なんだか大変そう、難しそうっていうイメージもあるわよね。じゃあ今から、なぜ経営計画書が必要なのかを解説していくわ。
ええっ、すごい!そんなに違いが出るものなんですか?
それどころか、多くのサロンが5年間で売上2倍を実現しているのよ。
経営計画書にはそんな力があるんですね。先生、やっぱり僕も挑戦してみます。つくり方を教えてください!
経営計画書に必要なものは?
経営計画書に盛り込むべき内容は、「未来像」「戦略」「戦術」のみっつよ。
その通りよ!なので今日は、「未来像」の中の中期事業計画、長期事業構想のふたつについて説明していくわね。
おっと…その前に、経営の要となる経営理念、ビジョンについては、もう少しくわしく解説するわ。
長期事業構想とは
それでは、長期事業構想の内容を解説していくわね。
計画は今後変更しても良いから、まずは20年先まで思い描いてみましょう!
中期事業計画とは
続いては、中期事業計画について解説するわね。
税引き前利益を増やすポイントはふたつ。
- 年間の借入金返済額
- 必要な手元キャッシュ額
なるほど。僕は3年後に2店舗目を出したいと考えているんです。
だったら、ざっくりで良いから出店に必要な金額を見積もって3で割ってみると、1年間で手元に残しておきたい金額を計算することができるわ。
経営計画書に必要な内容がイメージできました。だけど計画が実現できるのか、不安もあるなぁ…。
そうよね。だから、立てた計画をサロン内外に発表することが大切なのよ。たとえば税理士、社労士、銀行、ディーラー、メーカーなどね。もちろんスタッフにもしっかり共有しましょう。伝えることで「必ず達成しなきゃ」という気持ちも高まるし、周囲からの信頼も厚くなるの。
たしかに…自分だけだったら、つい甘えが出ちゃいそうですもんね。
そして、計画を立てたら実行し、そのあと振り返って改善していくことが大切なの。これがとっても難しくて、計画だけで終わってしまうサロンは、ここの流れができていないことがほとんどなのよ。
ギクッ…。計画を立てたら満足しちゃう気持ち、わかります。この無料動画でしっかり復習して、うちも売上アップを目指します!