ドンピシャの“似合わせカット”とは？

代表・松石さんが得意とする「ノンブロー骨格診断カット」とは、日本人特有の頭のヘコミや出っ張り、さらには一人ひとりの骨格・輪郭・髪質・生えグセ・頭の長さ・身長とのバランスなどから導き出す、究極の“似合わせ”。

アイロンやコテを使わなくても、ドライヤーで乾かすだけでまとまるので、家での再現性が高い。ショート・ボブは、その人の頭の形にフィットするドンピシャなラインがあり、それが少しずれるだけで、髪がはねて扱いづらくなるとか。施術後の経過も計算し、あえて少し短めにカットすることで、持ちの良さも実現。

一般的にショートは、1カ月ごとにカットしないとキレイなスタイルを保つのが難しいとも言われるが、CHOU CHOUでは「60日間持続カット」と銘打ったクーポンがあるように、「2カ月半周期」での来店が多いという。

360度どこから見てもキレイなスタイル。施術直後はもちろん、翌日以降の朝、2カ月後にも感動が待っている。お客さまが再来店してくれた際、イスに座った瞬間「前回すごく良かった！」と言ってもらえる時がうれしいと語る

カウンセリング1分、悩みは聞かない!?

HOT PEPPER Beautyの口コミ評点は、4.91/175件（2024年9月4日時点）と高評価！“似合わせ”をつくるために、さぞかしカウンセリングにも時間をかけているのでは？

松石さん『お任せの方が多いので、カウンセリングは1分くらいです。お任せの場合、あえてヒアリングはしません。それは、“エラが張っていて…”など、ご自身のことをマイナスに捉えた発言があっても、「そんなことないですよ」と意味のない言葉しか返せず心苦しいので…。それなら、最初から聞かないほうが、お客さまのためだと思うんです。仮に、その悩みを聞いても、エラは隠しません。隠し続けるからこそ、余計にエラが張っているように見える。髪でエラを隠さなくても、骨格診断カットによって、素敵になります。』

お任せではなく、お客さまが希望するスタイルがあり、それは“似合わない”と思ったら？

『嫌われてもいいので、“お客さまの骨格だと、この部分の髪の長さがこうなってしまうので違和感があると思います”と伝えます。納得いただけない時は、一度、その方の希望通りに切ってみる。そのうえで、“僕はこうしたほうがいいと思うので、そのように切らせてもらえませんか？”とお願いをします。』

「提案」というより、「お願い」のスタンス。結果、より満足につながっていることは、口コミを見ればあきらかだ。松石さんの妥協なき姿勢に、リピーターは9割を超える！

「Pick Up口コミ」には、カットで人生が変わったエピソードが…。『このような声をもらうと、めっちゃうれしいです！だから、迷っている人には“切らせてください”とお願いをする。自分に自信がない時って、似合うものがわからないから、プロとして提案したいんです』と、松石さん

若いうちに、失敗することが大事

お客さまは、小さなお子さん～80代の方まで。アシスタント2名は20代とのことだが、幅広い年齢層のお客さまに対応できるように意識していることは？

松石さん『アシスタント2名とも、あと1年半くらいでのデビューを目指しています。技術全般を習得したうえで、何を特化させるかは本人の判断で構いません。ショート・ボブの流行が続くと、楽観的に考えてはいないので。あとは実践あるのみ。月150万円の売上は、勢いでいけることも…。でも、月200万円以上になると、人間力が不可欠です。最低限、“お客さまに接客されない人”になってほしい。それは、お客さまに気を遣わせない、という意味です。』

サロンワークでは、「お客さまが“お手洗いに行きたい”と口に出さずとも、そう思った2秒以内で気づくべき」「BGMの音量が適切ではなかったら、すぐに調節」など、サロン全体を見渡して、小さな違和感に敏感でいることが大事だと語る。

『失敗は、若いうちにするべき。それを糧に成長すれば、お客さまに早く恩返しができます。自分より上の年代の方から“人生でこんなにきれいに切ってもらったのは初めて！”って言われたら、絶対うれしいですから。』

紹介で、お子さん、ご主人、親御さんを連れてきてくれるお客さまも多く、「地域に根ざしたサロン」という松石さんの想いは形になっている