2011年に開業し、石川県内で「エステティックサロン フェアリー」2店舗を展開する株式会社ティー・ファミリー。痩身・ブライダルエステを中心に技術を提供し、幅広い世代の女性から支持されています。今回HOT PEPPER Beauty WORKでスタッフを募集したところ21名もの応募があり、そのうち4名の採用に至りました。中でも2024年6月に採用したスタッフは「いずれ店長に」という想いもある人材だそう。スタッフのマネジメントや技術指導も行うマスターポジションの田井中亜希子さんにくわしくお話を伺いました。

株式会社ティー・ファミリー
マスターポジション 田井中亜希子さん
業種:エステサロン
店舗数:2店舗
スタッフ数:8名

今回採用したスタッフ
エステティシャン 道法真璃亜さん
役職:スタッフ
雇用形態:正社員
スキル・経験:経験者、エステティシャン歴9年
- どんなサロンでありたいと考えていますか?
- スタッフのライフスタイルが変わっても、無理なく働けるサロンでありたい。
日曜祝日休み、ミーティングは「みんなで意見を言い合う場」。
女性は年齢を重ねていくとさまざまにライフスタイルが変化していくもの。結婚・出産しても無理なく働ける環境を整えたいと思っています。日曜祝日休みにしているのも、そのためです。保育園などは日曜祝日は営業していませんから、「日曜祝日に自分だけがお休みをもらう」のではなくスタッフ全員が休むことでママになっても負担なく働けるのではないでしょうか。また、管理者である私(田井中さん)は50代で、他のスタッフは20代。自然に過ごしていてはなかなか気持ちや考えが伝わり辛いので、工夫してミーティングを行っています。まず月初に目標を立てて「そのために自分は何をしたいか?何ができるか?」という意見を出し合います。月半ばに再度ミーティングを行い「目標に対して実際にどんな行動ができているか」を確認し、うまく成果が上がっていない店舗では追加で月末に「来月はどう動いていくか?」を話し合います。ミーティングは「上の意見をただ伝える場」ではなく、自分たちの考えを出し合い物事を決めていく場です。また、食事会はあまり多く開催してもスタッフの負担になってしまいますから、歓送迎会をする程度に控えています。
お客さまに伴走し、目標に向かって高め合う同志のような存在でありたい。
当社は痩身・ブライダルが中心で、メインとなるお客さまは20代~30代。最高齢では68歳の方もお越しになります。そんなお客さまにとって「キレイになる目標に向かって寄り添えるサロン」でありたいと考えています。エステティシャンばかり意識が高くてはお客さまが「圧が強い」と感じて負担になってしまいます。かといって、お客さまの希望をただひたすら聞いているだけでもうまくいきません。スタッフはやさしくお客さまに寄り添いながらも、お客さまご自身にも目的意識を持っていただけるようリーダーシップを取ってほしいと思っています。それと同時にスタッフ自身も高い美意識を保つことが必要です。お客さまにキレイになっていただくために「目標に向かって高め合う同志のような存在」になることを目標に置いています。


- HOT PEPPER Beauty WORKでの工夫、効果について教えてください。
- 求職者のニーズに合わせて求人票の数を増やし、応募21名・採用4名。
気軽に見られるところがHOT PEPPER Beauty WORKの魅力。
求人広告はいろいろありますが、これまでリクルートの広告を通じて良いスタッフに出会えることが多かったので「縁があるな」と感じていました。HOT PEPPER Beauty WORKは美容に特化した求人媒体ですし、HOT PEPPER Beautyと連動していてアプリもあるので気軽に見られるのが魅力。どんなメニューをやっているサロンかわかりやすいのも良いなと思い、掲載を決めました。応募者はあらかじめどんなサロンか理解してから来てくれますし、自分が得意なことも伝えてくれるので「話が早い」と感じています。連絡がちゃんとつく方が多いのも助かりますね。今後は限りある時間を一緒に過ごすことになりますから、お互いにとって良い経験ができるような方に入社していただければ…と思っています。応募はこれまで21名、そのうち4名の採用に至りました。
求人票の数を増やし、求職者のニーズに対してピンポイントでアピール。
原稿面での工夫は、求人票を増やしてそれぞれに具体的な要素を入れたことです。求職者の働く目的は「店長になりたい」「施術に集中したい」などさまざま。内容が多少重複したとしても、細かく分けて書いた方がわかりやすいのではないでしょうか。また、未経験者の方も募集しています。もちろん経験者を採用したい気持ちはありますが、それだけに絞ると母数が少なくなってしまいます。未経験だとしても得意なことはきっとあるはず。その力を生かすためには「やってみたい」という気持ちを尊重すべきだと考えています。求職者の不安を解消するために「まったくの未経験&無資格から始められる」とキャッチコピーなどでアピールしています。募集があれば、基本的にはすぐに電話するようにしています。電話に出てくださる方とは相性が良いイメージがありますし、出てもらえなくても折り返し電話をいただけたら「ちゃんとしている」と感じます。接客業ですから「電話は苦手」という方だと困るかもしれませんね。面接では求職者の方にどんな未来予想図があるかを書いてもらい「どんな人になりたいか」「どういう風になっていきたいのか」というイメージをすり合わせていくようにしています。

- どんなスタッフが採用できましたか?
- 歴9年で「こんな人が欲しい」というイメージ通りのスタッフを採用。
応募の文面を見て「しっかりとした人だな」という印象を受けました。面接のときに話してみて「こんな人が欲しい」というイメージにピッタリだと感じました。入社してからまだ一年経っていませんが、実際に働いているのを見てもその印象は変わりません。エステティシャン歴9年ですが、前のサロンのやり方に固執するのではなく「今のサロンのやり方を取り入れよう」と頑張ってくれています。落ち着きがあって、言われたことを着実に全うしていくタイプ。地に足を着けて一所懸命頑張ってくれているのがわかります。私にない魅力を持ったスタッフだなと心強く感じています。

採用スタッフインタビュー
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今のサロンで働きたいと思った理由は?
- 自分がさらに成長できるサロンだと感じました。
もともと「人を笑顔にしたい」「美容部員になりたい」という想いで美容専門学校に進学しましたが、授業の中でいちばん苦手だったのがエステでした。でも「エステの技術は幅広くて、覚えることがたくさんある」「自分の成長のためにも挑戦してみよう」と考え、エステサロンに就職しました。ずっとそこに勤めてもよいと思っていましたが「自分がさらに成長するためには、他のサロンに行ってもっと力をつけたい、チャレンジしたい」と考え、転職を決意。「エステティックサロン フェアリー」はもともとお客さまから聞いて存在を知っていたのでHOT PEPPER Beautyで調べてみたところ、求人していることを知りました。どんなメニューをやっているのか、どんな商材・店販商品を扱っているのかをチェックし、「トータルケアをしているのでいろいろと学べそう」と感じ、ブログにスタッフのプライベートな出来事が載っているのを見て「話しやすいスタッフが多そう」と思い、応募しました。
- 実際に入社してみて、いかがですか?
- 最高の技術を惜しみなく教えてもらい、スピーディに成長できています。
スタッフのことはHOT PEPPER Beautyのブログで読んで知っていたので、入社してすぐ「話しやすいな」と感じました。最初にミーティングに参加したときは「入社したばかりだし、話を聞いているだけなのかな」と思っていたのですが、私の意見も聞いてくれて「こんなにすぐサロン運営に関わることができるんだ」と驚きました。技術は脱毛・ボディ・フェイシャルと幅広いので「入客できるまで1カ月はかかる」と言われていたのですが、私は早くお客さまに入りたくて…。でも、年齢の近い先輩が教えてくれるのかと思っていたのですが、マスターポジションの田井中から最高の技術を惜しみなく教えてもらい、入社から2週間で入客でできるようになりました。今後の目標は、1年以内に店長になることです。そのためにもう少しスタッフを増やしていきたいですし、サロンのことをすべて把握して下の子にしっかり教えていけるようになりたいと思っています。
エステティシャンの道法真璃亜さん。2024年6月入社
COMPANY DATA
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株式会社ティー・ファミリー エステティックサロン フェアリー金沢本店