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明日からできる!コミュニケーションのポイント&サロンづくりのヒント

明日からサロンで実践できるポイントをまとめました。

① ゆっくり、はっきり、短く伝える

難しい言葉は使わず、もし伝わりにくい時は、言葉を言い換えたり、写真やジェスチャーを使ったりしてみましょう。

② 安心できる、優しい口調で

否定的な言葉は避け、「〇〇できますよ」「こうしませんか?」と、ポジティブな言葉を選びましょう。

③その方に合わせて、柔軟に

計算やサインが苦手な方もいます。決まったやり方にこだわらず、「お手伝いしましょうか?」と声をかけ、ご本人のペースを大切にしましょう。

サロンづくりのヒントも見ていきましょう。

文字だけでなく写真やイラストを入れると、ぐっとわかりやすくなります。

「ご記入が難しいところは、後で一緒に確認しますので、書けるところだけで大丈夫ですよ」と一言添えると、お客さまの安心感につながります。

ご紹介した内容は、あくまでヒントの一つです。必要な配慮はお客さま一人ひとりによって異なります。

「こうしなければならない」という正解を探すのではなく、まずはお客さまとしっかり向き合い、「何かお手伝いできることはありますか?」と尋ねてみてください。

「あなたのために」という気持ちこそが、すべてのお客さまにとって最高のサービスにつながるはずです。

POINT

  • 知的障がいがあるお客さまには、事前の情報発信が、来店前の「不安」を「安心」に変えるカギ。
  • 全シーン共通で「ゆっくり・はっきり・わかりやすく」がコミュニケーションの基本。
  • 施術前の「苦手なことはありませんか?」の一声が、お客さまの信頼につながる。
  • 大切なのは「対話」すること。ご本人のペースを尊重し、一緒に心地よい時間をつくりましょう。

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監修

株式会社ミライロ

「バリアバリュー」を企業理念とし、障がいのある当事者の視点から、社会におけるバリア(障害)をバリュー(価値)に転換するインフラやソリューションの提供を行っている。デジタル障害者手帳「ミライロID」によるインフラの提供、企業等への研修、リサーチ&コンサルティングの提供を軸として障がい者とその家族が今日を楽しみ、明日を期待できる社会を実現するための事業展開を行っている。

ミライロホームページ

記事内でご紹介した調査は…

ホットペッパービューティーアカデミー
「ヘアサロンにおける障がいがある方の利用実態調査」

  • 調査対象:全国/障がいのある方(障がい種別不問)442人
  • 調査手法:Webアンケート調査
    株式会社ミライロのデジタル障害者手帳「ミライロID」を利用
  • 調査期間:2025年7月25日(金)~7月31日(木)
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