学ぶ。つながる。発信する。美容の未来を創る場所。
成功サロンの秘訣
サロン課題に応じたラインナップをそろえた、ホットペッパービューティーアカデミーのセミナー。
受講後、課題解決に向けた取り組みを始めたサロンの事例をご紹介します。
vol.35BodyMake整体院 横浜駅西口店(神奈川県横浜市)
本気で「改善」を目指す人に向けて美姿勢・骨盤・痛みに特化した施術を提供する「BodyMake整体院 横浜駅西口店」。2019年5月の開院以来、確かな技術による丁寧な施術や人目を気にせず体験できる個室が支持され、来店客の8割が20代の女性という状況です。院長・城内さんが一つ気がかりなのは、整体師が自分を含め男性のみという点。そこで若い女性に対する接客を磨くため、セミナーを受講。どんな学びがあったのか、聞いてきました。
お客さまの8割が20代女子である一方、スタッフは男性のみ。気配りするようにしてはいるが、男性目線の思考になりがちで、配慮が十分じゃない点もあるのかも…。女心に寄り添った、よりよい接客をするためにはどうしたらいいのだろう?
20代女子はサロンの中心顧客層でありながら、「ニーズを捉えづらい」「定着しない理由が分からない」…。そんな悩みを抱えるサロンも少なくない。彼女たちはネットやSNSの影響を大きく受け、価値観や消費に対する考え方はこれまでの世代とは大きく変化している。当セミナーでは、データやお客さまのインタビュー、成功事例、ワークを通し、20代女子が通い続けるサロンとなる「3つの掟」を紹介する。
※取材サロンの取り組みは、基本的に対面型であるリアルセミナーを受けての内容です。
動画セミナーの内容とは、一部異なります。
「若い女子は不満があっても不満を店側には伝えない」という話はなるほどと思いました。実際に対応していて「不満・納得していない様子だな」という気配があるお客さまでも、不満を伝えてはこない…、という経験があります。
「不満を感じさせないのが一番だ」と考え、断りにくいような提案にならないように気を付けています。たとえば高級シャンプーをすすめられたお客さまが、本心では買いたくないけど断れなくて購入したら、結果的には店に対する不満感がつのるでしょう。うちの場合は体の改善を目指すために通い続けてもらう必要があり、整体師としての理想的な回数があります。でも押し付けると不満につながりかねません。だから「月に何回なら通えそうですか」と相手の意見を引き出し、調整しています。
「技術的なことだけでなく、小さな気遣いもお客さまの印象を左右する」というお話がありました。これまでもインテリアにこだわったり施術室を個室または半個室のみにしたりと、若い女性が居心地のいいように気を配るようにしていたので、自分たちのしてきたことも間違ってなかったんだなと再確認できました。
リクライニングチェアで寛ぎつつEMSパッドを装着してもらう際、これまでは薄手の白いタオルをかけてもらっていました。自分は気にしてなかったのですが、スタッフから「これだと女性は寒いのでは?」という意見が出て、厚手の毛布へと変更しました。
お客さまの様子から寛いでいただけてるなと感じる他、口コミで高評価をいただいたり「リラックスできた」と書き込みがあるので、やってよかったなと思います。インテリアや設備を大掛かりに変えるのはなかなか難しいですが、タオルのように小さなことでもできる部分から改善していきたいです。
私自身は学生時代も体育会系の部活をしていたり働いてからも男が多い環境だったもので、女性の気持ちをきちんとくみ取ったり安心してもらえる対応ができているかに関しては自信を持てずにいる部分。ですが、アロマやプレゼントのハンドクリームなどを通じて会話が生まれ、心を開いてもらうきっかけになっているので、こうした気配りを続けていきたいと思います。
また、話し方や伝え方でまだ十分じゃない点もあると思うので、今後はその点も改善して磨いていきたいです。
院長・城内航さん
リピート率UP!20代女子のトリセツ
【動画セミナー】リピート率UP!20代女子のトリセツ
※取材サロンの取り組みは、基本的に対面型であるリアルセミナーを受けての内容です。
動画セミナーの内容とは、一部異なります。
Salon Data
新規会員登録を頂くと、メルマガで最新記事や人気記事のお知らせをお届けします。また、セミナー・イベントの申し込みや、動画によるセミナーの視聴も無料で可能になります。