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先輩女性インタビュー

サロンで働く先輩女性たち

長く活躍しているさまざまな女性スタッフに、どんなキャリアを歩んできたのかインタビューしていきます。
自分なりの「なりたい私」を見つけてください!

vol.8

成長し続けたい!
7店舗を経て辿り着いたオーナーの道。

 31歳で有名サロンが立ち並ぶ表参道に自身の店をオープン。一見、華やかな経歴の佐藤さんにも、「美容師に向いていない」と言われたアシスタント時代がありました。それからオーナー兼スタイリストになるまでの11年間。佐藤さんを支えてくれたのは「お手本」となる先輩の存在でした。笑顔の裏に隠された美容師としての強い意志、そしてオーナーとしての熱い想いを伺いました。

Staff Data

佐藤美代子(さとうみよこ)さん 35歳

オーナー兼スタイリスト。
RHYTHM(東京都渋谷区)
スタイリスト歴12年。他店でディレクター、店長を務めた後、
2011年に表参道にヘアサロンをオープン。
働きながらトリマー資格を取得するなど、多方面で活躍中。

佐藤さんのLife History

★…ターニングポイント

  • 20

    原宿にある大手ヘアサロンに入社。
    100人規模のサロンで教育制度も整っており、ベースとなる技術を学ぶ。

  • 24

    入社4年目、同期よりやや遅れてジュニアスタイリストに。
    お店には満足していたが、サロンの移転を機に新たな技術や価値観を磨くために退社。
    自分がさらに成長できるサロンを探すがなかなか出合えず、都内5店舗を渡り歩く。

  • 25

    代官山のサロンにオープニングスタッフとして入店。
    有名なスタイリストが集まったサロンでスマートな仕事ぶりを学ぶ。
    スタッフの人間関係を含め、お店をゼロから作ることの楽しさを知る。

  • 26

    はじめのサロンでお世話になった先輩が独立し、原宿に開くサロン「H(エイチ)」のオープニングスタッフに誘われる。一番尊敬していた先輩だったので迷いなく移ることを決意。

    多忙な6年間を過ごし、店長に。すべてのお客さまに自分のお客さまのように接するサロンは、自分の理想だった。
    社長の許可を取り、働きながら興味があったトリマーの資格も取得。

  • 31歳~

    ★「H」を退社し独立。表参道に「RHYTHM(リズム)」を開く。知り合いの紹介で出会ったママスタイリストと2人でスタート。
    女性スタッフが働き続けられ、一生お客さまをサポートできる温かな雰囲気のサロンづくりを目指し、奮闘中。

  • アシスタント1年目。忙しい毎日でも、遊ぶときには遊んでいて元気だった

  • アシスタント3年目。カットレッスンに入り、練習に励んでいた頃

  • 「H」で店長を務めていた頃。休みの日も会社のことを考えていた

  • 「RHYTHM」オープン後、ウェディングのヘアメイクも

  • 「RHYTHM」のスタッフとお花見。ママスタイリストの子供たちと一緒に

佐藤さんへのインタビュー

美容師は個性がないとやっていけないと悩んでいたそう

Q. 一番辛かった時期は?

A. アシスタント1年目。
シャンプーを褒められたことでがんばれるように!

 サロンで働き始めた頃は、今よりも美容業界が厳しくて尖っていた時代。私はどちらかというと「癒し系」と思われていて、「美容師に向いていない」と先輩方から色々厳しい言葉をいただくことも多かったんです。
 そんな中でもシャンプーだけはお客さまに褒められることが多くて。あるとき、尊敬する先輩が「シャンプーだけはお客さまが不快な思いをしていても、スタイリストには分からない。だからほかの仕事ができなくても、シャンプーが褒められるならおまえはアシスタントでいていい。それ以外はスタイリストができるから」と励ましてくれたんです。それが後に「H」に呼んでくれた社長だったんです。そのときの私には「仕事で自分が必要とされる」ということがすごくうれしくて、それからは辞めたいと思わなくなりました。

「不安はあったけど、独立をやめようとは思わなかった」と佐藤さん

Q. 店長も任され充実した日々の中、独立を考えたきっかけは?

A. いろんな業務を経験して、
「この先、自分のために何ができるかな」と考えて。

 原宿のサロン「H」のオープン時は、アシスタントとして社長をサポートしながら自分のスタイリストとしての売り上げを立てていく。1日1秒も休めないような忙しさでしたが、その後、社長が現場を離れるようになり店長もやらせてもらい、指名が月200人ほどに。後輩たちもどんどん伸びていき、店長としていろんな業務を経験する中で、「この先、自分のために何ができるかな?」と考えるようになりました。
 「社長と仕事をしたい」という想いもあり、また「H」が自分にとって理想のお店だったので、独立するか、お店に残るか、3年ほど悩みました。でも最後は、「人間やりたいことをやって、だめならお勤めにシフトチェンジすればいいかな」と(笑)。

先輩から「美容師は人から必要とされる仕事」と教わった

Q. 31歳で独立。悩みながらもステップアップできた理由は?

A. お客さまに恵まれたことと、お手本となる先輩と出会えたこと。

 ここまで来られたのは、お客さまに恵まれただけなんです。サロンを転々とする中でも1、2年目からずっとついてきてくださるお客さまはいて。支持されている以上はお客さまを大事にして毎日がんばりたい。だからお店を開くときも、「それまでのお客さまがスムーズに来られる場所で、お客さまが好きそうな雰囲気に」と考えました。
 もうひとつ、アシスタント時代にお手本となる先輩、「H」の社長に出会えたことも大きいです。技術だけでなく、お客さまとの関係性や距離感が勉強になって、自分も同じようにしていたらお客さまがつくようになって。「こういう美容師になりたい」という人がお店にいるだけでいい。その人がどんなに厳しいことを言っても、手を差し伸べてくれなくても、自分がそうなりたいと思えばその人のように育っていけるんです。だから社長には、とても感謝しています。

若手女性スタッフへ、メッセージをお願いします!

 「働き方」って今、様々ですよね。自分のプレゼン力次第で、美容師の仕事以外に家族や趣味を優先するという働き方もできる時代だと思います。だからちゃんとオーナーと話して、「自分が美容師を続けるんだったらこれをしたい」とか、もっと上の人に投げかけてほしいと思います。
 誰にも相談しないで、シフトや待遇を理由に辞めてしまったらもったいないし、逆にオーナーの立場からするととても寂しい。必要だからスタッフとしてお店に迎え入れているので、その人が今の働き方で続けられないなら、それを変える努力はさせてほしいんです。そこは上下関係ではなく「人対人」。オーナーだから、店長だから、言えないのではなく、ぜひ自分からプレゼンしていく強さを鍛えて、道を切り開いてください!

Salon Data

RHYTHM【リズム】

アクセス
銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅A1出口から徒歩6分
創業年
2011年
店舗数
1店舗
設備
5席
スタッフ数
6名(うちスタイリスト4名、アシスタント2名)
URL
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000221853/
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