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先輩女性インタビュー

サロンで働く先輩女性たち

長く活躍しているさまざまな女性スタッフに、どんなキャリアを歩んできたのかインタビューしていきます。
自分なりの「なりたい私」を見つけてください!

vol.16

3児のママと店長をこなし、
100店舗を目指す会社の夢も実現させる!

現在3児のママである古川さんは、2児のママのときに「AQUAFEEL」に転職。「店を100店舗作りたい」というオーナーの夢の本気度に共感したそう。小柄でキュートな外見とは裏腹に、「とことんやる!」がキーワード。意外な男気のある古川さんの仕事への想いをうかがいました。

Staff Data

古川奈緒美さん 32歳

まつげエクステスタッフ。
CLAIR(AQUAFEELグループ)勤務(東京都大田区)
まつげエクステ歴8年。既婚。7歳と5歳と8カ月の女の子のママ。
現在、土日・祝日が休日、8:30〜17:00で時短勤務中です。

古川さんのLife History

★…ターニングポイント

  • 20

    専門学校で美容師とネイル、エステの資格を取得。
    トータルビューティーのサロンにアシスタントとして入社。
    早く一人前になりたくて、オーナーに意欲を直訴。自ら朝練・夜練を先輩に依頼し猛練習の日々。

  • 22

    ネイルを極めようと、ネイルサロンに転職。
    このサロンでまつげエクステを学ぶ。

  • 23

    結婚。妊娠して、つわりがひどく通勤も困難になり退職。

  • 24

    長女出産。生後6カ月ぐらいから、技術が衰えないよう自宅にママ友を招いて、週に1・2回のペースで、格安でネイルを始める。

  • 26

    次女出産。長女出産後と同様に、次女が6カ月ぐらいの頃からママ友たちへの施術を再開する。
    ママ友の家に出向いて施術することもあり、子ども同士が遊んだり、複数のママ友が集まって子どもを預け合ってできることが楽しかった。

  • 29

    ★ご主人がシンガポールへ単身赴任。
    育児にも慣れ、仕事への本格復帰を考え始めていたが、東京でひとりで保育園に預けながらの両立は難しく断念。長野の実家に一時戻り、実家の近くのトータルビューティーサロンに就職。
    この店で、まつげエクステの立ち上げを担当。

  • 30

    ご主人の帰国とともに東京に戻る。
    転職活動をして3つ内定をもらった中で、「AQUAFEEL」に就職。
    「Guarendo旗の台店」のオープニングスタッフとなる。

  • 31

    「CLAIR」の立ち上げを担当。
    オープン時に三女を妊娠しており、三女出産のために産休・育休に入る。

  • 32歳~

    三女が生後3カ月のときに、店長として育休から復帰。

  • 自宅にママ友を招いてネイルをしていた頃

  • ご主人の単身赴任先のシンガポールを子どもと訪ねたとき

  • 「Guarendo旗の台店」のオープニングスタッフたちと

  • 育児に協力的なご主人のおかげで無理のない両立ができている

古川さんへのインタビュー

「育児・家事、肩もみまでしてくれる主人に感謝!」と古川さん

Q. 3人のお子さまの子育てと店長のお仕事を、
どう両立されているのですか?

A. 2児の母とわかって採用してくれた会社と主人の協力で、無理なく両立できています。

「CLAIR」の母体である「AQUAFEEL」に入社した時点で、子どもが2人いました。こちらの事情をわかって採用いただいたので、8:30〜17:00の勤務で無理なく働いています。朝の子どもたちの送りは主人が担当。長女は小学1年生なので放課後は学童に。下の2人が別々の保育園に通っているので、三女の保育園の前で長女と待ち合わせをしてから、3人で次女の保育園にお迎えに行っています。主人は掃除をしたり、洗濯物を毎日たたんだり、週末に子どもを連れ出して私に昼寝の時間をくれたり、イクメン・カジメンです。愛情深い主人の協力なくしては、両立は難しかったと思います。

「CLAIR」はオープニングから関わった、愛着が強い店

Q. お子さまが3人いて、店長に指名されたのは
負担ではありませんでしたか?

A. とことんやりたかったから、店長になったのはうれしかったです。

転職時に「AQUAFEEL」を選んだのは、オーナーの宍戸さんが当時まだ4店舗だったのに「100店舗以上に増やしたい」と夢があって、具体的な計画も示してくださったから。できあがった大規模店ではなく、これからの未来があるサロンだと。「それならここでとことんやって、私が店を大きくしてやろう!」と思ったんです。
長野のサロンで働いていたときに、まつげエクステ部門を私が1から立ち上げ、今の店もオープニングから担当しました。でも店長になってからは責任の重さが全然違う。それがイヤではなく、店への愛情がぐっと深まりました。どう工夫して売上げを伸ばすか、下の子をどう教育するかを考えるのが楽しいのです。

古川さんはトータルビューティースタッフを目指し、現在はまつげエクステスタッフとして活躍

Q. 美容業界で女性が働き続けるには、何が必要だと思いますか?

A. 一歩踏み出して上の人に言う勇気と、「本気」を見せること。

もともと「とことんやりたい」性分なので、最初の店でのアシスタント時代に、オーナーに「早く一人前になりたいから練習させてくれ」と直訴しました。当時はネイルをがんばりたかったので、先輩にお願いして、朝練と夜練に付き合っていただきました。わがままをきいてもらっているので、アシスタント業務も人一倍がんばりました。
本気とその責任を取る姿勢を見せれば、まわりは協力してくれると思います。その一歩を踏み出す勇気があるかないか。育児との両立も同じだと思います。本気でなければただのわがままになってしまうので、やらせてもらうからには我慢すべきことは我慢し、感謝と謙虚な気持ちを忘れず、仲間の協力を引き出す努力をすればいいと思います。

若手女性スタッフへ、メッセージをお願いします!

 若い頃は、自分に何が向いてるかわからなかったり、悩むことは絶対にあると思います。けれど、やりたいことがあるって素晴らしいこと。美容の仕事を夢見て専門学校に入ったときの気持ちに立ち返って、「それをかなえるためにはどうすればいいか」を考えればいいと思います。ひとりではできないので、上の人に気持ちを伝えることから始めてみてください!

Salon Data

CLAIR 【クレール】(AQUAFEELグループ)

アクセス
JR大森駅から徒歩2分
創業年
2014年 ※CLAIR
店舗数
11店舗 ※AQUAFEELグループ
設備
ネイル6席、まつげ6席 ※CLAIR
スタッフ数
6名 ※CLAIR
URL
http://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000301774/
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