アカデミー活用サロン事例

成長しているサロンが
始めたこと

サロン課題に応じたラインナップをそろえた、ホットペッパービューティーアカデミーの講座。
受講後、課題解決に向けた取り組みを始めたサロンの事例をご紹介します。

vol.7equri cinq(東京都目黒区)

店長が行動を変えたら、若手が急成長!
「任せて、見守る」育成術とは?

キッズスペースが用意され、おしゃれなママからも支持される「equri cinq」は、目黒エリアを中心に8店舗展開する「エクリ」グループのヘアサロン。同グループには自社研修や社内コンテストなど、さまざまな学びの場が設けられています。その一環として、店長クラスのスタッフが揃って、ホットペッパービューティーアカデミーの講座に参加したそう。受講者のひとりでもあり、各店の店長のまとめ役であるマネージャー・堀口さんに、受講後の店長・スタッフたちの変化についてうかがいました。

当初のサロンのお悩み

店長のやることが多く、業務が滞ってしまう。

 各店の店長はお客さまの施術に加え、店舗管理や社内企画といった業務にも追われている状況。結果として店長のところで仕事がストップしてしまうが、どうすればいいかわからない。

「店長=大変そうだし自分にはできない…」と感じる地位に。

 多忙な店長の姿を目にしているため、後輩スタッフにとって店長は「自分がなるのは避けたい」と思うポジションに。本来はステップアップした結果なのに、憧れの存在になっていなかった。

参考になった講座

「スタッフと店が変わる店長の意識改革」

 継続して結果を出し続ける店長と、つまずきを感じている店長は、何が違うのだろう?当講座ではケーススタディやワークを通して、店長として持つべき意識やスタンスについて解説。また自分自身の「店長としての特徴」をセルフチェックし、よりよい店長になるための改善点を考えていく。

この講座の開催エリア・日程はコチラ

始めた取り組み

その1自分の「意識の傾向」を把握したおかげで、改善点が明確に。

受講をして最も役立ったと思うポイントは?

 講座の中で、「言動とその背景にある意識(考え方)」を把握するセルフチェックを行ったこと。その結果、受講した各店の店長たちは、自分で仕事を抱え込んでしまう人が多いことがわかりました。私自身もそういうタイプなので、これまでは「店長たちが忙しくても、仕事はやってもらわないといけないし…」としか考えられずにいました。だからそもそも何がいけないのか、状況を改善するためにどうすればいいのか、わからなかったんです。受講して自分たちのタイプがわかったことで、改善する第一歩を踏み出せました。

行動タイプを把握した後に取り組んだことは?

 店長の本来の役割である「スタッフのマネジメント」に取り組むようになりました。それまでは管理・マネジメントというより「何でも自分がやらなくては」という意識が強くありました。でも、「スタッフに仕事を割り振って協働することが大切」だという講座の学びを活かして、それぞれの店長が後輩スタッフに任せてもいい仕事は割り振るように。任せたうえで大事なポイントはチェックをして、振り返る場を持っています。

サロンの一角にあるまつげエクステスペースのディスプレイやメニュー表、店内のPOPなどにもスタッフのアイデアが採用されている

「やってみないと変わらない」を合言葉に、後輩に任せてみるように。最初はうまくいかなくても一緒に振り返る場を設けて次へ活かしている

その2仕事を割り振った結果、若手がぐんぐん成長!

スタッフに仕事を任すようになって、よかったことは?

 店長が本業に集中できるようになったことはもちろん、それ以外のスタッフにもいい変化が起きています。仕事を任せられた後輩からは、「これまでやってくれていた先輩のありがたみを実感した」「自分にもできるんだという自信になった」という声が出ています。また、以前は「役職に就くのは大変そうだから接客業務に専念したい」と話していたあるスタッフも、いろんな役割を与えてみたところやりがいを感じるようになり、今はチーフとして活躍しています。
 新しい役割を与えたことで、スタッフの新たな一面や得意分野を知ることもできました。場合によっては、若手の意見を取り入れた方がいい結果も出始めています。

どんな点から、若手の成長を感じますか。

 ある店長はスタッフを動かす際、「こういうふうにやって」と指示していました。でも受講して「自分のやり方を押し付けるのはよくない」と気付いたため、相手の意見を引き出していい方向へ導いたり、意見を取り入れて一緒に物事を進めたりする方法に改善。その結果、若手は自分で考えて提案や行動をするようになったそうです。店長は「指示したことができるよりも、若手が自主的に動いてくれる今のほうが見ていて成長が実感できるし、相手のためにもなるとわかった」と話しています。

以前は店長がやっていたウェブサイト用のモデルのヘアメイクも、若手に手伝わせてみるように。そのスタッフは先日、ヘアショーのスタイリングも担当するまでに成長した

社内コンテストの管理をはじめ数多くある社内企画の担当者もスタッフで分担。「サロンスタッフのペルソナ」をテーマにしたこちらのコラージュの作成・発表も若手が担当

NextChallenge!

 私も店長たちも、これまで上司に「自分で仕事を抱え込むな」と言われてもあまりピンときませんでした。でも講座では第三者である講師の方のお話やワークシートを通じて自分の状況を客観視でき、自分の意識を変えるきっかけになりました。
 受講後の取り組みによって、何でも自分でやってしまうと自分自身が仕事に追われてしまうだけでなく、後輩が成長する機会を奪うことにもなっていたんだなと実感しています。今後はより多くのスタッフをいろんな場面に巻き込んで、スタッフたちがさまざまな経験から学び、成長できる機会を増やしていきたいです。

総務マネージャー・堀口彩さん

【ウレマネ】スタッフと店が変わる 店長の意識改革

編集・取材・文
大西智与
撮影
森若 匡

※掲載されている情報は2016年04月05日現在のものです

Salon Data

equri cinq 【エクリサンク】

アクセス
JR目黒駅から徒歩7分
創業年
2003年※Grand equri
店舗数
8店舗
設備
9席※equri cinq
スタッフ数
スタイリスト4名、アイリスト1名、アシスタント3名
URL
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000161236/

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