アカデミー活用サロン事例

成長しているサロンが
始めたこと

サロン課題に応じたラインナップをそろえた、ホットペッパービューティーアカデミーの講座。
受講後、課題解決に向けた取り組みを始めたサロンの事例をご紹介します。

vol.11タイ古式マッサージ&カフェ wai room in大森(東京都大田区)

相互に理解を深め、チーム力を固めて
売上が1年後には約1.8倍に!

アジアンリゾートを思わせるインテリアに彩られたこちらは、タイ古式マッサージを基本としたリラクゼーションサロン。施術後にひと息つけるカフェスペースも心地よく、2015年9月のオープン以来、着々とお客さまを増やしています。ですがオープン間もない頃はスタッフ間の連携がうまくとれず、売上の伸びがいま一つなことにも店長の赤堀さんは悩んでいました。初めての店長職だったこともあり、マネジメントに役立つ講座を受講したという赤堀さん。学びを活かしたところ人間関係・売上ともに目に見えて効果があったそう。その取り組みを見てみましょう。

当初のサロンのお悩み

個々の能力は高いけど、チームとしてのまとまりがいまいち…。

 新規オープンの店舗ということもあり、みんな自分の仕事で手いっぱい。お客さまへの対応は問題ないものの、「一緒に働きフォローしあう仲間」という関係性が築けていない。

お店に後ろ向きな雰囲気が漂い、スタッフが辞めていってしまう。

 スタッフ間のコミュニケーションがあまりとれていないせいか、何となくお店がギスギスした雰囲気。不満の声も聞こえ、オープン半年経つころには退職するスタッフも…。何から改善すればいいのだろう。

参考になった講座

【みんなで勝ち続ける 強いチームづくり[入門編]】

 長期的に売上を高め続けるためには、個人プレイではなく、チームプレイで対応していくことが重要となる。この講座ではチームビルディングで得られる効果を振り返るとともに、スタッフを一つのチームにまとめ上げる方法を学んでいく。また自店舗のチームとしての特性を把握するワークも交えつつ、各店に応じた磨くべきポイントを考え、よりよいチームを目指していく。

この講座の開催エリア・日程はコチラ

【スタッフが劇的に変わる! 「聴く」技術】 ※旧「聴く」コミュニケーション

 スタッフの悩みや目標を聞こうとしてもあまり話してくれない…。それは「きちんと聴けていない」ことが原因かも。当講座では話す・聴くロールプレイングを通し、自分の聴き方のクセを振り返りつつ、相手の話を引き出す「聴き方」の技術を学んでいく。スタッフはもとより、お客さまとの信頼関係アップにもつながる「聴くスキル」を身に付けたい。

この講座の開催エリア・日程はコチラ

始めた取り組み

その1「聴く」大切さを再認識!相手に向き合うことで問題点が明確に。

受講後に始めた、取り組みを教えてください。

 それまでは「忙しいから…」と、つい後回しにしてしまっていた個人面談やミーティングをそれぞれ月1回以上は必ず行うようにしました。そして話し合うときは「相手に心臓を向ける」などの、講座で学んだ「聴く姿勢」の基本を意識しました。

個人面談をするようになって、変化は感じられましたか?

 面談の時間をとってきちんと「聴く」ようにしたら、表面上は問題なく働けていると思っていたのにスタッフ自身は「仕事がうまくできていない」と悩んでいたことも。そのほかのスタッフも仕事上で気になっていることを話してくれるようになり、何を改善すればいいのかという方向性を定められました
 また、相手を理解して「販売が上手」「ムードメーカー」「センスがいい」といった、スタッフそれぞれの個性を把握できたことで、コミュニケーションがスムーズにとれるようになりました。

ミーティングを始めてよかったと思う点は?

 ミーティングでお店の目指す姿やミッションを繰り返し話すようにしたところ、スタッフみんなが同じ目標に向かって進む姿勢に。それまでは個人主義っぽいところがあったのですが、みんなの足並みが揃って一つのチームになったと感じています。目指す方向がハッキリしているとそれを基準に行動できるので、スタッフにとってもよかったかなと思います。

「相手に心臓を向ける」といった聴く姿勢の基本を意識しつつ面談。面談中に限らず、以前は「何かやりながら聞いていた」という仕事中の会話でも、いまは基本姿勢を守るように

お店の目指す姿やミッションは、ミーティング時に口頭で伝えるだけではなく、紙に書いてバックルームに掲示。常に視界に入るようにして、みんなの意識にインプット

その2相互に理解・信頼し合ってチーム力が高まり、売上も右肩上がり!

どんな取り組みを始めたのでしょう?

 個人面談で店長である私とスタッフの理解を深めたように、ミーティング時はスタッフ同士が互いに理解し合えるようにしました。具体的には講座で教わった、相互信頼を高めるための「充実度曲線」のワークシートをみんなに作ってもらったんです。

ワークシートについて、もう少し詳しく教えてください。

 これまでの人生の主要なエピソードとその時期の「充実度」を曲線で表したグラフと、簡単な経歴や、ここではどんな想いで働いているのか、仕事で心に残っているエピソードを1枚に書き出すワークシートです。それをミーティングまでに用意してもらって、当日は各スタッフに発表してもらいました。発表しやすいように、発表を聞き終えたら拍手をする、それぞれ質問をする、といったルールを設定しました。

みんなに作ってもらったワークシートには書き込みがびっしり!事前におのおの用意してもらうことで考えもまとまり、ミーティング当日もスムーズに発表ができる

この取り組みをしてみて実感した効果を教えてください。

 一緒に働いていても仲間がどんな想いで仕事に臨んでいるかは、なかなかわかりません。でも発表の場を設けたことで、相手への理解を深めることができ、そして自分も理解してもらえたと思います。「実はおもしろい子なんだ」とか仲間の新たな一面もいろいろわかって、スタッフ同士の人間関係がすごくよくなりました。いまではほかの支店から「大森店は雰囲気がいいよね」っていわれるんですよ。

人間関係がよくなると、業務面でも変化はありましたか?

 面談やミーティングを改めて始めたのは2月からなのですが、春からは徐々に売上がアップしていきました。夏に入っても好調で、8月、9月も売上は右肩上がり。9月の売上は昨年同時期の約180%に伸びました。

社員のほかにアルバイトスタッフもおり、以前はミーティングをしても人が集まらなかったそう。話し合う重要性を伝え、またスタッフもその効果を実感したことで、いまでは参加率もアップ

ミーティングで課題点を挙げて終わりにならないよう、その改善のためにやるべきことをわかりやすくまとめて貼り出している。課題ばかりでなく、隣には「いい点」を書いた紙も

NextChallenge!

 静岡本店のサロンスタッフを経て、昨年9月の大森店オープンにともなって初めて店長職に就きました。最初はマネジメントについて何もわからず、うまくお店をまとめられない状態に…。そんなときに講座を受講してマネージャーとしてどうすべきかを学ぶことができ、本当に助けられました。
 私の目標は、多くの支店があるなかで「関東のモデルサロン」になること。そのためにはチーム力の強化が欠かせません。いまはようやくチームの土台ができたところですし、課題もいろいろあります。今後も講座で学びながら、レベルアップしていきます!

店長・赤堀弓香さん

【ウレマネ】みんなで勝ち続ける 強いチームづくり[入門編]

【ウレマネ】スタッフが劇的に変わる! 「聴く」技術 ※旧「聴く」コミュニケーション

編集・取材・文
大西智与
撮影
森若匡

※掲載されている情報は2016年11月02日現在のものです

Salon Data

タイ古式マッサージ&カフェ wai room in大森【ワイルーム イン】

アクセス
JR大森駅から徒歩1分
創業年
2015年※大森店
設備
4室
スタッフ数
10名
URL
http://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000332230/

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