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先輩女性インタビュー

サロンで働く先輩女性たち

長く活躍しているさまざまな女性スタッフに、どんなキャリアを歩んできたのかインタビューしていきます。
自分なりの「なりたい私」を見つけてください!

vol.6

「続けること」で働く武器を身につけ、
育児と仕事を両立。

現在、第二子の出産を控え、HAPPYオーラ全開のママスタイリスト野口さん。原宿初のメンズオンリーヘアサロン「JUNES HARAJUKU」で指名客を多く持ちながら、業界誌などでも活躍する人気スタイリストでもあります。
キャリアを着実に積み重ねながら、ライフスタイルに合った働き方を作り出す方法とは?スタイリストであり続けるために必要と考えること、困難の乗り越え方などを語っていただきました。

Staff Data

野口麻里子さん(のぐちまりこ)さん 34歳

スタイリスト。
JUNES HARAJUKU勤務(東京都渋谷区)
スタイリスト歴13年、既婚、6年前に長男を出産。10月に第二子の出産を控え、12:00~17:00(週4日)で時短勤務中。

野口さんのLife History

★…ターニングポイント

  • 20

    理容室を営む母の背中を見て育ったこともあり、
    幼い頃から憧れの職業であった理容師の資格を取得。
    理容の業界を変えていきたいと考えていたところ、
    「JUNES」の代表であるBOWEさんの記事を読み、同じ考えの人がいる!と感激。ここしかないと面接を受け、3月末にアシスタントとして見事入社。
    7月、早稲田店から原宿店へオープニングスタッフとして異動。

  • 21

    わずか1年半で全カリキュラムをこなし、夏にスタイリストデビュー。お客さまを待たせないよう、スピード&クオリティを追及する日々。
    2年後に売り上げ100万円を達成。

  • 24

    サロンワークと平行して、業界誌の撮影もさせてもらえるように。今思うと、旬なときにやりたいことをやらせてもらっていたサロンに感謝。

  • 27

    ★同じ専門学校の彼とお付き合いして10年目に結婚。
    第一子を妊娠。妊娠がわかった際は、辞めたくないと代表に泣きながら相談。仕事にやりがいを感じている自分に改めて気づくことができた。

  • 28

    9月に出産。
    保育園がなかなか決まらず、1年後である翌年の10月に念願の復帰を果たした。

  • 34歳~

    10月に第二子を出産予定。
    9月まで働き、半年後の来年4月に時短勤務で復帰予定。

  • 25歳頃。コンクールで優勝を重ね、業界誌の撮影も多数担当

  • 長男の優蒼くんは現在6歳。たまにサロンへ連れて行くことも

  • 尊敬できる原宿店の仲間たち

野口さんへのインタビュー

今ではあの頃の気持ちが理解できないほど、仕事を続けたい気持ちでいっぱい

Q. 壁にぶつかった時の乗り越え方は?

A. 目の前の仕事に全力投球すること。

 きっと皆さんと一緒で、自分の時間がないことが苦しくて、若い時は正直辞めたいと思ったことはありましたね。家にいるのは寝る時だけという毎日で、おしゃれをしたい、やせたい、お金もほしい、遊びたい~って。でも、暇な時に無駄なことや先のことを考えてしまうけど、お客さまと接している時は楽しくて忘れられているということにある時気づいて。
 それからは、辞めたら理容師の母に申し訳ないという思いもあって、ひたすら目の前の仕事に全力投球。そうすると売り上げが100万円、200万円などの結果につながり、いつの間にかやりがいを感じるようになっていって。27歳で妊娠がわかった時には、会社を辞めたくないと泣いて代表に相談するほどになっていました。
 悩んだら、とりあえず目の前のものをガシガシこなしていくこと。それがつらい気持ちや壁を吹き飛ばす近道かもしれません。
 もちろん、自分自身だけでは解決できないことに直面することもあります。でもそんな時は、声に出して代表に相談。そうすると、常に私の考えを取り入れ理解してくれる、柔軟性に富んだ代表が解決策へと導いてくれるんです。私がさまざまな壁を乗り越えてこられたのは、最高の理解者である代表の存在もとても大きいと感じています。

「お客さまとのつながりを大切に日々仕事と向き合いたい」と語る野口さん

Q. 女性スタイリストとして仕事を続けるうえで必要なことは?

A. 仕事を続けていくために「続けていくこと」が大切。

 働き続ければ、技術が身についたり、お客さまの指名がついたりなど、必ず結果は出ると思います。そして、その結果が女性スタイリストとして仕事を続けていくうえでの大事な糧になってくれると思うんです。
 例えば、長いお客さまになると13年のお付き合いという方もいらっしゃるのですが、学生服を着ていた方が家庭を持つようになったりしていて。そうなると、子供についての会話が弾み、妊娠・出産がデメリットではなく武器に変わる。
 また、第二子の出産を控え、以前のように売り上げにバリバリ貢献できる働き方ではなくなりましたが、現場に立ち続けることで、ふたり目ができてもこうやって働けるんだということを後輩に見せてあげられる。何かしらサロンの役に立ち、サロンに恩返しができ、結果を残せると思っています。

若手女性スタッフへ、メッセージをお願いします!

 継続しなければ結果は出ないので、とにかく続けてほしいと思います。結果を出せば、サロンにとって必要な人間となることができ、現状を変える力を持つことができると思います。
 若い時は先のことばかり考えて不安になりがちだと思いますが、私の経験上、先のことはなるようにしかなりません。妊娠・出産を経ても働きつづけられる場所を作るためにも、今、目の前のお仕事を大切に。続ければ必ず結果は出ます!

Salon Data

JUNES HARAJUKU【ジュネス 原宿】

アクセス
JR原宿駅竹下口から徒歩4分
創業年
1996年
店舗数
6店舗
設備
8席
スタッフ数
11名(うちスタイリスト7名、アシスタント4名)※HARAJUKU店
URL
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000160647/
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