先輩女性インタビュー

サロンで働く先輩女性たち

長く活躍しているさまざまな女性スタッフに、どんなキャリアを歩んできたのかインタビューしていきます。
自分なりの「なりたい私」を見つけてください!

vol.5

出産を機に再び美容師の世界へ。
見つけたのは新しい働き方。

 一流の店が立ち並ぶ街・自由が丘で美容師としてのキャリアをスタート。順調にスタイリストとしての実績を積みながらも、モチベーションが上がらなくなり23歳にして美容師から離れることを決意。もう一度、ハサミを持ちたい。そう思ったのは出産がきっかけでした。それから約10年。現在もママスタイリストとしてイキイキと活躍し続けている小夏さんに、今までの歩み、そして今の働き方を伺いました。

Staff Data

小夏さやか(こなつさやか)さん 35歳

スタイリスト。
MerryLand自由が丘勤務(東京都世田谷区)
スタイリスト歴16年。小学1年生と3年生の男の子のママ。
現在、9:00〜17:00、定休日と日曜の週休2日の時短勤務。

小夏さんのLife History

★…ターニングポイント

  • 18

    高校卒業後、宮崎から上京。
    MerryLandに入社し、通信教育で美容師免許を取得。

  • 20

    練習を重ね、順調にスタイリストデビュー。

  • 23

    お客さまの指名も増え、スタイリストとして自信がつく。
    一方で仕事にマンネリを感じてしまい、目的のないまま
    「フラワーアレンジメントがしたい」と理由を付けて退職。
    今、振り返ると調子に乗っていた。

  • 25

    ★夫と出会い、結婚。第1子を出産。子供はかわいいものの、育児だけの生活にストレスを感じ、スタイリストに復帰したいと思うようになる。

  • 26

    産後6カ月で、別のサロンでパート勤務を始める。
    10:00〜17:00の時短勤務、日祝休み。
    サロンは保育園に近いという条件で選ぶが、保育園に空きがなく、入園できるまでの1年間は区の保育ママさんに見てもらっていた。
    かつてのノリノリだった頃とは正反対のお客様ゼロというイチからのスタートは、スタイリストとしていい勉強になった。

  • 28

    第2子出産。保育園の空きが少なく、一番入れる確率の高い0歳児で入園し、職場に復帰。
    子供には申し訳ないがほかに方法がなく辛い想いをした経験から、1年間は子供と一緒にいられる保育事情にして欲しいと願うように。

  • 31

    「MerryLand自由が丘」の店長を務めていたかつての先輩に、「30代のスタイリストが必要」と呼ばれ、はじめに働いたサロンに移る。
    自由が丘はハードルが高いと悩んだが、「最後のチャンス」と思い戻ることに。
    9:00~17:00、週休2日の時短勤務。

  • 35歳~

    4年目の現在は月間入客数88名、うち81名が指名。
    子供との生活を第一に考えながら、売り上げにもこだわって働いている。

  • 社員旅行でスタッフとハワイへ

  • 後輩とは朝まで語った日も

  • 子供達と過ごす時間が一番大切

小夏さんへのインタビュー

「これからも美容師はずっと続けます」と笑顔で話す小夏さん

Q. 育児で大変な中でも、仕事を続ける理由は?

A. 十年来のお付き合いになるお客さまと、子供の存在。

仕事に復帰しても、子供が夜泣きして眠れないまま出勤するなど、仕事と育児の両立は常にストレスを感じるのが普通だと思います。それでも続けるのは、長く続けていると、十数年のお付き合いになるお客さまも多くなって、自分のわがままで辞めるというのはまずできないと思うからです。信頼関係もあるし、お店を移っても来てくださるお客さまがいるということはスタイリストにとってとても大きく、しんどいことがあっても、続けようと思います。
もう1つは子供の存在。男の子2人なので体力は使いますが、私を笑わそうとしてくれるし、優先順位の1番が子供になったことで楽になった部分もあります。今の私があるのは、本当に子供のおかげだと思っています。

31歳でお店に戻ったときは、やっていけるかドキドキしたそう

Q. ママスタイリストとして職場復帰で苦労したことは?

A. 環境に慣れるまでが大変。既婚者や他のママスタッフの存在、
周囲の理解が助けに。

私の場合は、ママスタイリストということに加え、30歳を超えてサロンを移ったので、新しい環境に慣れるまでが大変でした。ママとしても、美容師としても職場環境というのはとても大きくて、前から知っているのは店長だけだったので、キャリアはあってもうまくやっていけるか不安でした。
そんなときに助けになったのが、今のサロンには既婚者や子供のいるスタッフも多く、理解してもらえる環境だったということ。子供の病気で急な早退や欠勤になっても、ほかのスタッフがフォローしてくれる体制を作ってくれています。こちらの都合でお客さまに予定を変えてもらうというのは本来あってはいけないことなので、これは本当にお店の理解が必要なことだと思います。

「私、数字人間なんです」と小夏さん。売り上げにもしっかりこだわる

Q. これからの目標は?

A. 数字で結果を残して、お店への恩返しをしたい。

今、4年目ですが、やっと慣れてきたところ。パートスタッフとして、時短でも本当は月間売り上げ100万円を超えないといけないので、数字にこだわって仕事をしています。今はまだまだですが、これからちょっとずつ結果を残して、お店への恩返しができればと思っています。

若手女性スタッフへ、メッセージをお願いします!

 ママスタイリストは確かに大変ですが、お店に同じような環境の人がいるだけで相談できるし、気持ち的にも楽になります。
 私は「バリバリ働きたいのに……」というジレンマもありましたが、ある時ふと「ほどほどでもいいんだ」と思えるようになりました。子供に留守番させて、モヤモヤした状態でお客さまに対応できる仕事ではないので、だったらビシッと休んだ方がいい。それがきっと、後々自分のためにも、次にママスタイリストになる人のためにも、そして子供のためにもなると思っています。「何かを得るには何かを捨てる」ではないけれど、きちんと仕事をしていれば理解して応援してくださるお客さまはいます!

Salon Data

MerryLand自由が丘【メリーランドジユウガオカ】

アクセス
東急東横線自由が丘駅南口から徒歩1分
創業年
1977年
店舗数
10店舗
設備
11席
スタッフ数
9名(うちスタイリスト6名、アシスタント3名)※自由が丘店
URL
https://work.salonboard.com/slnH000082435/?vos=nbsbkdisot171020001

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