先輩女性インタビュー

サロンで働く先輩女性たち

長く活躍しているさまざまな女性スタッフに、どんなキャリアを歩んできたのかインタビューしていきます。
自分なりの「なりたい私」を見つけてください!

vol.13

仕事も、妊活も、育児も、人生フル回転!
そんなパワフルママのキャリアとは?

 2児のママには見えない若々しい植田さん。見た目とは裏腹に、「得意なのは巣鴨系」と語ったり、完璧主義でがんばる姿はザ・体育会系と、その意外性が魅力的です。ご主人がオーナーを務める「Envy 東池袋店」で活躍する、パワフルママスタイリストの日常をうかがいました。

Staff Data

植田奈津美さん 34歳

スタイリスト。
Envy 東池袋店勤務(東京都豊島区)
スタイリスト歴9年。既婚。6歳と4歳の男の子のママ。
現在、週5日、10:00〜19:00で勤務中です。

植田さんのLife History

★…ターニングポイント

  • 20

    美容学校を卒業したが、美容師になると遊ぶ時間もなくなると、最後の自由時間を満喫するために学生時代からのアルバイトを継続。

  • 22

    アシスタントとしてサロンに就職。
    ここで現在のご主人の佐野さんと出会う。

  • 24

    他店にアシスタントとして転職。
    ご主人も同時期に別の店に転職。

  • 26

    スタイリストデビュー。
    早朝から終電までの長時間労働や仕事のストレスで、帯状疱疹が出たり、生理不順、胃潰瘍などを経験。

  • 27

    ★ご主人との結婚が決まって、30歳までには子どもがほしいと考える。
    いまのままでは妊娠は難しいと思い、妊活のために退職。運良く直後に妊娠が発覚。
    その年に長男を出産し、しばらくは専業主婦となる。

  • 29

    ご主人が独立して「Envy」をオープン。
    当時、2人目の妊娠中だったが、「Envy」で一時仕事復帰。

  • 30

    北海道の実家で次男を里帰り出産。
    開業直後でご主人が多忙だったため、産後2カ月で東京に戻る。子どもをお舅さんに預けて1日3時間のパート勤務として「Envy」で仕事復帰。
    翌年、長男は保育園に入れたが次男は待機児童となる。

  • 31歳~

    しばらく待機児童だった次男も長男と同じ保育園に預けられるようになり、本格的に正社員として仕事復帰。

  • 長男を出産したとき。この頃は一時仕事を辞めて専業主婦だった

  • 次男妊娠中は直前まで仕事に立ち、長男を連れて里帰り出産

  • 家庭では植田さん、オーナーの佐野さんもママとパパの顔に

  • 結婚式は挙げなかったが、今年ウェディングドレスを着て家族で撮影

植田さんへのインタビュー

以前は駒込の店舗にいたため、自身を「巣鴨系」と語る植田さん

Q. 他のサロン時代に体調を崩されて一時退職されていますが、
それでもスタイリストを続けたのは?

A. 話を聞いて、自分を認めてくれる先輩たちの存在が大きかった。

 体調を崩したから辞めたというよりは、30歳までに子どもがほしかったので生理不順がひどい生活をあらためたかったんです。当時は早朝から終電までの長時間労働でしたが、それが当たり前だと思っていました。体が大変というより、むしろ精神的なストレスが多かったですね。
 アシスタントでも少し経験を積むと後輩の指導をしなければならず、スタイリストになればそれがいっそう増えます。後輩がうまくできないと指導役の私が怒られることがストレスの原因。下の子のモチベーションをどうしたら上げられるのかばかり考えていましたね。
 それでも続けられたのは、人間関係に恵まれていたから。前のサロンでも話を聞いてくれるいい先輩たちがいて。ただ私の話を「うん、うん」と聞いてくれたり、私の意見を取り入れてくれたり。「認めてくれている」という気持ちにさせてくれたことがよかったのだと思います。
 それを見習って、私も後輩をご飯に誘ったり、話を聞いてあげて直せるところは直して、フォローするように心がけていました。

「Envy 東池袋店」には植田さんのほかにも産休中のママスタイリストが

Q. 2児の子育てと仕事の両立は大変ではありませんか?

A. 育児との両立よりも、スタイリストとしての成長の方が大変。
その分、充実感があります。

 オーナーである主人が労働時間の短いサロンを目指していますが、他店舗もあるため主人の帰宅は深夜。育児はほとんど私ひとりです。保育園が19時まで預かってくれるので、私もギリギリまでお店にいます。
 でもそれが大変と思ったことはないです。それよりも、スタイリストとしてお客さまに満足いただく責任の方が大変。デビューしたての頃は、スタイルの作り方など、頭ではわかっているのに自分にはできる気がしませんでした。でも、お客さまの前では平静を装った笑顔と態度が必要なので、緊張感で当時は毎日ぐったりでした。みんなそうですよね。
 それに慣れる経験は練習では得られないもの。お金をいただくお客さまと、無料のモデルとでは重圧感が全然違いますから。経験を重ねてできるようになっていく充実感が、スタイリストの醍醐味なのだと思います。
 以前勤めていた駒込のサロンでは、年配のお客さまが中心でした。「Envy」は若い方から年配の方まで客層が広いので、スタイルの種類はもちろん、エクステなど新しく覚えたりチャレンジすることがたくさん。それが楽しい毎日です。

若手女性スタッフへ、メッセージをお願いします!

 アシスタント時代やスタイリストになりたての頃って、先輩から言われることが理解できなかったり、できなくてイライラすることもありますよね。でも言われたくなかったら自分ががんばるしかないんです。日々、ひとつひとつの壁を乗り越えると次が見えてくる。技術が身について、イメージ通りのスタイリングができたときって本当にうれしいものです。その喜びを感じるために、少しのがまんは必要。周りの先輩たちも厳しく指導するだけでなく、気持ちをフォローする体制を作ってあげてほしいですね。

Salon Data

Envy東池袋店 【エンヴィ】

アクセス
JR池袋駅東口から徒歩10分・東京メトロ有楽町線東池袋駅から徒歩1分
創業年
2011年
店舗数
2店舗
設備
4席 コールド2席 ※Envy東池袋店
スタッフ数
3名(うちスタイリスト3名)※Envy東池袋店
URL
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000191753/

すべての連載記事一覧へ

連載記事カテゴリから探す