渋谷の街を彩った、一夜の音楽フェス!
2022年8月15日(月)、内田 聡一郎さん率いる「LECO」が5周年イベントを開催。その模様をレポート!
“都市型・音楽フェス”と銘打ち、渋谷・道玄坂のクラブ「contact」にて、豪華アーティストを多数迎えて行われた。DJとして内田さんが檀上に立つと、会場の盛り上がりはMAXに。サプライズで、8月30日に43歳の誕生日を迎える内田さんを祝い、ケーキが登場!会場一体となって「Happy Birthday to You」を大合唱するシーンでは、感極まった表情を見せた。
女性陣から「聡さーん、大好きだよー!」という黄色い声援が飛ぶなか、筆者の隣にいた男性は「かっこいいなぁ…」とつぶやく。とにかく、みんなから愛されていることをヒシヒシと感じた。
900名もの人々が集結!
この日、約8時間にわたったイベントの来場者は900名!LECOのお客さま、出演アーティストのファン、親交があるさまざまな業種の方々、美容師・美容学生をはじめとした美容関係者らが訪れた。
そのなかの一人、「SHACHU(シャチュー)」代表/みやち のりよしさんに話を聞いた。
—みやちさんにとって、内田さんの存在は?
マイメンであり、憧れであり、絶大なる信用がおける兄貴的存在です。以前から「美容室主催のイベントで、渋谷からカルチャーを発信することが夢」というのは聞いていました。今日、こうやって実現できているのがすごいですよね。ビジネスだけでなく、遊びも全力でがんばれちゃうところも、内田さんの魅力。これからも、そばで刺激し合える仲でいたいです!
次は、「QUQU」代表/浦 さやかさん。当日は、会場の一角で自身が手がける「U/P(ユーピー)」のヘアアクセサリー販売を行い、40個ほど用意した商品は、あっという間に売り切れた。
—たくさんの人が来ていますね。
内田の人望の厚さ、顔の広さですよね。本当はLECO2周年&QUQUオープンの時にイベントを行う予定が、コロナ禍の影響で、開催寸前で中止になってしまい…。でもこうして、一度口にしたことは絶対実現するところを尊敬します。
—QUQUオープンからは2年。ともに働くなかで、浦さんが感じる、内田さんのすごさとは?
クリエイティブも経営も、いろんな仕事が全部はやいし、全部できてしまう。だから、内田一人にやらせてはいけないと、スタッフみんな必死(笑)。そうしているうちに、私たちも成長できたかもしれません。
浦さんの隣では、美容師+イラストレーターとして活躍する「LECO」店長/小林 賢司さんの姿が。この日は、自身作のイラストをプリントしたTシャツを45枚用意し、すべて完売した。
—小林さんは、ブース出店としての参加なんですね!
クラブイベント自体は、自分には縁遠いものですが、僕にできることを考えたとき「Tシャツを販売する」ことかなって。僕はいま33歳。内田はその年齢の頃、すでにDJとしても活動していました。美容師を全力でやりつつ、それ以外でも活躍できるロールモデルを、今度は僕が、後輩たちに示せたらと思っています。
—今日のイベントが、ここまで集客できた秘訣は?
内田自ら、300名くらいに個別でメッセージしていたことも大きいのでは?一人ひとり、ちゃんと文面を変えて送っているんです。天才だと思われがちですが、やるべきことを人の何倍もやって、めっちゃ準備する。だからこそ、これだけの人が集まってくれた。今日あらためて思いました、カリスマですね(笑)。
また、LECOに通う男性のお客さまに話を聞くと…。『美容師としての腕に信頼があるので、前にいたサロンの時から10年以上、通っています。サロンでは、僕も好きなクラブの話もよくしていて。それで、今日おじゃましました』とのこと。
コロナ禍の停滞ムードを、払拭したかった
そして、イベント翌日、内田さんに感想を聞いた。
—大盛況でしたね。いまの気持ちは?
コロナ禍は停滞ムードで、おもしろいことをやりたくても、ずっとできなかった。それをやっと、払拭できました。あと、会場であるクラブ「contact」は今年9月に閉店してしまうのですが、ずっとお世話になった恩返しが少しはできたかな、という気持ちもあります。
身内だけで盛り上がるんじゃなくて、LECOを知っている人も、知らない人も、いろんな人が行き交う渋谷スクランブル交差点のようなオールミックスのイベント。テーマに掲げていた「スクランブル」を、体現できたと思います。
—LECO 店長の小林さんから、たくさんの人にイベント案内のメッセージを送っていたと聞きました。ご多忙のなか、準備が大変だったのでは?
インスタのストーリーに告知するだけだと、なかなか「行こう!」とはならないと思うので。イベントに際しては、出演者のブッキング、余興準備、PRと怒涛の日々でしたが、参加してくれたみなさんが楽しんでいるのが伝わってきて、それが何よりうれしかったです。
スタッフのみんなも、本当にがんばってくれた。それぞれにできることをやり切って、「これだからLECOは最高だ」という想いを、持ってくれたと思います。次は10周年かな(笑)?またやりたいですね!
イベント当日はテキーラを豪快に飲み(!)、「明日仕事できるかな」と言っていたものの、そこは内田さん!ひっきりなしに訪れるお客さまに、笑顔で対応。イベントのオーガナイザーとして、DJとして、そして美容師として。どこまでもカリスマであり続ける、内田さんの底力をまざまざと感じた。
▼「内田 聡一郎さん」「LECO」Instagram
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