実績を上げてこそ言葉に重みが出る。その実感から目標を意識するように
常に人気の就職先として、全国の美容学生から支持されている「ALBUM(アルバム)」。スタッフそれぞれが活躍の場を広げ、インフルエンサーも多い。その象徴となっているNATSUMIさんは、多くのSNSフォロワー数を抱えている。そんなNATSUMIさんが叶えたい今後の夢とは?
サロンの絶対的エースとしてチームを統率する、優しきリーダー
NATSUMI
ALBUM ディレクター
13年目
東京都出身
感謝のスペシャリスト
- 現在のキャリアを築くまでのターニングポイントは?
数字に無頓着な自分が、がむしゃらに数字を追いかけた店長時代
数字にこだわらず、目の前にいるお客さまのために一生懸命やってきたことが私の土台になっているのですが、逆にしっかり数字を追ったことがターニングポイントになっています。私が26歳で渋谷店の店長になった時、スタッフが全員年上になり、人って簡単には動いてくれないんだと痛感しました。自分の言葉に説得力を出すため、がむしゃらに実績を上げたことがいい転機になったと思っています。
- SNSがとても人気ですが、どんな発信を心がけていますか?
親しみを持ってもらえるようなセルフブランディングを意識
今は集客というより、自分のブランディングを重視する発信に変わってきています。セルフスタイリングやメイク、自分の推しているカット技術が中心にはなりますが、「この人にお願いしたいな」と思ってもらえるように、自分のリアルな雰囲気を伝えることを意識しています。
- 全国の美容師や美容学生からも注目されていますが、秘訣はありますか?
SNSでの見せ方や、美しい所作に気を配るように
技術が本質の時代だと思うので、どんなに忙しくても技術の勉強は欠かさないです。単なる「映え」ではなく、見せ方や所作まで考えて、美容師さんや学生さんから見て、キレイな仕事だと思ってもらえるようなお手本となるコンテンツづくりをしていきたいです。
- 今後の課題や叶えたい夢は?
ALBUMより少し年齢層を上げた新しいサロンをつくりたい!
叶えたい夢は、「ALBUM +」(仮)です!F1層(20~34歳の女性)をターゲットとしているALBUMとは別に、少し上の年齢層のお客さまや、落ち着いた空間が好きな方、お子さんのいる方がゆったりと過ごせるようなサロンづくりを考えています。その目標に向けて、今在籍しているサロンが、私がいなくなっても回るような組織づくりをしていきたいですね。
- 学生時代にやっておいてよかったことは?
プライドを捨てて、素直に人に聞いたりマネをすること
私は不器用なので、とにかく人よりもたくさん練習しました。意地を張らず、上手な子にコツを聞きにいったり、器用な子のマネをして繰り返し練習したことで、最終的には校内の定期コンテストでカットもオールウェーブもワインディングもすべて1位を獲得。その姿勢は美容師の今も役立っていると思います。
頑張っている美容学生にエール!
今持っている遊び心、野心を忘れず!美容師になると、美容学生の時に持っていた遊び心や野心が、良くも悪くもなくなってしまう。私は、美容学生が持っているあの無邪気さや自由さ、怖いもの知らずな感じが、すごく魅力的で大好きなんです。美容師になってもそのわんぱくさを忘れずに、いろいろなことにチャレンジしてほしいなと思います!