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第3章 人ありきの経営戦略

「人を育てることが、めちゃくちゃ好き!
それが自分でも、意外でした」

森井さん(写真中央)&全国にいる店長と共に店舗運営を担っているエリア長のみなさん

今後、サロンの出店計画は?

現在は直営28店舗・FC4店舗。これからより注力していくのが、FC展開です。ポイントは、「志あるオーナーをいかに増やすか」。Monopolyの理念に共感し、自ら手を挙げてくれる人を応援したい。また、共同出資で直営店の利益を分配するモデルや、シェアサロン業態も視野に入れています。

中長期的には、直営・FC合わせて1,000店舗が目標。直営を月に1店舗出店していく体制はすでに整っています。規模を大きくすることが、スタッフのキャリアパスを広げることにもなる。

キャリアパスは、どのようなものがありますか?

Monopolyでは法人営業、人事、労務といったバックオフィスの仕事、美容サロンの内装や家具関連の事業もあります。

アイラッシュサロンを出店したのも、やりたいというスタッフがいたから。組織人として成果を出せて、やりたい気持ちが強くあるなら、美容以外でもアリだと思っています。仮に飲食店だとしても、「お客さまを喜ばせたい」という点では、美容サロン経営と変わらないので。

「本気」という言葉が何度か出てきたのが、印象的です。なぜそこまで熱意を持てるのでしょう。

やっぱり、“人を育てることが、めちゃくちゃ好きだから” ですかね。 スタッフが成長していく姿を見るのが、何より面白いし、嬉しいんですよね。

…と言いつつ、実は昔の僕はズル賢いところがあって「仕組みを作って、キャッシュフローさえ回せば、あとは悠々自適に暮らしたい」 と思っていたんです。ところが美容業界で人と真剣に向き合ううちに、「あれ、自分は人を伸ばす瞬間にいちばんワクワクしているじゃないか!」と気づかされました。この発見は自分でも意外でした。

美容サロン経営は“人”に向き合う仕事。しっかり向き合えば、その人がグッと伸びる。Monopolyに入ってから、そうやって人生が変わっていくスタッフを何人も見てきました。一人ひとりにドラマがあって、本当に面白いんです。

※詳細は、森井さん出演 アカデミー記事「採用成功ストーリー」より

森井さんご自身のなかにも、変化があったんですね。今、スタッフのみなさんに思うことは?

スタッフにとって「物心ともにより良い環境」をつくることこそ、自分のやりたいことだと胸を張って言えます。他の業界のほうが大きなビジネスになる可能性はあるかもしれませんが、美容業界ほど“人の成長”がダイレクトに見える仕事はない。

まさに天職だと思っていますし、悠々自適とかはもうどうでもいいです(笑)。これからも僕は、ずっと美容サロン経営に向き合い続けたいと思っています。

「人を育てることが好き」と言った後、森井さんはこう付け加えた。
「いや、逆に僕のほうが、スタッフに日々教えてもらっている」と。

Monopolyが掲げているのは、「人の可能性を最大化する」。
圧倒的な本気度と信頼が、“人”を動かす。

店名もコンセプトも異なる店舗展開は、決まった型とは違い、膨大な手間とコストがかかるだろう。
それでもやるのは、店舗の数=誰かの夢を叶えた証であり、人も店も伸びるから。

前人未踏の1,000店舗達成が楽しみだ。

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