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Z世代の63%が、美容サロンで「エシカルな商品」を今後購入したい

エシカル消費につながる美容サロンの利用は、サロンでの施術だけではありません。今後の店販の購入意向は、63.2%。こちらも他の世代よりも高いスコアです!

Z世代の今回の調査で店販の購入経験は9.6%とまだ高いわけではありませんが、今後のポテンシャルは大きそうです。

利用してみたいエシカルな美容サロン、1位には!?

最後にZ世代が「エシカル消費につながる美容サロン」で利用したいものを見てみましょう。

1位には、「スタッフの手荒れ防止など肌にやさしい薬剤の使用」が選ばれました!

美容サロンのスタッフの多くは、「手業」でお客さまに技術提供しています。お客さまとの距離も近いため、「手荒れ」はお客さまも気づいている方がいらっしゃるのかもしれません。
特にヘアサロンでは、手荒れは離職の原因にもなっています。

Z世代は若手美容師と年も近く、定期的に来店する中で、美容師と心理的な距離が近いお客さまも多いでしょう「美容師さんが心地よく働ける環境に対して応援したい」という気持ちの表れかもしれません。

EDITORIAL NOTE

Z世代は高い環境意識だけではなく、LGBTQ+、ジェンダー平等などダイバーシティ(多様性)への関心も非常に高いと言われています。

就活の際にも、学生が「サステナビリティな取り組みをしている」ことを理由に面接を受けに来たというサロンも。

お客さまにも、従業員にも、「サステナビリティな取り組み」がサロンの新しい「付加価値」となっていく日もそう遠くはありません。

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文責

  • 田中公子

    田中公子(たなかきみこ)

    ホットペッパービューティーアカデミー研究員

    前職は経営コンサルティングファームでIT業界の業務改善に携わる。リクルート入社後、ホットペッパービューティーの事業企画を経て、2012年から現職。

    調査研究員として、「美容センサス」をはじめとした美容サロン利用調査や、美容消費の兆しを発信。セミナー講演、業界誌・一般誌・テレビなど取材多数。

    ◎共著
    『美容師が知っておきたい50の数字』『美容師が知っておきたい54の真実』(女性モード社)、『データで見るエステティックの今とこれから』(フレグランスジャーナル社)

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