整体×骨盤サロン「カ・ラ・ダ ファクトリー」(以下 カラダファクトリー)などを展開する株式会社ファクトリージャパングループは、2024年4月から新たな福利厚生プログラムを導入!リラクゼーション業界をリードする先進的な取り組みについて、株式会社ファクトリージャパングループ/執行役員・人材支援本部本部長である大杉信之さんに、その想いをうかがった。
相談窓口「FJG保健室」とは?
─4月1日から、新たな「福利厚生プログラム」を導入されたとのこと。どのような内容ですか?
まず、相談窓口となる「FJG保健室」の開設です。ファクトリージャパンのクレド(行動指針)に「街の保健室になる」という言葉がありますが、これは地域のお客さまの健康をサポートしたいという想いからです。それはスタッフに対しても同じで、整体師同士の個別ケアや相談窓口を設けて、サポートしていきます。
─整体師という職業ならではの、体の悩みもありそうですね。
特に入社後、経験の浅い整体師は腰や手首を痛めてしまうこともあるので、そのような不調を少しでも予防できれば…。スタッフには定期的に簡単なアンケートを行い、会社として体や心の状態を把握することで、必要とする方へのサポートを考えています。
相談窓口となるのは、整体師出身で、マネジメントにも精通し、直接の上下関係にない中立的な立場である「人材支援本部」のメンバー。場合によっては外部の専門機関とも連携し、健康面のバックアップを行う予定です。
誕生日には「施術チケット」をプレゼント!
─ほかに、新たに導入したブログラムはありますか?
スタッフの誕生日に「施術チケット」を進呈します。整体師が通常勤務している店舗ではなく、他の店舗での施術を選択できる点がポイントです。
─自店舗だと気を遣ってしまいそうなので、いいですね!他店舗を見ることは、整体師の方にとっても勉強になるのでは?
そうなんです。ファクトリージャパンでの独自施術者ランクの最高位である「エグゼクティブボディトレーナー」と、KA・RA・DA Experts for sports(FJGスポーツトレーナー)は、全国に約70名ずついます。尊敬する先輩やレジェンド整体師の技術を一度は体験してみたい、というニーズに応えていければと考えました。
また、整体師であるスタッフが、他店舗の先輩からの施術を受け、お客さまと同様に身体の状態や日常生活の姿勢についてアドバイスを受けることで一つ新たな学びとなります。
あとは何より、施術を受けることで疲れを癒し、心からリラックスしてほしいという想いがあります。
ほかにも、産後の育児休暇を取得するスタッフには「産後ギフトとして施術チケット&オリジナルの骨盤ベルト(KA・RA・DAバランスベルト)の支給」や、女性スタッフ向けに「生理痛対策のため低用量ピルを使用する場合の補助」といったものも用意されている。
福利厚生をきっかけに、働く仲間を増やしたい
─非常に手厚い「福利厚生」だと感じました。
ファクトリージャパンのスタッフは、約9割が現場で働く整体師。日々、お客さまの健康を担う私たちにとって、そこで働く整体師が心身共に健康であることは、とても重要です。
これまでお客さまに提供してきた技術・商品を、スタッフにも提供する。今後もスタッフの声を丁寧に聴き、職場環境を整えることで、フィジカル面とメンタル面の両方でサポートしていきたいです。
─自社のサービスや商品を体験することは、働くうえでの意識向上にもつながりそうですね。
おっしゃる通り、スタッフへの「健康教育の強化」という側面もあります。保健室で相談に乗る先輩スタッフはもちろん、入社時・店長研修・管理職登用時などのタイミングで全社的にスタッフ自身の健康意識向上を図ります。これまで整体師は、お客さまの健康を担っている意識が強いためか、自分たちに対する意識は二の次といった面も…。会社として組織的な取り組みを行うことで、働くスタッフの健康意識の底上げも狙っています。
─昨今、特に新卒世代の方は「福利厚生」を重視する傾向にあります。今回のプログラムは、採用面でも有利になるのでは?
「整体師の仕事っていいな」と思ってもらえる、ひとつのきっかけになれたらいいですね。整体師は、お客さまに「ありがとう」と言ってもらえる、とてもやりがいのある仕事です。
人材が集まらないことには、産業として縮小してしまいます。弊社だけ、ということではなく、業界全体で、一緒に働く仲間がどんどん増えていくことが理想です。今回の福利厚生プログラムが、その一助になれたらうれしいです。
▼「株式会社ファクトリージャパングループ」コーポレートサイト
https://factoryjapan.jp/
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