PEOPLE.05 西野亮廣×山川咲 キングコング×CRAZY WEDDING
結婚式を、アップデートせよ!
Profileプロフィール
■西野 亮廣(にしの あきひろ)
芸人、絵本作家、アプリサービス開発など幅広く活躍。10/26に刊行した堀江貴文さんとの共著『バカとつき合うな』(徳間書店)は1週間で14万部、11/16刊行の『新世界』(KADOKAWA)は発売4日で13万5000部を突破。12/6には『ほんやのポンチョ』(幻冬舎)と、3カ月連続で新刊をリリース。
・オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」
メンバーは約1万3000人(2018年11月時点)と国内最大級を誇る。※Facebookからログイン(月額1000円)
https://salon.otogimachi.jp/
■山川 咲(やまかわ さき)
「CRAZY WEDDING」創設者・ブランドマネージャー。2006年に人材系コンサルティング会社に入社。2011年、同社を退職後、完全オーダーメイドの「CRAZY WEDDING」を創業。ウェディング業界に革新をもたらし、2016年に毎日放送「情熱大陸」に出演。
・「CRAZY MAGAZINE」西野さん・山川さん対談記事(前編・後半)
https://www.crazy.co.jp/blog/articles/lets-release-a-wedding-ceremony1/
https://www.crazy.co.jp/blog/articles/lets-release-a-wedding-ceremony2/
・西野さんコラボレーション キャンペーンサイト
https://www.jiyukon.com
・「IWAI」公式HP
https://thisis.crazywedding.jp
#結婚式に自由を
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これだけエンタメがあるのに、結婚式はアップデートされてない。
山川
本日は弊社までお越しいただき、ありがとうございます。西野さんのオンラインメンバーの中から約20名が、対談の様子を発信してくださるということで見学してくれています。
西野
昨日の夜、サロンメンバーに投げたんですけど。みなさん、暇でよかったですね(笑)。
山川
今日は「結婚式をもっと自由に」というテーマでお話できればと思います。「CRAZY WEDDING(クレイジー ウェディング)」は、“人生の節目を祝う場所”として2019年春、東京・表参道に新ブランド施設「IWAI(いわい)」を開業します。その全貌が11/22“いい夫婦”の日に明らかになるんです。ジャンヌ・ダルクみたいに「第二の革命を起こそう!結婚式を解放したい」という気持ちです。
西野
今まで、「CRAZY WEDDING」の式場はなかったんですか?
山川
そんなに広げないでプレミアにつくっていこうと思って、あえて作らなかったんです。だけど今後さらに「完全オーダーメイドの式」を増やしていくには、新しいフォーマットが必要だなと思って。これまで1000組のお客さまと向き合ってきて確信しました。いま式場を持つことで、これまでとはまた違った方法で表現ができる。世界を変えられる、って。
西野さんに対談をお願いしたのは、結婚式が嫌いというウワサを聞いて(笑)。「結婚式を解放する」をテーマにするなら、この人しかいない、と。西野
なるほど(笑)。僕が最後に結婚式に出たのは、相方の梶原(キングコング)の時で10年以上前ですかね。お誘いいただくんですが、ほとんど出席したことないですね。
・・・あ、違う、違う!今年の夏に、僕がやっているサロンメンバーが結婚して、そこには行きましたね。バーベキュー会場で。それ以外は、拒み続けてきました。
山川
どうしてですか?
西野
おもんないのと、予算問題ですね。司会が出てきて、食べたくない料理を食べさせられて・・・。僕は劇場出身だから、照明やセットにどのくらいお金がかかるか計算できるんです。そうすると結婚式って計算が合わない。せっかくハレの日、めでたい日なのに、新郎新婦が式場にお金持っていかれるのって悲しいから、見たくない。まぁ、予算がかかってもムッチャおもしろいならいいけど。誰かの結婚式のコピペみたいなのを、ずっと見させられて・・・。いまだにキャンドルサービスとかケーキカットって、あるんですか?
みんな退屈さは絶対感じてる。これだけエンタメが転がっているのに、結婚式はアップデートされてないですよね。
山川
「結婚」に対しては?
西野
結婚はしないですね、一生。幼稚なこと言いますけど、時間が奪われるでしょ。今で時間いっぱいいっぱいですし。あと不倫とかしたらメチャクチャ怒られるじゃないですか、それもつらい。
女性とお付き合いするのはいいけど、相手にちゃんと聞きます。「結婚しないけど、いいの?」って。そうすると、どっかで誰かが「ずるい」とか「人の時間を奪って」とか言う。
「なんで結婚しないの?」も変な話で、僕は人生で一回も「結婚する」なんて言ってない。学校でいったら、いきなり教室にズカズカ入ってきて「お前は何で卓球部に入らないんだ!」と言われているようなものです。
でも結婚する人に対しては、メチャクチャ大賛成。したい人はすればいいと思います。
山川さんは、なんでしたんですか?
山川
私は、「結婚式」がしたかった(笑)。24歳で結婚したんですが、その時はまだ前職で普通の会社員。なのに自分で1千万円くらいかけてやりました、300人くらい招待して。サンバ隊を呼んだりして、あれしたい、これしたいを全部叶えました。
結婚、いいですよ~。西野
浮気とかするんですか?そんなこと言えないか(笑)。
僕は相手をまったく縛らない。自分が好きな人だって、よそ見する時があると思うんです。でも本当に好きだったら、その子の好きな方を見させた方がいい。好きな子だから、好きなことしてほしいって思います。
山川
素敵な考え!
西野
愛は好きだけど、恋はメッチャ嫌い。自分目線か相手目線だと思うんです。恋って完全に自分目線でしょ。愛は、相手目線だと思います。“いい夫婦”でいうと、常に相手を主役にして考えてほしい。
でもこんな場で、「自分は結婚しない」とか言ってるの、最悪ですけど(笑)。
山川
だからこそ、お話を聞いてみたかったんです。
ちょっとここで「CRAZY WEDDING」の結婚式の様子を、ムービーで観ていただけますか?西野
(観終わって)みんな笑顔ですね!このくらいカジュアルならいいです。スーツ着てかしこまるのはしんどい。出席者を緊張させないノリがいい。結婚式は、全部これにしてほしいっすね。結婚式がライブ観にいくノリになるというか。これなら、知らないアーティストのライブに行くより、知ってる友達の結婚式に行く方がいい!