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結婚式場も、お金の生み方を発明した方がいい!
山川
2019年・春に開業する「CRAZY WEDDING」の式場である「IWAI(いわい)」では新しい結婚式を生み出したいんです。例えば、「お金の使い方が選べる」こと。式のステージって、お金かけたらいいものが作れます。ご祝儀が悪いわけではなくて、お金をどこに使うかが、自由に選択できる。あと、「持ち込み無料」です。カメラもクリエイティブも、自分たちで選べないことが多いので。
西野
司会も決まっちゃってるんですか?
山川
式場から「この3人の中で誰がいいですか?」とか。
西野
つらいー。選べるのはいいですね。司会やカメラマンだったら、自分の友だちの方が腕がいいし、いい顔ひきだせると思うけどなぁ。
山川
「IWAI」では、誰を司会にしてもOKです。例えば、新郎新婦と一緒にずっと式を考えてきた「CRAZY WEDDING」のプロデューサーでもいい。
西野
スマホみたいに、自分が使いやすいように機能をカスタムできる方がいいっすね。絶対こっちのがいいのに、今まで何で選べなかったんですか?
山川
式場としては、司会やカメラマンを紹介することでマージンが入る。だからそれをやらないと儲からなくなる、というのもあると思います。
西野
そっちね!なるほど、紹介料というか・・・。会場を使ってない時間帯とかは、どうなってるんですか?
山川
平日は打合せとか。だから稼げる土日は、結婚式の値段が高くなる。
西野
それは、「お金の生み方」を発明した方がいい!僕は今、オンラインサロンでも収益を上げています。月額1000円で、会員数に応じてお金が入る仕組みです。例えば書籍で食べていこうと思うと、今までは印税の利益で、まわさないといけなかった。でも僕は、本が売れることによって、自分がやっているサロンメンバーが増えればいい。そしたら印税は、自分の手元に入れないで、全額宣伝費に使うこともできる。
結婚式場もオンラインサロンをやるとか、どうですか?
山川
「CRAZY WEDDING」では式を挙げる前の人のコミュニティをつくりたいな、とは思っています。いろいろ相談し合えるような。
現状、式場など結婚式を作る側は、SNSをやっていないことが多いんですね。「B to C」だから、リスクがあるので。西野
これ考えるの楽しそう!一緒にやりたい。
結婚式場も、いろいろ考えれば、やり方がありそうですよね。使い方も、売上あげる方法も。
山川
他にも「IWAI」では、既存の結婚式のやり方を変えたいと思っています。
例えばITを駆使して、新郎新婦にアンケートを事前に入力してもらい、お客さまの負担を減らす。「何が食べたい?何がしたい?」と項目を並べて、簡単に選べるようにしたり。西野
いいことしてますねぇ。
山川
あと席次を決めるのが一番大変なんです。やれ誰が欠席、アレルギーがある、とか。招待状も誰に送るか考えて、文章つくって、大安調べて・・・って。新郎新婦はこれに何カ月も翻弄されるのに、ゲストから「席次つくってくれて、ありがとう」とは絶対感謝されないですよね。そんな意味のないことをするなら、自由席にした方がいい。あるいは面倒なことは一括してこちらがやるとか。
「プロセスをラクにしてあげて、するべきことをする」というようにしたいんです。西野
そういう、めんどくさいことをやってくれるのはいい!
山川
あと「呼ばなくちゃいけない人」問題。日本は、上司を呼ばなければいけない、とか考えるでしょ。そうすると式自体も「その人に失礼にならないように」となるから、おもしろくないロジックになっちゃう。
それで、名前を変えればいいと思ったんです。「梅酒じゃなくてチョーヤです」みたいに、「結婚式じゃなくてIWAIです」って。
西野
あぁ!式じゃなくて、パーティーって呼べばクリアみたいな。会社の重役も「結婚式に呼ばれていない」と怒る人はいるかもしれないけど、「IWAIに呼ばれていない」とは怒らないかも。そういう逃げ道をつくってあげるのは、いいですね。
式の時も「あの人がいるから、下ネタやめとこう」とかおさえなくていいし。