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第3章海外展開にサッカー事業!?

「自社プロダクトを持って
世界のクリエイティブの舞台へ」

RYUSEIさんは、韓国など海外でも精力的にセミナーを行っている

今後の店舗展開について、教えてください。

あと5年、2029年までに30店舗が目標です。しっかりと力をつけたスタッフが各店舗の代表となり、サロン運営から得られる利益の一部を受け取る仕組みをつくりたい。そうすれば、長期的に安定した収入を得られるようになります。

来年(2025年)には、海外での出店も予定しています。海外展開をすることで、スタッフが想像するキャリアアップを全部埋めていきたい。

海外を視野に入れているんですね!

商材としては、「THE SLICK」の樗木佑太さんと共同開発したカラー剤「KIRATERA(b-exより発売)」も、アジアを中心に展開していく予定です。

また、PELEの自社商品であるシャンプーを、2024年10月1日にローンチ予定です。プレイヤー・サロンとして、ただ海外に行くのではなく、自社プロダクトを持って、世界のクリエイティブの舞台で戦いたいなと。

サロンの出店、プロダクト開発とスピード感があります。アパレルはいかがですか?

ひき続き、アパレル事業「DARA(ダラ)」では美容師&一般消費者向けの服を販売。そこから派生させたブランド「DARA BEAUTY(ダラ ビューティー)」として、カラコンや化粧水などを開発・販売していけたらと考えています。サロンでそれらの商品が売れる度に、美容師に還元される仕組みもつくっていきたいですね。

他事業での構想はありますか?

いつか、サッカー関連の事業もしたい。スペインのクラブオーナーになって、サッカーチームを持つことが夢です。毎日、寝る前にサッカーを観て、起きてまたすぐサッカーを観る…というくらい好きなので(笑)。

お忙しいなかで、すごいです(笑)。
美容師になった理由は「有名になりたい」「若くして早く稼ぎたい」とのことでしたが、すでに達成されたのでは。RYUSEIさんとして、次の目標は?

プレイヤーとして、自分のクリエイティブが、世界で通用するのか?戦えるのか?そこが気になる。だから海外でセミナーをする時は、現地の美容師さんがどんな反応をしているか、すごい確認します。経営者として、仕組みや商品、スタッフのことを考えますが、プレイヤーとしては、どこまでもエゴイスト。でも美容師って、エゴイストであるべきだとも思うんです。次から次にやりたいことが出てきて、引退は、最初に予定していたより、もうちょっと先になりそうです(笑)。

サロン名の「PELE」は、言わずと知れた“サッカーの神様”、あのPELEから。

RYUSEIさんが、こだわってきたのは「勝つ」こと。美容師という職業、ハイトーンカラー戦略…自分の好きや得意はさておき、常に勝てるほうを選択してきた。(誤解があるといけませんが、今は大好きとのこと!)

そして、サッカーはあきらめた…とフェイントをかけ、実はその夢も捨ててはいなかった!

美容業界に「RYUSEI」の名は轟いた。さぁ、次は「PELE」という最強チームでの戦い。逆算が得意な彼のこと。どうゴールを決めるか、イメトレは仕上がっているに違いない。

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