仙台ヘアサロンで応募5名採用3名！生涯雇用を目指すサロンの福利厚生とは？

2010年に創業した株式会社こもれびでは、福島県河沼郡に1店舗、宮城県仙台市に1店舗のヘアサロンを展開しています。生涯雇用を目指して労働環境などの改善に努めてきた中、HOT PEPPER Beauty WORKでスタッフを募集したところ応募5名・採用3名を実現できました。創業当初から現場のマネジメントを担当する店長の小川和登さんに、詳しくお話を伺いました。

株式会社こもれび

店長　小川和登さん

業種：ヘアサロン
店舗数：2店舗
スタッフ数：10名

今回採用したスタッフ

アシスタント　菊地あゆみさん

役職：スタッフ
雇用形態：正社員
スキル・経験：未経験

どんなサロンでありたいと考えていますか？: 従業員満足を第一にして、その先の顧客満足を実現するサロンでありたい。

忙しいママたちに、楽に扱えてトレンドも押さえたヘアスタイルを提供したい。

「hair lounge comorebi 」があるエリアは保育園や幼稚園が多数存在し、育児中のママが多く住んでいます。家事育児で忙しく、あまり自分自身に時間をかけられません。そんなお客さまに対して“楽に扱えて、かつ今っぽいトレンドを取り入れたヘアスタイル”を提供していきたいと考えています。ありがたいことに接客にもお褒めのお言葉をいただいていますが、スタッフに対して特別な指導をしているわけではありません。もともと明るく笑顔いっぱいのスタッフばかりで、最初からお客さまとの時間を楽しもうという気持ちで働いてくれているのです。ただひとつ意識しているのは、忙しいお客さまをお待たせしないように、手が空いているスタッフはスタイリスト・アシスタント関係なくヘルプに入るということです。口うるさく指導しているわけではありませんが、店長である私自身が積極的にヘルプに入っているせいか、みんな快く協力してくれています。

スタッフが長く働ける環境を会社がつくってあげたい。

サロン経営でいちばん大切なことは従業員満足度を高めることです。創業当初から弊社の代表取締役が大切にしている考えで、経営陣にも根付いています。たとえば社員でも土日休みは可能ですし、自分の有給休暇は自由に設定できます。パート・アルバイトのスタッフには、自分で勤務時間を決めてもらっています。会社から「この日は出てね」と伝えることもありませんし、土日出られないスタッフが複数いたとしても仕方のないこと。「その日出勤しているスタッフでできる限りの仕事をしましょう」というスタンスです。従業員満足度を上げていかないと、顧客満足度も上がりません。生涯雇用を目指していますし、結婚や出産を経て休職しても戻って来られる場所でありたい。そのためにスタッフには無理をさせず、会社がうまく環境をつくってあげたいと考えています。

HOT PEPPER Beauty WORKでの工夫、効果について教えてください。: 会社の想いや福利厚生についてわかりやすく記載し、応募5名・採用3名を実現。

美容師にとってHOT PEPPER Beautyは切っても切れない存在。

今後さらに店舗数を増やしたいと考えているので、常にスタッフは募集しています。美容師にとってHOT PEPPER Beautyは切っても切れない存在なので、確実に採用につなげるためにはHOT PEPPER Beauty WORKがいちばん強い媒体なのではと感じています。実際に応募してきてくれる方たちも良い方ばかりでしたね。他社の求人媒体にも掲載していますが、なかなか「サロンに合う」と感じる方がいないのが実態です。それに比べるとHOT PEPPER Beauty WORKからの応募者は「サロンのことをしっかり理解したうえで応募して来てくれる」と感じることが多いですね。

会社の想いや、各種手当・勤務時間・休暇などを明記。

まずは、会社として「従業員満足をいかに大切にしているか」という想いをしっかりと記載しました。あとは具体的な勤務時間・各種手当（通勤手当、役職手当、皆勤手当など）・各種休暇などをわかりやすく明記。求職者が“働くうえで気になること”に対して疑問を持たないよう原稿を作成しました。応募者に対して意識していることは、店長である私だけではなく、他のスタッフともできる限り触れ合う時間をつくることです。スタッフみんなが応募者に対して声がけし、手が空いていたら近い立場のスタッフと話をしてもらったりなど“この中で働くイメージ”がつくよう心がけています。

どんなスタッフが採用できましたか？: 笑顔が素敵で、自主的にしっかり練習してくれるアシスタントを採用。

いつも自主的に練習して努力を重ねています。

最初に会った時の印象は「笑顔が素敵だな」ということでした。ヘアサロンで働くのが初めてなので、期待と希望を持って、目をキラキラさせて応募して来てくれました。入社後はサロンで自主的に練習を頑張っています。“スタッフの自主性を大事にする”というのが弊社の方針ですが、それを体現できるくらい励んでくれています。他のスタッフたちとの相性も良さそうですね。いろいろと大変なこともあるかと思いますが、今後の成長が楽しみです。

今回採用した菊地あゆみさん（写真・右）と共に。日ごろ店長の小川さんがいろいろと話を聞いてサポートしているそう

採用スタッフインタビュー

今のサロンで働きたいと思った理由は？: サロンからのメッセージを読んで「ここで働きたい」と思いました。

もともと子供の時から美容師に興味がありました。私の母がヘアサロンが苦手な人で、いつも自分で髪を切っていたんです。それを見ていて「私が切ってあげられたらいいな」と思っていました。学校を卒業するときに、就職先をヘアサロンにするか整骨院にするか一度悩み、整骨院を選んだんです。学校の先生の紹介だったのですが、就職後に「聞いていたことと違う」と感じることも多くて…“ここでの自分の将来”が思い描けず悩んでいました。自分自身に「何がしたいか」を問いかけたとき、まだ「美容師をやってみたい」という気持ちが残っていたので、挑戦することにしました。最初はネットで検索していたのですがよくわからず…その中でHOT PEPPER Beautyはスタッフの顔やお客さまの年代も見られてわかりやすいと感じ、HOT PEPPER Beauty WORKのアプリをダウンロードしました。その中でいろんな情報をチェックしましたが、いちばん気になったのが“企業情報”の欄です。会社の理念を書いているところもあれば、スタッフに対する想いを書いているところもあり、さまざまでした。そこで株式会社こもれびのメッセージに惹かれ、応募を決めました。

実際に入社してみて、いかがですか？: 大変なこともあるけれど、応援してくれる人たちのためにも頑張りたい。

入社後、大変なことがないといったら嘘になります。練習がうまくいかない時などに「しんどい」と感じたこともありました。でも店長がいろいろと話を聞いてくれたり、メーカーやディーラーの営業の方が声をかけてくれたり。きっと店長が根回ししてくれたのだと思いますが「何でこんなに良くしてくれるんだろう？」とビックリするくらい気を配ってくださって、ありがたかったです。近くに住んでいる家族も、お客さまからも応援していただいています。多くの方の助けがあって続けてこられたので、今後はその方々に何か返せるように頑張っていきたいと思っています。