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AKROS GRAND X 松本拓馬さん

Vol.08

松本拓馬さん

AKROS GRAND X

ヘアサロン「AKROS GRAND X(アクロス グランド クロス)」代表

1988年、横浜生まれ。2009年に「AKROS」入社。 表参道本店の副店長、原宿店の店長を経て、2016年2月「AKROS GRAND X」のオープンと同時に代表就任。2017年9月に「AKROS監修美容師・理容師」、11月には「AKROS監修美容・理容学生塾」を開設して代表に。超高速のカット技術“ライジングカット”が話題を集め、テレビや雑誌にも多数出演している。
http://akrosstyle.com/

01 HOBBY

最近ハマっていること

店の営業が終わったら
即行でジムに向かいます。

がんばった分、結果が出るのが
筋力トレーニング

2年半ほど前から、週6日ペースで筋トレに励んでいます。昔からガリガリな体型がコンプレックスだったこともあり、マッチョになってみようかなと。

続けるうちにだんだん体つきが変わってきて、持っていた服が全部入らなくなりました(笑)。SNSに体型の変化を載せたら、それをきっかけに筋トレを始めるフォロワーの子も出てきて。痩せ型の人はたいてい、自分には筋肉がつきづらいと思っているんです。でもガリガリだった僕がマッチョになれたら、そういう人たちに希望を与えられるかもしれない。そんな気持ちで今、がんばっています。

美容師って忙しい職業だけど、それでも僕は筋トレを続けられています。自分の時間を作ろうと思えば作れるのだということを、美容師を志す人たちに知ってもらいたい。SNSに投稿する背景には、実はそんな思いもあるんです。

変化は一目瞭然!「トレーニング時は相当追い込んでいるので、気絶しそうになることもあります」と松本さん。いずれは、ベストボディジャパンなどの大会に出場することも考えている

02 BELIEF

仕事における信念

美容師は、お客さまの人生を
よくも悪くも変えられる
責任重大な仕事です。

お客さまが求めている髪型を
絶対に叶える!

「大事なのは、サロンでの時間を気持ちよく過ごしてもらうこと」と松本さん。接客では、それぞれのお客さまの雰囲気に合わせた対応を心がけている

髪型が決まらないとテンションが上がらないし、1回切ると1カ月以上その髪型がつきまとう。だから美容師って、お客さまの「人生」にも影響するような仕事だと思うんです。お客さまのために、絶対的に上手くならなければいけない。そう考えて猛練習しました。プロフィール欄に自ら「世界一上手いです」と書いているのは、その自信と覚悟をお客さまへ伝えるため。「僕は世界で一番上手いから、絶対にあなたの人生をハッピーに変えることができます」と。それがお客さまへの礼儀だと思うし、そうやって明言することで自分自身の退路を断っています。仕事には魂を込める。それって当たり前のことだと思うので。

松本さんのカットを求めて、北海道や沖縄の離島、さらには海外から足を運ぶ人も多くいる

03 PROJECT

監修美容師・理容師の取り組み

地元のサロンでさくっと
カッコよくなれたら、
それが一番いい。

AKROSスタイルを
全国のお客さまへ届けたい

うちの店には全国からお客さまが来てくれています。でも遠方だと、毎回通ってもらうのは難しい。そこで新プロジェクトとして、9月に「監修美容師・理容師」、11月に「監修美容・理容学生塾」をスタートしました。全国の美容師さんがAKROSの技術を習得すれば、どこに住んでいる人でも、地元のサロンでめちゃくちゃカッコいい髪型になれる。それが一番いいんじゃないかと。

このプロジェクトでは、技術だけでなく教育も監修します。「何のために美容師をやっていて、どういう想いでお客さまの髪を切るべきか」という志が、技術に直結すると考えているので。お客さまをカッコよくして、その笑顔を見て、自分たちが嬉しくなる。そういうAKROSの原点を、全国の美容師さんたちと共有していきたいです。

これから活躍する若手の美容師さんや美容学生さんには、夢を大きく持ってもらいたい。そしてその夢が自分の欲望だけで終わらず、人のためになるように。夢の果てにある目的を考えて、美容師の仕事に励んでほしいです。

プロジェクトでは、メールを使った通信教育で松本さんのメンズセットが学べる。開始から2カ月の現在、すでに参加者は80名ほど

「美容学生のうちは、技術の練習は当然のこととして、友だちとたくさん遊んでおくべき。社会人になるとそれが難しくなるし、友だちは人生の財産になるから」と松本さん。写真は美容学生時代の1コマ

華やかなオーラをまとった松本さん。
お話してみると、「お客さまのため」「フォロワーのため」「美容業界のため」と、他者への愛情にあふれています。プライベートでは趣味の手料理を友人たちに振る舞うこともあるそうで、「誰かに何かをやってあげるのが好き」と自己分析。
突出した技術はもちろんのこと、このホスピタリティと誠実さが、男女問わず多くのファンを惹きつけるのでしょう。

企画/柳澤真実 編集・文/加藤愛 撮影/久保田敦

※掲載されている情報は2017年12月11日現在のものです

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