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第4章美容から飲食まで多角経営へ

「美容での単価アップは限界がある。
サービス業という視点で事業を展開。」

パンケーキ専門店は札幌市・サッポロファクトリー2条館内の「Pancake store ROBAROBA(ロバロバ)」のほか、2019年6月には小樽に「チャーリーのパンケーキ工場」をオープン。スプーンで食べるふわふわのパンケーキは、メディア取材も多数

保育園以外にも幅広い分野の事業を展開されています。現在、運営している事業を教えてください。

現在は0歳~2歳児対象の企業主導型保育園が2軒、3歳~5歳児を対象にした幼稚舎が1軒、美容室2軒、まつエクサロン4軒、ネイルサロン2軒、あとは鍼灸整骨院が1軒とパンケーキ専門店2軒、イタリアンが1軒です。

美容から飲食店まで、さまざまですね。

僕の考えでは、年収が1000万円だとしても美容室に使う金額には限度があると思っていて。年間200万円は使わないでしょう?うちの美容室にはいいお客さまが来てくださるけど、美容室だけなら年間の利用額は20万円くらいです。でもその方が子どもを保育園に通わせてくれたら、月謝が7万円で年間84万円をうちに払ってくださいます。そうやって、お客さまが「お金を使いたい」と思う場所を作っていくことは、企業として自然じゃないですか。

美容室だけでお客さまの単価アップを目指すって、僕は嫌なんですよ。物販をするにしても、すごく独自性のある商品だとか、Amazonみたいに早く手に入るとかならいいけど、そうじゃないもの、お客さまが必要じゃないものを売るのって後ろめたく感じる。それに、美容代だけで10万円を使うのは、お客さまにとってもまあまあ苦しいこと。でも美容だけじゃなく飲食とかいろんな選択肢があるなかで、価値あるものであればお客さまも進んで使ってくれます。

美容室1店舗だけでなく、グループ全体で収益を上げることを目指しているんですね。

美容だけでやっていくと限界がある。ヘアにかける金額は低いけどネイルにはいっぱいお金を使うって方もいますが、それでも美容にかける全体的な金額って何となく決まっていると思うんです。だからスタッフにも無理に売りつけないでいいよって話しています。その代わり僕は「美容業」にこだわらず、もっと広い「サービス業」でお金を使える場所を増やしていくことが社長としての務めだと考えています。

美容サロンがカフェなどの飲食業に進出するのは、なかなか難しい面もあると思いますが?

「カフェ」って言っている時点で特徴がないですよね。そこのウリは何ですか?という話。うちの場合はそれがパンケーキ。雰囲気がいいお店でも、2回来るかは微妙でしょう。でもパンケーキを気に入ってくれれば、また来てくれます。うちは単価2000円ほどだけど、リピーターさんも多いですよ。とはいえ来るのは月1回くらいです。そこで、来店時には1カ月以内なら使える500円引きの割引チケットを渡しています。

なるほど。

飲食店をするにあたって調べたんですけど、フード(材料費)とレイバー(人件費)のコントロールが大切なんです。スタッフが多く、無駄な人件費がかかっているお店もありますよね。人件費を減らすために、提供などのオペレーションをしっかり整えることも大切だと思います。

うちのパンケーキ専門店も最初はスタッフが7人くらいいて。オープン直後からテレビの取材もあったし、東京ほど競合店もないし、売上はすごく上がりました。でも売上がいい日はスタッフ7人でもいいけど、少ない日でも同じ人数を抱えているので人件費が重荷になる。それで、店舗の移転をきっかけにして券売機を入れました。これでお会計とオーダーは完了。さらにお客さま自身がドリンクカウンターから自由に選ぶフリードリンク制にして。結果的に、以前と比べてスタッフ3人が不要な体制を作りました。

  • 2018年にはイタリアンと和を融合させた「魅惑のイタリアン 旬絛しまだ」をオープン。看板料理は「北海道産牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ」

  • 2軒あるパンケーキ専門店ではオリジナル開発した「魅惑のロバのプリン」のテイクアウト販売も。北海道産の牛乳や卵を使用し、プレーンやいちご、かぼちゃなど6種類の味を用意

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