【開業編】STEP2!
資金調達~必要額の算出・事業計画作成編~
物件が決まったのでいよいよ資金調達!不動産屋さんに物件を仮で押さえてもらい、融資申請に進んでいきます。事業計画書を作成する上で注意しなければならないポイントとは…?
美容の未来のために、学びと調査・研究を
物件が決まったのでいよいよ資金調達!不動産屋さんに物件を仮で押さえてもらい、融資申請に進んでいきます。事業計画書を作成する上で注意しなければならないポイントとは…?
また、内装にこだわりすぎてしまった結果、内装費用が過大等の理由で満額融資が受けられないこともあります。その際の対処法は後程解説しますね。
不動産コスト・内装・設備以外に「運転資金」として確保しておくべきコスト
など
ヘアサロンはこの運転資金と先ほどの不動産コスト・内装・設備を足し上げると1,200万~1,500万。融資範囲内で足りない!となった場合には、内装や設備費用を下げて調整しましょう。
足りなくなりそうだからといって、過大な見積もりをもらうのはNG!
のちのち民間銀行から実際に支払いをした証明を求められるケースもありますので注意が必要です。
え?どういうことですか?先生、詳しく教えてください!
売上は①客単価×②客数×③営業日数で決まります。
①の客単価は自分が扱ったこともない単価では根拠とはならず、以前に勤務先での客単価、自分の取り組みたい商品とそれを提供できるだけの自分の積み上げてきた経験が根拠となります。
②客数は、これまでの担当顧客数と、前のオーナーからお声掛けしてよいかどうかの許可を受けているかどうか、許可があるとした場合、前の勤務先と自分のお店との距離、そして、どの立地で出店するのか、どんな集客方法を選択するのか(詳しくはオープンから広告は必須! 編を参照)、が根拠となります。
支払う経費については、どの場所で出店するかで家賃が決まり、どんな人を採用するかで人件費が決まり、どれくらの規模のお店かで水道光熱費、消耗品などの経費が決まります。つまり、出店する場所と規模が決まればおのずと経費の根拠が決まります。
中嶋先生作成の事業計画書はこちら→ダウンロード
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解説!
(参考)不動産コスト・内装・設備
※スケルトンから作るのか、残置物の有無、内装のクオリティーにより工事費用はより高額になることもあります。
【POINT】
東京の場合、ヘアサロンの物件は保証金が高く、200万~300万かかるケースが多いです。その場合には上記の1,000万の融資額では足りないため、別途銀行から融資を受ける場合もあります。