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経営編⑤利益が増える「2年目」の注意点!2年目にお金を使いすぎるとつらい!?

集客も安定し始める2年目は、利益が出やすくなります。ただ、利益額だけを見てお金を使いすぎると、翌年苦しむサロンも多いのだとか…。注意したい2年目のお金の使い方について、解説していきます!

POINT

「3年目の税金」に備える!?

サロスケくん
中嶋先生、なんとか最初の確定申告、終えられました!うちのサロンも2年目に突入しましたが、何か気を付けることはあるのでしょうか?
 中嶋先生

 

2年目は、経費が多く出る1年目と比べて「利益」が出やすいです。お客様も順調に増えてきますし、消費税もまだ免税事業者なので消費税分がお店の利益になります。そんな2年目にどうお金を使うのか、がとっても大事なんです。
え、利益が出たらやりたいことや買いたいものも結構あったんですが…注意すべきポイントってなんですか?

解説!

2年目の利益に対し、押さえておきたい2点!

  1. 税金を払うタイミング
    当然ながら、2年目に出た利益については3年目に納税となります。その利益が大きければなおさら、支払に備え手元資金の確保が必要です!
  2. 予定納税
    2年目の予定納税基準額が15万円以上ある場合は、来年の税金を先払いで納税する、という「予定納税制度」があります。
    つまり、3年目には、「2年目に確定した所得税」と、「3年目の予定納税」の支払いがある、ということになります。

=3年目の支払いのためにしっかり手元資金の確保が必要!なのです。

例えば2年目に利益が出たからといって車を買いたがる人が多いのですが…。

ぎくっ!!

そうすると手元資金が減ってしまっているので、納税の時に苦しくなってしまうんです。

減価償却の計上方法、定額法・定率法とは?

まさに今、車が欲しいと思ってて…。でも!車って、減価償却で経費になるんじゃないんですか?

もちろんなります。ただ注意が必要で…

 

解説!

減価償却の「定額法」「低率法」とは?

  • 定額法…取得価額×定額法の償却率。基本的に毎年同じ額を計上。
  • 定率法…償却費の額は初めの年ほど多く、年とともに減少する。
    ただし、定率法の償却率により計算した償却額が「償却保証額」に満たなくなった年分以後は、毎年同額となる。

 

例えば、2年目の最後の月である12月に車が納車されたとすると、2年目で経費として計上できるのは「車を使い始めた12月の1カ月分だけ」となる点にも注意しましょう。

※大前提の注意!車を買っても納車した場合でも、事業のために使わないと経費にできません。

なるほど…買うとしたらやっぱりある程度利益が見えた年末になりますもんね。そうすると1、2カ月分の経費になるってことか…思ったより経費にならないな。それでも、定率法の方が経費が増えるから得なんですよね?

そうですね、でも、定率法で経費の額を少し増やせたとしても、車を買えばお金(=手元資金)が減ります。ローンで買ったとしても、これからの支払いも大きくなり、手元資金が減ってしまう要因になることに変わりはありません。
手元資金…。
サロスケくんは、2店舗目を持ちたい、という気持ちはありますか?
そりゃいずれは…。

 

であれば!2年目のお金の使い方が重要になります!それは別の記事でしっかり解説しますね。

【監修】なかしま税務労務事務所 税理士 中嶋政雄先生

プロフィール:
「美容サロン」のオーナーが税理士に求めていることを徹底研究。
「美容業界専門」税理士として活動中。
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