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第3章目指すは、1,000店舗

「上場はゴールではない。
ここからが勝負」

ニューヨークにある「A GRAND UNION」。2020年1月にオープンした海外進出1号店

今後の店舗展開は?

これからもFCオーナーを中心に、多店舗展開を加速していきます。我々の成長には、47都道府県で成功することが必要不可欠。地方はもちろん、首都圏にも店舗を増やしていきたいですね。

目標は、2023年10月期までに950店舗。さらにその先に関しては、現状国内には美容室が約25万軒あるので、その1%にあたる2,500店舗くらいまでは、スピード感をもっていけると考えています。

ただ、スタイリストが「やりたい」という場所でやらせてあげなければ、長く働ける環境はつくれません。なので人ありき、「スタイリストファースト」で、店舗はつくっていきます。

海外展開は、どのように考えていますか?

いま、ニューヨークに1店舗「A GRAND UNION」がありますが、コロナ禍でも売上を伸ばしてくれました。今後も「UNION」と「Agu.」が、アメリカと日本の架け橋となって、お互いの国のいいものを、双方に売れる仕組みを模索していきたいです。

そして、これはとても大きな夢ですが…。2040~2050年くらいまでに、北米1,000店舗出店、同時にアメリカでの上場を目指したいですね。

先ほど「スタイリストファースト」という言葉がありました。これは、上場後も変わらず?

「スタイリストファースト」であることも、投資家のみなさんに支持してもらえたポイントだと思います。当初は、「普通はカスタマーファーストなのに、なぜ?」と何度となく聞かれましたが、その度に熱く語ったことがあります。

それは「スタイリストが幸せでないと、お客さまに幸せを届けられない」ということ。我々経営者だけが搾取するような業界であってはいけないということ。経営者と労働者は対等であるべきで、そんな業界に変化すべきだと思っています。美容業界に若い担い手が入ってこなくなったら、メディアも、サロンも、スタイリストも、すべてシュリンクしていきます。それは誰も望んでいないことだと思います。Z世代といわれる彼らが、年収1億円、2億円稼げると夢を持てる業界。ないしは、安定した生活を送れて、しっかり将来を計画できる業界にしていきたいと思いました。僕らの世代が想いを持つだけではなく、実行していかなければ、そういう未来になっていかないので、いま、その道をつくらないと。

弊社の上場がきっかけで、「僕も!」「私も!」と、上場を目指す経営者が増えてくれたらいいなと思います。それには、私たちの認知度は、まだまだ足りません。投資家の方々に生の声を届けながら、950店舗、1,000店舗と拡大し、新卒入社が1,000人、2,000人と膨らんでいったら、「Agu.と一緒に何かをしたい」という経営者も増えていくのでは…。上場はゴールではない、ここからが勝負です。

未来の美容業界への想いを馳せる一方で、
これまで貢献されてきた方々へのリスペクトも語っていた市瀬さん。

『地方に目を向けると、美容室経営者は5割以上が60歳以上。“もう年だから店をたたもう”となる方が、いるかもしれません。でも、大事なお客さまがたくさんいるはず。我々が手を差しのべることで担保できることがあれば、一緒にがんばりましょう、という想いがあります』

利他の精神を持つことが、Agu.のカルチャー。
自分ではなく、人のため。
自社だけではなく、他社のため、そして業界の未来のために。

今回の上場が、美容業界にとっても大きな一歩であること。それは、間違いありません。

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