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女性が活躍するサロン

女性スタッフが辞めない
サロンの秘訣

結婚・出産を経ても女性スタッフが長く活躍している、さまざまなサロンの取り組みや職場づくりを紹介していきます。

vol.1518時閉店・アシスタントゼロが叶う
    「女性の働き方をつくるサロン」のヒミツとは?

L-Blossom 常盤台店/ヘアサロン

東京都板橋区

東京、埼玉に36店舗を構える「ブロッサム」は、女性スタッフが働き続けられる環境づくりに早くから取り組んできたグループ。大人女性に向けた店舗「エルブロッサム 常盤台店」は、さまざまな施策を行ってきた経験を元に、「女性の働きやすさをつくるサロン」というミッションを持ってオープンしました。トータルビューティーを叶える地域密着型のサロンとして、試行錯誤をしながら5年目を迎えた今、その取り組みを伺いました。

1取り組み

他店舗と差別化し、60代店長をはじめ、
ベテラン女性中心のスタッフ構成に。

どんな取り組み?

若手の多い店舗と差別化し、ベテラン女性スタッフが活躍する場としてつくられたサロン。スタッフは女性のみ。60代の店長を筆頭に、スタイリスト歴10年以上のスタイリスト4名が在籍している。家庭と両立したいという美容師を集めることで、スタッフ間の摩擦もなくなり、「働きやすさ」につながっている。

メリットは?

「ベテランスタッフの存在により、40代〜60代のお客さまにも安心してご来店いただいています」とスーパーバイザー・大澤さん。地域のお客さまのボリュームゾーンが「F2世代(35〜49歳)以上の大人女性」であることに着目し、スタッフにもベテラン女性を揃えることで、お客さまに来ていただきやすい店舗づくりを心掛けている。エイジングケアメニューを揃えたり、お店のヘアカタログは大人世代のリアルなお客さまに協力いただくなど、ターゲットを明確に絞り集客に成功している。

店舗でお客さまに配布しているニュース「NOW」にも、お客さまをモデルにした写真を掲載。モデルになったお客さまにも喜んでもらえ、知り合いを紹介してもらうきっかけにもなっている

店舗でお客さまに配布しているニュース「NOW」にも、お客さまをモデルにした写真を掲載。モデルになったお客さまにも喜んでもらえ、知り合いを紹介してもらうきっかけにもなっている

2取り組み

「18時閉店」「アシスタント0名」で
時短による周囲への気遣いを一掃。

どんな取り組み?

平日、休日問わず、営業時間は9時〜18時。アシスタントを雇っていないため、営業後は練習会をせずに、閉店作業をしてすぐに帰宅することができる。例外的にアシスタントが入った場合は、営業時間中にプライベートルームなどで練習を行い、営業後にまで響かないようにしている。

メリットは?

時短勤務をしているママスタイリストなどの場合、営業途中での帰宅や、夜の練習会欠席は仕方のないこと。しかし、「アシスタントの練習を見るのも仕事のうち」と考えるスタイリストにとって、どうしてもそれがネックになり、居づらくなって辞めてしまうことも。このような時短によるストレスをなくすことで、より働きやすくしている。

「閉店作業をできるのがうれしい!」とママスタイリスト・山田さん

「閉店作業をできるのがうれしい!」とママスタイリスト・山田さん

3取り組み

「週1回、4時間以上」から勤務が可能。

どんな勤務ができる?

最低勤務時間は「週1回、4時間」。それ以上であれば、少ない日数、時間でも雇用している。しばらく休んだ後の復帰で技術に不安がある場合は、グループ全体で行っている定例の講習会で、休眠美容師向けのプログラムに参加することもできる。

メリットは?

時間的なハードルを下げることで、「美容が好きで少しでも携わっていたい。でも生活の方をメインにしたい」という美容師を雇用することが可能になった。同店の働き方に惹かれて入店する美容師も多く、「少しでもできることがうれしい!」という声も。同グループでは、10年ほどのブランクを経て復帰した美容師もいる。

実際に最低勤務時間で働くスタッフもおり、ママスタイリストも多数、活躍中

実際に最低勤務時間で働くスタッフもおり、ママスタイリストも多数、活躍中

エリア統括・スーパーバイザーインタビュー

常盤台店のマネージメントを行う大澤尚也さん。成増店店長を経て、約1年半前にエリア統括・スーパーバイザーに。常盤台店を含め5店舗、3ブランドを担当している

Q. 苦労したことは?

A. 今までのトップダウンではダメ。「伝え方」ひとつまで気を配りました。

スーパーバイザーになる前に店長を務めていた成増店は売り上げ、客数ともに多い大型店。昔ながらの体育会系的な経営をしていました。それに対して常盤台店は「女性の働きやすさ」を大切にするベテラン女性スタッフの店舗。以前のようなトップダウンではうまくいかず、お互いが理解し合わないとチームとして同じ方向を向いていけないと感じました。言葉の選び方も大切で、「これをやって」ではなく、「協力してもらえないか」と伝えていく。そういう小さな積み重ねが、よりよいチームワークにつながると思っています。

Q. 工夫している点は?

A. 女性スタッフに大切なことを伝えるときは、直接話さず店長を通す。女性からの目線で伝えてもらいます。

これまでの経験で、店舗マネジメントはリーダーシップを発揮しても、スタッフの気持ちに配慮できていないとうまくいかない。売り上げが上がってもお店の雰囲気は悪くなると感じていました。とはいえ、男性だと気をつけていても女性の気持ちに配慮できていないことがどうしてもある。そこで常盤台店では女性店長に協力してもらい、私から直接伝えるのではなく、店長を通して女性の言葉で伝えてもらっています。
「女性の働きやすさをつくる」というのがミッション。まだまだ試行錯誤していますが、お店のスタッフが今よりもっと仕事が楽しく、もっと生活が楽になるような働き方がつくれるように、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。

Salon Data

L-Blossom 常盤台店【エルブロッサム 常盤台店】

アクセス
東武東上線ときわ台駅より徒歩2分
創業年
1987年
店舗数
36店舗 ※Blossomグループ
設備
10席
スタッフ数
8名(うちスタイリスト6名、アシスタント0名、ネイリスト2名)
URL
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000108136/
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