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第2章統合によるシナジーとは

「双方の得意分野が違うから、
“イイトコ取り”ができる」

直営&FCで複数ブランドを展開するmirror ball。全国に出店を続け、現在145店舗(2025年11月末時点)

経営統合で、さまざまなシナジーが生まれそうです。店舗も、mirror ballは全国に展開しており、ALBUMは都心部中心なので、エリアのカブりはない?

中野:たとえば都内でも「池袋」にはどちらのサロンもありますが、お客さまのターゲットが異なるので問題ないです。ALBUMが20代メインで、mirror ballは20代後半から30代。

槙野:mirror ballはヘッドスパ・髪質改善に強みを持ち、ALBUMはトレンドやSNS発信が得意なので、それぞれが講習をすれば、お互いに高みを目指せます。

また、ALBUMは超都心でブランド力を発揮するサロンなので、5~6年前からは新卒メインの採用にして、自社アカデミーで力を磨いていくスタイルでやってきました。一方、mirror ballは中途採用が中心。

中野:うちはだいたい3割が正社員、7割が経験者である業務委託です。mirror ballは育成機関としてのアカデミーを持っていませんが、ALBUMのアカデミーは新卒採用の社員向けと、スタイリスト経験者が有料で受講できる外部向けのものがある。アカデミーを活用すれば、mirror ballの人材育成も大きく飛躍できます。

会社のバックオフィス機能は統合していく計画でしょうか。

中野:広報、採用、経理、システム開発といった部分は統合する流れで動いています。たとえばシステム面では、mirror ballはPOSなどの基幹システムを作っていて、ALBUMはマネジメントや顧客コミュニケーションのシステムを開発しています。いずれ、そこを一体化できたらと思っています。あと、mirror ballではFC展開やグループ内独立の仕組みが確立できたので、それをALBUMにも応用していきたいですね。

槙野:双方の得意分野が、おもしろいほど異なっているんです。うちは業務委託やシェアサロン業態もありますが、どちらも中野さんのほうが得意なので、その面はお任せしようと。一方でALBUMというブランドサロンや、ECに関してはmirror ball側になかった分野。そのように、お互いの“イイトコ取り”ができると考えています。

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