イノベーターが
見ている未来
vol.125
その取り組みと背景、そして未来についての展望をうかがいます。
「JUNO HAIR」カン・ユンソンさん、チェ・ミョンヒさん
「JUNO HAIR JAPAN」坂口貴徳さん
約180店舗を展開する韓国のトップサロン「JUNO HAIR(ジュノヘア)」。2025年12月、日本1号店となる「JUNO HAIR JAPAN 渋谷」をオープン!JUNO HAIRの強さを支えているのは、「JUNO ACADEMY(ジュノアカデミー)」の存在。その思想は、日本の美容にどんな可能性をもたらすのか。来日したJUNO HAIRのカン・ユンソン代表と海外事業本部チェ・ミョンヒ専務、そして日本法人代表を務める坂口貴徳氏に話を聞いた。
ヘアサロン3店舗での勤務を経て、1982年にJUNO HAIRをオープン。英ヴィダル・サスーンアカデミー修了。2025年9月、世界最大級の米投資ファンド「ブラックストーン」からの出資が、世界的なニュースとなった。
■「JUNO HAIR」海外事業本部 専務 チェ・ミョンヒさん(写真・左)
1998年、JUNO HAIRに入社。創業以来、過去最短のスピードで支店長に就任した経歴を持つ。現在はJUNO HAIRのグルーバル戦略を推進するほか、「Avenue JUNO」「JUNO」総括責任者として手腕を発揮。
■「JUNO HAIR JAPAN」代表 坂口貴徳さん(写真・中央)
2019年の大阪出店を皮切りに、東京、マレーシアへと事業を拡大。ヘアサロンなどを18店舗展開する「CHAINON(シェノン)」代表を務める。約120サロンが加盟する、自律型共創コミュニティ「CVC」も運営。
第1章JUNO HAIR JAPAN、始動
「フリーの予約が多いのは、
JUNO HAIRというブランドの力」
韓国の最新トレンドに精通したスタイリストが集結する「JUNO HAIR JAPAN 渋谷」。レイヤーカット・無重力パーマなど、“似合わせ韓国スタイル”が叶う
2025年12月、JUNO HAIRの日本1号店となる、JUNO HAIR JAPAN 渋谷がオープンしました。
カン:心から「おめでとうございます」と伝えたいです。お客さまに「ここで施術したい」と思ってもらえるように、そして美容師さんから「ここで働きたい」と思ってもらえる、そんな愛される場所になってほしいですね。
坂口:ありがとうございます。がんばります!JUNO HAIRの名前を背負っているので、「韓国“風”」ではなく、「本場韓国を体感できるサロン」であることがウリです。びっくりしたのが、ホットペッパービューティーでフリーの予約が多いこと。これは、JUNO HAIRというブランドの力。
坂口さんは、JUNO HAIRのどんなところに可能性を感じましたか?
坂口:経営や教育に対するカンさんの思想がすごく好きで、「JUNO HAIRを通じて日本の美容に貢献したい」と思ったことがきっかけです。
年始にJUNO HAIR本社の始業式があって、約4,000人が集まりましたが、なんと朝6時から!そのあと、サロンワークをするんですよ。日本は、待遇こそ改善されてきたものの、どこかサラリーマン化が進み、美容師としての熱量が下がっているように見えます。一方で、韓国の美容師たちは美容に人生をかけるほどの熱意があって、業界全体にエネルギーがある。
その違いは、個々の美容師というより、業界全体の仕組みの差なのでしょうか。
坂口:そうですね。韓国ではJUNO HAIRを筆頭に強い“ブランド”が育ち、切磋琢磨している。それに対して日本は、フリーランスや小規模サロンが増えた結果、力が分散してしまった。その違いが、技術や提案力の差として表れているんじゃないかな、と思います。
実は今日、JUNO HAIR JAPAN 渋谷で施術をしてもらいました。まさに、突き抜けた「提案力」に感動!担当スタイリストさんは、JUNO ACADEMYでカンさんに学んだ「愛されるように行動する」という言葉を、常に意識しているそうです。
カン:それは、とてもうれしいですね。私がお伝えした考え方が現場で活きているとしたら、これ以上の喜びはありません。
JUNO HAIR JAPANの内装は、韓国本社のデザインチームが監修。コンクリート×ウッドのモダンな世界観(セット面は10席)
温かみのある照明、韓国カフェのような香り、K-POPが流れる空間。JUNO HAIR JAPANでは、五感で“韓国サロン体験”を演出






















韓国「JUNO HAIR」が日本上陸!
学び続ける者だけが世界を変える。