経営編⑤利益が増える「2年目」の注意点!2年目にお金を使いすぎるとつらい!?
集客も安定し始める2年目は、利益が出やすくなります。ただ、利益額だけを見てお金を使いすぎると、翌年苦しむサロンも多いのだとか…。注意したい2年目のお金の使い方について、解説していきます!
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集客も安定し始める2年目は、利益が出やすくなります。ただ、利益額だけを見てお金を使いすぎると、翌年苦しむサロンも多いのだとか…。注意したい2年目のお金の使い方について、解説していきます!
例えば2年目に利益が出たからといって車を買いたがる人が多いのですが…。
ぎくっ!!
まさに今、車が欲しいと思ってて…。でも!車って、減価償却で経費になるんじゃないんですか?
もちろんなります。ただ注意が必要で…
減価償却の「定額法」「低率法」とは?
例えば、2年目の最後の月である12月に車が納車されたとすると、2年目で経費として計上できるのは「車を使い始めた12月の1カ月分だけ」となる点にも注意しましょう。
※大前提の注意!車を買っても納車した場合でも、事業のために使わないと経費にできません。
なるほど…買うとしたらやっぱりある程度利益が見えた年末になりますもんね。そうすると1、2カ月分の経費になるってことか…思ったより経費にならないな。それでも、定率法の方が経費が増えるから得なんですよね?
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解説!
2年目の利益に対し、押さえておきたい2点!
当然ながら、2年目に出た利益については3年目に納税となります。その利益が大きければなおさら、支払に備え手元資金の確保が必要です!
2年目の予定納税基準額が15万円以上ある場合は、来年の税金を先払いで納税する、という「予定納税制度」があります。
つまり、3年目には、「2年目に確定した所得税」と、「3年目の予定納税」の支払いがある、ということになります。
=3年目の支払いのためにしっかり手元資金の確保が必要!なのです。