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美容サロンが知っておきたい!

新型コロナウイルスによって、世の中が大きく変わりました。
「withコロナ時代」と呼ばれる環境下で、美容サロンに求められるものとは?
先進的な取り組みを通して、そのヒントをお伝えします。

vol.02

※紹介しているコロナ対策は取材時点のものです。状況によって、日々変わる可能性がありますのでご了承ください

ヘアサロン「Ash(アッシュ)」を中心に、グループ企業7社、300超の店舗で多様な美容サロンを国内外に展開している「アルテ サロン ホールディングス」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、主要ブランドの「Ash」は4月10日から全店舗休業に。衛生管理のオペレーションを整備し、5月7日から営業を再開しました。

※「アルテ サロン ホールディングス」HP
https://arte-hd.com/

「アルテ サロン ホールディングス」吉原会長、「QBハウス」北野社長、「東京都美容生活衛生同業組合」村橋専務理事、「ホットペッパービューティーアカデミー」千葉による、『トップインタビュー~コロナに関する座談会~』はコチラ
https://hba.beauty.hotpepper.jp/check/21816/

#01衛生管理についてのオペレーションを整備。

 コロナに対する正しい対策が何なのか、ハッキリと存在していなかった状況のなかで、独自のオペレーションを整備。それを、全店舗で実行できるレベルにまで落とし込んでいきました。具体的には、お客さまに自サロンの対策を理解してもらえるよう、感染防止策「3Sオペレーション」を独自に作成。これによってスタッフも「自分たちが衛生管理で取り組まなければならない具体的な行動を認識できる」という側面があったそうです。

※「3Sオペレーション」とは?

1.Sanitary Condition(衛生的な状態)
スタッフの手洗い・手指の消毒、マスク・フェイスガードの着用。定期的な店内換気(2時間に1回:10分)、店内消毒(ドアノブ、椅子、各種電子端末など)、施術道具の消毒(ハサミ、ブラシ、カット&シャンプークロスなど)

2.Social Distance(社会的距離)
一定間隔を空けての施術サービス(セット面は1台空けて使用。待ち合いスペースも同様)や、店内滞在人数を限定するため予約の制限、透明シートによる間仕切りなどを設置

3.Shorter Stay(短時間の滞在)
ひとつのメニューに絞ったサービスの提供や、店内の待ち時間の極小化により、約1時間の施術サービスを基本とすること、感染リスクとスタッフの負担を最小化する効率的な運営を目指すことなどを規定

#02サロン&スタッフ、双方から「コロナ対策」を発信。

 「アルテ サロン ホールディングス」として統一の施策をHP上にアップするのはもちろん、各店舗でもそれぞれの取り組みを行いました。なかでも「Ash川崎店」では“入店~退店”までの流れの中で、どんな対策をしているかをYouTubeでわかりやすく紹介するといった工夫が。またスタッフも個々に、InstagramやFacebookなどで、お客さまに向けて対策をアピールしました。

※画像はともに、「Ash川崎店」YouTubeより

[受付]お金やカードの受け渡しは、手渡しにせずトレイで

[シャンプー]飛沫防止のため、フェイスシールドの角度を工夫してシャンプーを行う

#03対策は、お客さまはもちろん、スタッフとその家族のため。

 「うちは国内14都府県に店舗がありますが、特に東京、首都圏の方がコロナ対策を気にされます。お客さまだけでなく、スタッフ、そしてスタッフのご両親やご家族に心配をかけないためにも、徹底した対策を行うことが重要です。」と、「アルテ サロン ホールディングス」 会長 吉原直樹さん

POINT!

  • 衛生管理についてのオペレーションを整備。
  • サロン&スタッフ、双方から「コロナ対策」を発信。
  • 対策は、お客さまはもちろん、スタッフとその家族のため。
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