経営編①祝!開店★売上管理って毎日必要?PL/BSのキホン
開業編で中嶋先生にたくさんの助言をもらい、なんとかサロンをオープンしたサロスケくん。いよいよサロン経営に必要な観点を学んでいきます。
美容の未来のために、学びと調査・研究を
開業編で中嶋先生にたくさんの助言をもらい、なんとかサロンをオープンしたサロスケくん。いよいよサロン経営に必要な観点を学んでいきます。
そうだね、まずは毎日の売上管理は必ずしっかりすること。その際に、売上だけでなく「経費」もしっかり管理することが大事です。これが後々確定申告の際にも必要になりますからね。
え?売上だけの管理じゃダメなんですか?面倒だな…。
サロスケくん、売上だけだと、あといくら使っていいのか?などの判断ができませんよ。
これを月次単位で管理するのが「月次決算」です。この月次決算をしっかりやっておけば、「コロナ対策の給付金や補助金申請」などもすぐにできたりしますよ。
この「月次決算」は、まずはしばらくは毎月管理していって、売上が安定してきたら、2カ月に1回程度でも構いません。お店に必要な経費は毎月ほぼ変わらないですからね。
簡単に管理する方法として、サロンボードやPOSといった「売上・予約を管理するシステム」を使うという方法もあります。
売上管理のために、サロンボード(ホットペッパービューティーの予約管理システム)やPOSなどを上手に使おう!
売上管理だけでなく、カルテなどの顧客管理も一緒に可能なものも多い。
※注意※
複数のシステム利用は予約管理の煩雑化やミスの原因に…。
予約管理を優先に、一つのシステムだけ使用することをおすすめします。
そっか…売上の管理をシステムでやる方法もあるのですね。
以前、「資金調達~オープンから広告は必須!~」の回で「ホットペッパービューティーへの掲載」をおすすめしましたが、ホットペッパービューティーに掲載すれば、サロンボードが無料で使用できます。こちらで売上管理はもちろん、客数・単価などの管理も可能、ということなんですね。
サロンボードでは、分析機能の活用も無料で利用可能!
詳しくはこちらの動画をチェック!→ヘアサロン向け/ネイル・アイサロン向け/リラク・エステサロン向け
サロスケくん、いい着目点です!美容サロンのオーナーさんは年1回だけ税理士さんに依頼をして確定申告だけしてもらうケースも多いけれど、実はそれだと、「本来できた節税対策ができずに手遅れ」になってしまうこともあるんです。
では「確定申告のタイミングでは遅い!納税予測で、適切に『税金を未来の貯蓄』に変える!」編で詳しくお話ししましょう。その前に、次の記事では、まずはどんな税金を払う必要があるのか?を理解していきましょう。
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解説!
まずはPL【損益計算表】、BS【賃借対照表】のキホンを知ろう!
PLはお店がどれくらい稼いだのかを知るためのもの。BSはお店の財産の状況を知るためのもの=お店の信用度を図るもの。
PL、BSについては、こちらの動画で詳しく解説しています!
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POINT
PLで、売上だけでなく「毎月何にいくら使っているのか(=経費)」「利益はいくらか」を知ることで、あといくらお金を使っていいのかがわかります。この結果から、設備投資や広告費の追加投資といった投資ができるのかどうかが初めて検討できるようになります。